都心部や駅近の立地が多く、職住近接の暮らしを求めるシングルや共働きカップル、子どもが独立したシニア層から注目を集めるコンパクトマンション。広さを抑えた分、予算内で便利な立地での家探しができることも魅力でしょう。そんなコンパクトマンションについて解説します。 コンパクトマンションとは? コンパクトマンションとは、30~50m2くらいの広さで1DK~2LDK 程度の間取りが中心のマンションを指します。明確な定義はありませんが、ファミリータイプよりも小さく、ワンルームよりも広いという住戸についての呼称です。なお、「コンパクト」は物件の総戸数が少ないという規模を意味するものではありません。「1990年代、マンションの主流はファミリータイプで、他は単身用や投資用のワンルームでした。その後、20年くらい前から、晩婚化や共働き世帯の増加などを背景に、コンパクトマンションのサイズがちょうどいいという人が増