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書籍に関するwhite_roseのブックマーク (79)

  • 宮崎駿監督、新作タイトルは「君たちはどう生きるか」:朝日新聞デジタル

    アニメーション監督の宮崎駿さん(76)は28日、制作中の新作の題名が「君たちはどう生きるか」になると明かした。1937年に吉野源三郎が発表した名著から取った。「そのが主人公にとって大きな意味を持つという話です」と内容にも触れた。「完成には3年か4年かかる」と言う。 宮崎監督は2013年に長編制作から引退を表明したが、今年に入り撤回。新作に取りかかっていた。 28日に東京都新宿区の早稲田大学で開催された新宿区立漱石山房記念館開館記念イベント「漱石と日、そして子どもたちへ」(新宿区主催、朝日新聞社など共催)に登壇。作家・半藤一利さんとの対談で、約1千人の参加者を前に新作について語った。 夏目漱石の「草枕」を「何度読んだか分からないくらい好き」と言う宮崎監督に、半藤さんが「5分間でいいので好きな場面をアニメにしてほしい。記念館で流せば、たくさんの人が来てくれる」。突然の提案に宮崎監督は苦笑し

    宮崎駿監督、新作タイトルは「君たちはどう生きるか」:朝日新聞デジタル
    white_rose
    white_rose 2017/10/28
    まじかー。主人公にとって大切な本ということだから脚本はオリジナルか。/こんな時代だからかなあ、漫画化もされたし宮崎アニメ関連ならみんなちょっとは手に取るかな?
  • なぜ最初から文庫本で出さないのか?

    http://anond.hatelabo.jp/20151118225408 業界内部増田です。 まず、当にどうしようもない(不可抗力ではなくしょうもないという意味)理由として、その作者さんと編集者さんのアクセスできるラインに制約があります。文庫しかアクセス出来なければ文庫で出しますし、文芸書的な編集部ならその判型で出すというのはあります。作家や編集者は、どんな装幀のでも自由に出せるかと言えばそんな事もなく、編集部の主戦場にしてる判型や書店の棚というものがあるのです。営業が影響力を発揮できる範囲は書店全域ではありません。まあ、これは後付けのところのしょうもない理由ですね。 より質的な理由としては、「想定読者数(≒初版部数)」の問題があります。もし、新書、四六判、文庫など自由な判型が選びうる編集部で企画が進んだ場合、問題になるのは、このを何人くらいの読者が求めてくれるか? という

    なぜ最初から文庫本で出さないのか?
  • Amazon.co.jp: そうだ難民しよう! はすみとしこの世界: はすみとしこ: 本

    Amazon.co.jp: そうだ難民しよう! はすみとしこの世界: はすみとしこ: 本
  • 犯罪者を特定する因子は存在するのか? 『暴力の解剖学 神経犯罪学への招待』 - HONZ

    HONZが送り出す期待の新メンバー・冬木 糸一。若干26歳にして恐るべき読書量を誇り、彼の個人ブログ「基読書」では注目のノンフィクションが続々と、HONZに先んじる形で取り上げられていった。こんな危険な輩を外で野放しにしておくわけにもいかないので秘密裏に交渉し、メンバー入りへと至った次第。今後の彼の活躍に、どうぞご期待ください!(HONZ編集部) 日のようにかなり平和な国であっても人は人を殺す。メディアは殺した人間をどのような人間であったのか、どのような趣味を持っていたのか、いかにも人を殺しそうな人間であったのか、はたまた普段は人当たりのよい人間だったのかと、盛んにそのパーソナリティに迫ってみせる。 そんな時、「どこにでもいる、あなたの隣にもいそうな人間が超凶悪な殺人犯でした! あなたも危ないかもしれません!」とただ危険を煽るだけだと問題でも生じるのだろうか、そこに何らかの特徴をつけて

    犯罪者を特定する因子は存在するのか? 『暴力の解剖学 神経犯罪学への招待』 - HONZ
  • 本日最終回「花子とアン」村岡花子はなぜ『赤毛のアン』の重要場面を翻訳しなかったのか - エキサイトニュース

    アハもじゃの社長さんのおかげで『赤毛のアン』が出版されることになり大団円の『花子とアン』。 実は、村岡花子の訳した『赤毛のアン』には、大きな謎がある。 第37章、最後からひとつ前の章。 マシュウが心臓発作で死んでしまう。 その晩、残されたマリラはアンに、いかに自分がアンを愛しているかを語る。 このシーンを、村岡花子は訳していないのだ。 村岡花子訳『赤毛のアン』では、こうなっている。 “その声を聞きつけたマリラが部屋にはいってきた。 二人はともに泣き、心から語りあい、慰めあった。 二日たってから、マシュウ・クスバートは彼が耕した畑やたいせつに育てた果樹園を通って運ばれていった。” (赤毛のアン』村岡花子訳・新潮文庫・昭和六十一年四月三十日七十四刷P376) この部分、原文ではこうである。 Marilla heard her and crept in to comfort her. "Ther

    本日最終回「花子とアン」村岡花子はなぜ『赤毛のアン』の重要場面を翻訳しなかったのか - エキサイトニュース
  • 素朴な「感謝」がファシズムを支えるとき│映画作家・想田和弘の「観察する日々」

    『選挙』『精神』などの「観察映画シリーズ」で知られる映画作家、 想田和弘さんによるコラム連載です。 ニューヨーク在住の想田さんが日々「観察」する、 社会のこと、日のこと、そして映画や芸術のこと…。 月1回の連載でお届けします。 第20回 素朴な「感謝」がファシズムを支えるとき 来年、テレビ東京開局50周年企画として、百田尚樹氏の小説『永遠の0』(太田出版)がドラマ化されるそうである。周知の通り、作はすでに映画漫画になっている。原作は累計で530万部を売り上げ、映画は700万人を動員したという。今度のドラマ化は「2匹目だか3匹目のどじょう」を狙ったものなのだろう。 ドラマのウェッブ・サイトには、次のような百田氏のコメントが寄せられている。 「このたび、テレビ東京から『永遠の0』をドラマ化したいという申し出を受けました。三日間通しての放送と聞いて、心が震えました。映画版は原作者である私自

    素朴な「感謝」がファシズムを支えるとき│映画作家・想田和弘の「観察する日々」
    white_rose
    white_rose 2014/09/18
    「感謝」って不思議な発想だ。「感謝」と「哀悼」……ちょっとずれてる気がするというときは実は大きくずれてるのかもしれない。
  • ※【閲読注意】中毒性が高い作家10人!お前らを蝕んでやろう - 雑記

    暑中見舞い申し上げます。 近々、正当なブックレビューをあげたいと思っているのですが、夏休み中に是非とも読んでいただきたい危険な作家たちをわたしなりご紹介! 百害あって一利なし! 「死ぬ前に読め」ではない。「読んで死ね」だ! 1人1冊、計10人分をどうぞ! ※読後の人生がどうなっても一切の責任はとりましぇん ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【デミアン】 著者=ヘルマン・ヘッセ ※友情も愛情も大切にしたいのに、できないあなたへ デミアン (新潮文庫) 作者: ヘッセ,高橋健二 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1951/12/04 メディア: 文庫 購入: 9人 クリック: 322回 この商品を含むブログ (104件) を見る 『車輪の下』で有名な作家ヘッセ。わたしがもっとも愛する作家で、彼の作品の中でもとりわけ中毒性の高く問題作と言われるのが

    ※【閲読注意】中毒性が高い作家10人!お前らを蝕んでやろう - 雑記
    white_rose
    white_rose 2014/08/16
    いいなあこのリスト。やっぱこういうのは若いうちにいっぱい読むべし。
  • 3分で読める【名著】銃・病原菌・鉄~何故ヨーロッパ人が世界を征服できたのか~

    高須賀とき @takasuka_toki これから銃・病原菌・鉄 http://t.co/jtkAZ3GN の大雑把な内容を書いていきます。この、有名ですが、ページ数が多くそして値段が高いという事で躊躇している方も多いと思います。僕としてはこのtweetを読んで興味をもってくれる人が一人でも増えてくれると嬉しいです。 2011-09-21 21:33:34 高須賀とき @takasuka_toki このは著者があるニューギニア人に受けた、「あなたがた白人は、沢山のものを発達させてニューギニアに持ち込んだが、私達ニューギニア人には自分のものといえるものがほとんどない。それは何故だろうか?」という質問に対する回答、という形で構成されています。 2011-09-21 21:38:06 高須賀とき @takasuka_toki この質問に対する回答として著者は、白人の遺伝子が優れているからなど

    3分で読める【名著】銃・病原菌・鉄~何故ヨーロッパ人が世界を征服できたのか~
  • 『「若作りうつ」社会』を出版しました - シロクマの屑籠

    「若作りうつ」社会 (講談社現代新書) 作者: 熊代亨出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/02/19メディア: 新書この商品を含むブログ (16件) を見る お陰様で、シロクマは3つめの単著を出版できました。 ウェブサイト時代からこのかた、私は“現代人の年の取り方”に強い関心を持ち続けてきました。以下の文章などは、その最たるものです。 ・オタク中年化問題―汎用適応技術研究 ・「歳の取り方」が分からなくなった社会 - シロクマの屑籠 ・思春期世代が大人になれないのは誰のせい?----おかしくなった世代交代 - シロクマの屑籠 ・「自己中心的な若者」より「自己中心的な老人」のほうがヤバい - シロクマの屑籠 ・伸びたのは「余生」であって、「若さ」ではない - シロクマの屑籠 いつも書いているように、人間は、生物として年を取っていく生物であるとともに、社会的・心理的にも年を取っていく生

    『「若作りうつ」社会』を出版しました - シロクマの屑籠
  • 【IWJブログ】「アンネの日記」事件と蔓延する歴史修正主義 国際世論から警戒される安倍政権 | IWJ Independent Web Journal

    東京都内の公立図書館に所蔵されている「アンネの日記」や、ホロコーストに関する書籍のページが破られるという被害が相次いでいる。 2014年2月21日(金)時点での被害は、東久留米市、西東京市、武蔵野市、練馬区、中野区、豊島区、新宿区、杉並区の東京都西部の3市5区で、計294冊にのぼるという。「アンネの日記」以外の、破られた「ホロコースト関連の書籍」とは何か、書名はまだ判明していない。(毎日新聞 2014年2月21日 アンネの日記:関連破損、東京の3市5区で294冊) この事件は日国内だけでなく、BBC、ニューヨーク・タイムズ、ワシントンポスト、ガーディアン、ハーレッツなど、海外の主要メディアもこぞって報じている。 Anne Frank’s Diary vandalised in Japan libraries(BBC 2014.02.21) Hundreds of Anne Frank

    【IWJブログ】「アンネの日記」事件と蔓延する歴史修正主義 国際世論から警戒される安倍政権 | IWJ Independent Web Journal
  • 「コロンバイン 銃乱射事件の真実」 - Life_Fragment_log _ / _或いは _ /Life/Glitch/Memo_

    ◆ 少し前からちまちまとページをめくっていた「コロンバイン 銃乱射事件の真実」をこの火曜日に読み終える。大変に刺激的な作品で、久しく忘れていたあの奇妙な殺戮の行為に関して、ぼくの認識を全く新たにしてくれた。 襲撃が行われてから既に10年の月日が経っているが、それだけの時間をかけねばならなかった必然性がはっきりと感じ取れる。現時点で、事件に関してもっとも多面的に、詳細に分析されただと思われる。 欲を言うならば、この発言をしたのが誰なのか、状況が何時なのかが少し分かりづらいなど、訳が気になる箇所があるのと(様々な関係者が入り乱れて人名が煩雑なので、人物一覧など、もう少し補助的な資料も欲しかった)、あとは、村上春樹の小説のようなデザインの原書に比べて、日語版は実にダサいのが残念だった。アメリカ人には「コロンバイン」だけで話が通じるが、日ではそうもいかないし、河出版は分かりやすさと扇情性も重

    「コロンバイン 銃乱射事件の真実」 - Life_Fragment_log _ / _或いは _ /Life/Glitch/Memo_
  • STOP!! Amazon!! ●出版社へ呼びかけ - 日本出版者協議会

    ── Amazonのポイントサービス=値引販売を止めるために ── 日出版者協議会(出版協、98社)は7日、記者会見を行い、Amazon Student プログラムの10%ポイントサービス中止を求めて来ましたが、何ら改善されないため、同サービスから自社商品の除外を求める要望書を会員社51社が送付したことを発表。対象となる書籍は41,740点、これはアマゾンの流通書籍(70万点)のうち約6%になります。

    STOP!! Amazon!! ●出版社へ呼びかけ - 日本出版者協議会
  • ニッポンの夏、ラッセンの夏 - ohnosakiko’s blog

    タイトルはニッポンとラッセンで韻を踏んでみました(言わなくてもわかる)。 ラッセン論集『ラッセンとは何だったのか? - 消費とアートを越えた「先」』がいくつかのニュースサイトで取り上げられて急に話題になり出したと思っていたら、このタイミングでラッセン氏が今夏も来日して展覧会をやっているそうで、「ラッセン」でtwitter検索するとそれらのtweetが相俟ってなかなか”壮観”な眺めになっている。 多いのは「ラッセン展覧会行きたい」*1「ラッセン見にいかねば」「ラッセンいいよね大好き♡」といったファンの人々のtweetで、特に驚いたのがこれ。 @tocki06 行きたい( ゚Д゚ )美術の教科書ラッセンのとこばっか見てた♡会える?!Σ( ̄[] ̄;)!— れーか (@1122_rere) July 11, 2013 ラッセンが「美術の教科書」に?! マジですか!! ってラッセンほど有名なら日

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  • 国道沿いの「退屈」について――『ここは退屈迎えに来て』 - シロクマの屑籠

    ロードサイドと東京を往復するような物語は、ケータイ小説ライトノベルにもそれなりある。けれども自意識を滴らせるような小説にはそれほど出会ったことがない。もし、出会ってしまったなら、きっとひどく感情移入してしまうんだろうなぁと前から思っていた。で、 ここは退屈迎えに来て 作者: 山内マリコ出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2012/08/24メディア: 単行購入: 9人 クリック: 100回この商品を含むブログ (68件) を見る この短編小説集の存在は、「今度、すごいロードサイド小説が出るらしい」と耳にしていた。古い集落に生まれ、郊外の国道沿いで思春期を過ごした私にとって、この小説が他人事なわけがない。しかしネットで見かけた書評を見るうち、それを手にとるのが億劫になっていった。もちろん億劫というのは言い訳で、この作品を読むのが怖かった。 ところが、このの作者・山内さんが、文芸誌で拙著

    国道沿いの「退屈」について――『ここは退屈迎えに来て』 - シロクマの屑籠
  • 『ファジル・サイ』ユルゲン・オッテン(畑野小百合訳、アルテスパブリッシング) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋ウェブストアで購入 今年4月17日の朝刊に掲載された記事である。 「イスラムを侮辱」有罪判決 トルコ 無神論者のピアニスト 世界的に活躍するトルコのピアニスト兼作曲家ファジル・サイ氏(43)がイスラム教を侮辱したとして、イスタンブールの裁判所は15日、同氏に禁固10ヶ月、執行猶予5年の判決を言い渡した。自らを無神論者と公言するサイ氏は昨年4月、「愚かな人や泥棒がいるところには、常に神を信じる者がいる。矛盾していないか?」など、イスラム教徒をからかうような文章を自身のツイッターに書き込んだ。これを見た保守的な人々がサイ氏を検察当局に告発していた。判決で裁判官は「宗教をおとしめる内容だ」と認めたものの、サイ氏が過去に罪を犯した事実がないことを考慮して執行猶予とした。判決に対し、サイ氏は地元メディアに「私は悪いことをしたとは思っていない。信条や表現の自由が心配だ」と述べた。(後略、朝日

    『ファジル・サイ』ユルゲン・オッテン(畑野小百合訳、アルテスパブリッシング) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • Amazon.co.jp: 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

    満を持して、村上春樹を読んでみました。めちゃ売れてるって評判だし、屋でも下品なぐらい平積みされてるし、アイフォーンの新作かってぐらいの長蛇の列がテレビで流れていたので、あんまりウザイから読んでみたのです。 読んでみてすぐに王様のブランチ仮屋ユイカとかが「うーん・・・なんか難しいとこもあったんですけど・・・最後にすごい村上さんから明るい励ましのメッセージをもらったようで元気になりました!」ってぶりっ子然な感じでなんの生産性もないコメントをしているのがなんとなく目に浮かび・・・。その脇で谷原章介が「うんうんそこが村上作品の魅力だよねー」とスカした感じで頷いてる光景が脳裏によぎりました・・・。王様のブランチで褒められている小説はたいがいろくでもないという相場は決まっております。だから変な期待を持たずに読み終えることができました。あらかじめ言っておくと、ボクは村上作品のいい読者ではありません

  • 米本和広「カルトの子 心を盗まれた家族」文芸春秋 - ちくわぶ

    親がカルトに嵌った家庭の子供に焦点をあてたドキュメント。宗教を扱ったは多々あれど、子供を扱ったは少ない。どころか、私はこれ以外知らない。もしあれば是非教えて欲しい。このテーマを選んだ著者のセンスはズバ抜けている。「センスで選んだんじゃねーよ」と著者は言うかもしれないが。 とにかく怖い。下手なホラーより、遥かに怖い。小説ならいいのに、と思いつつ読んだ。ドキュメントなんだ、悲しいことに。正義感が強く行動力に溢れた人、敏感で落ち込みやすい人、共感能力豊かで人の痛みを自分の事のように感じる人には勧めない。こんな現実が今の日に存在する事に耐えられないだろう。 扱う集団はオウム・エホバ・統一教会・ヤマギシ会、最後に少しだけライフスペース。質・量ともにヤマギシ会が最も充実している。いや充実して欲しくないんだけどね。それだけ多くの子供たちが深く苦しんでるって事だから。著者はどんな顔をして取材したんだ

    米本和広「カルトの子 心を盗まれた家族」文芸春秋 - ちくわぶ
  • 「考える生き方(by finalvent)」読んでみて: godmotherの料理レシピ日記

    読み終わった。正に、今まで一緒に生きてきたんだという思いを再確認した。私よりも若い人にとってはきっと分からないだろうと思うが、彼のブログをずっと読んできて、彼の思考にはいつも死と向き合っているという匂いがプンプンしていた。書は、その背景たるものが明かされているといばそういう内容でもある。普通の人の関心は、明かされていないことを知ることだったり、病気といえばどんな病気か、子持ちといえば奥さんは美人か。そういうことだと思うけど、私には殆どそういう関心はない。正確に言うと、いつからか、そういう関心を持たなくなったということだろうか。 読む前に、とても読後は客観的に書けないだろうと「考える生き方」(参照)という書のタイトルから連想した自分語りなことを書いたが(参照)、書いた通り、これまでの人生を輪切りにすると、どんな場面でもどう生きるかしか考えて来なかったように振り返る。ある時彼のブログに遭遇

  • みんながしってるくせに! - 『ロスト・ケア』を読みました - THE KAWASAKI CHAINSAW MASSACRE

    藤子F不二雄のSF短編に『大予言』というのがあります。昔一世を風靡したものの、今では何かにおびえて部屋にこもりきりになっている占い師がいました。心配した周りの者が尋ねます。「先生がこわがっているのは、いったいなんですか」それに対して占い師はこう答えます。 「しってるくせに!!キミだけじゃない!!みんながしってるくせに!!」 ↓何と動画があった ということで、(元)罪山罰太郎さんの「葉真中 顕」名義による小説『ロスト・ケア』を読みました。 介護保険の実態とそれによる様々な弊害に焦点をあてた推理小説です。そこで明らかになる現実にまずは驚かされ圧倒されますが、私がガツンと来たのはこんな場面です。検察事務官の椎名が、天気でも株価でも競馬でも一年先を正確に予測することはできないとした上でこう言います。 「ただ、例外的にかなり先まで安定した予測ができることもあります。その一つが(中略)人口です。人口推

    みんながしってるくせに! - 『ロスト・ケア』を読みました - THE KAWASAKI CHAINSAW MASSACRE
  • [書籍]本を書きました。『考える生き方』(finalvent著): 極東ブログ

    冗談みたいなんですが、ええと、を書きました。『考える生き方』(参照)。アマゾンを見ると、明後日、2月21日に発売となっています。 自分のところには数日前に見が来て、「ああ、になったんだ」と感慨深かったのだけど、いま発売日を確認したら、もう明後日なんだと驚いた次第です。 内容は、あれです、ネットで嫌われる「自分語り」というやつです。 なので、ネットでするのもなにかなとにした……というほどではないのですが、いろいろ考えたのですが、ネットで書くより、で書いたほうが読んでもらえるような気がしたというのはあります。 有料プラットフォームcakesで書いている「新しい古典を読む」の書評を続けていても思ったのだけど、cakesもネットではあるけど、有料なので読みたいという人が読むことになります。すると、読む人の数は減ってしまうし、簡単な一言コメントみたいなものも少なくなりますが、その分、深く読