実家が数年前から経済的にやばくなり、去年から両親に代わっていろいろ金策をしていたがいよいよ詰んできた。 事の発端は2009年。親父が事業に失敗し多額の借金をこしらえて破産宣告。親父は「リーマンショックの荒波にやられた」といっていた。だが去年から細かく経緯を調べてみると、リーマンショック以前に親父に商才がまるでなかったのが原因だと確信した。 親父が行った最大の過ちは5,6年前に家を担保に4000万円の借金をしたこと。そしてお袋の最大の過ちは親父の借金の願いを承認して一緒にハンコを押してしまったこと。いったいどういうビジネスをしたら数千万のお金がたった3,4年でなくなるのか。俺には想像もつかない。本人に問い詰めてもまともな返事すらできない。ひょっとしたらろくでもないことに使ったのかもしれん、どうせいまさら知ったどころでどうしようもないので知りたくもない。確実にいえるのは親父には商才がなかったと