二階氏「ポスト安倍」品定め? 自民全派閥と相次ぎ会食 2019年11月23日07時17分 自民党の二階俊博幹事長が、各派閥の領袖(りょうしゅう)らとの会食を重ねている。党内の結束固めを名目に掲げるが、将来の「ポスト安倍」政局をにらみ、有力候補を抱える各派の動向を探る狙いが透ける。 【点描・永田町】揺らぎ始めた「安倍1強」の構図 二階氏は22日夜、石原派(11人)の石原伸晃元経済再生相と東京・赤坂の日本料理店で会食。同日で各派との会合を一巡させた。 9月の内閣改造・党役員人事で幹事長続投が決まった直後から、二階氏は各派への接触を続けている。岸田派(47人)の岸田文雄政調会長を振り出しに、麻生派(53人)の麻生太郎副総理兼財務相、細田派(97人)の細田博之元官房長官、竹下派(54人)の茂木敏充外相らと、矢継ぎ早に食事を共にした。 一連の会合について、二階氏は「各派の意見を伺うことが大事だ」と指