パンデミックで美術館が注意すべき20のこと。国際美術館会議(CIMAM)が公開国際美術館会議(CIMAM)は、新型コロナウイルスが蔓延する現在において、美術館がどうのように対応すべきかを示した20の注意事項を公開した。CIMAMの許可を得て、日本語訳をお届けする。 CIMAMウェブサイトより 世界85ヶ国の近現代美術館に関わる専門家560名以上によって構成されている団体「国際美術館会議(CIMAM)」は、新型コロナウイルスが蔓延する状況において、美術館が注意すべき20の項目を公開した。 「Precautions for Museums during Covid-19 Pandemic」と題された今回の注意事項は、ユージーン・タン(ナショナル・ギャラリー・シンガポール館長)、スハーニャ・ラフェル(M+館長)、そして片岡真実(森美術館館長)によって作成されたもので、内容は大きく「来館者の安全」