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フェミニズムと漫画に関するwuzukiのブックマーク (8)

  • 何もしないことの正義──岡田索雲「アンチマン」感想|ンジャメナ

    2023年6月2日に公開された岡田索雲の漫画「アンチマン」が話題を呼んでいる。非常に良い作品で、読んでいろいろ思ったことがあったので、書く。以下ネタバレなので、未読なら先に作品(短編なのですぐ読める)を読んでほしい。 ◆紹介文によるミスリード 漫画が公開された「Webアクション」には、おそらく担当編集によって書かれたであろう、以下のような紹介文が掲載されている。 父親を介護しながら品会社に勤務する溝口。彼は、日常で蓄積した憤を“ある方法”で発散していた……。『ようきなやつら』の岡田索雲が描く、アンチの哀歌。 編を読んだなら、これが巧妙なミスリードであることがわかるはずだ。この紹介文を読み、冒頭をボーっと読んでいると、溝口は「日常の憤を〝女性への(広義の)暴力〟で発散している」男という風に読めなくもない。また、たとえ紹介文を読んでいなくとも、この漫画の前半部分には、ネット上に跋扈する

    何もしないことの正義──岡田索雲「アンチマン」感想|ンジャメナ
    wuzuki
    wuzuki 2023/06/05
    ネットの影響や性差別的なエピソードが含まれ、多様な解釈ができる場面が散りばめられる、という感じは、先日観た映画「Tar」っぽさがあると思った。/「何もしないことの正義」という方向には読まなかったので新鮮。
  • スカっとしない方のフェミニズム|瀬戸マサキ

    1年前か、それとも2年くらい前か。ツイッターで見つけたのか、Facebook で見つけたのだったか。 看護師が主人公の短い漫画だったと思う。 とある老人が入院していて、そのが毎日看病に訪れている描写から始まる。夫は身の回りの世話を全て彼女にさせていて、そのくせ彼女への態度は非常に悪い。横暴な物言いで、あれをやれ、これをやれと指示しては、時々癇癪を起こすような男だった。もしかしたら彼女もまた同じ病院に入院していたのだったかもしれない。もうあまりそういった細かい記憶は無い。 とにかく彼女は少しずつ看護師たちに心を開くようになり、夫の傍若無人さは看護師らの知るところとなった。 そんなある日、夫の容態が急変する。 もう今にも逝ってしまうのではなかろうかという時、もがき苦しむ夫の耳元に彼女が口を近づけ何かを言う。その言葉が引き金になったように、夫は息を引き取った。 彼女が言った言葉を聞いたのは、一

    スカっとしない方のフェミニズム|瀬戸マサキ
    wuzuki
    wuzuki 2022/03/10
    分かる。私もこういう話でスカッとできないほう……。/「ただ、この漫画のモデルになった夫婦については、私は肯定も否定もしない。妻の最後の行動も、それ自体を評価する立場に私はいない」という表明にも好感。
  • ルッキズムは男性には関係ない、なんてない。|トミヤマユキコ

    大学講師・ライターのトミヤマユキコさんは、著書『少女マンガのブサイク女子考』でルッキズムの問題に取り組んだ。少女マンガの「ブサイクヒロイン」たちは、「美人は得でブサイクは損」といった単純な二項対立を乗り越え、ルッキズムや自己認識、自己肯定感をめぐる新たな思考回路を開いてくれる。トミヤマさんの研究の背景には、学生時代のフェミニズムへの目覚めや、Web連載に新鮮な反応を受けたことがあったという。社会のありようを反映した少女マンガの世界を参考に、「ルッキズム」「ボディポジティブ」について話を伺った。 東京オリンピック・パラリンピック開閉会式のクリエイティブディレクターが、「オリンピッグ」と称して渡辺直美さんに豚を演じさせる演出案を出していたことに、批判が相次いだ。典型的なルッキズムの問題だ。ルッキズムとは、人を容姿の美醜によって評価し、差別や優遇をする考え方を指す。昨今では、容姿を主な評価基準と

    ルッキズムは男性には関係ない、なんてない。|トミヤマユキコ
    wuzuki
    wuzuki 2021/05/27
    最近はボディポジティブが一周して(?)「寝癖は直すべきだとか、ヨレヨレの服はダメだという価値観は呪いだ」という言説も増えて違和感あった中、セルフネグレクトへの懸念や「ご自愛」概念が出てきたのが良い。
  • セルフネグレクトの末に「AV出演」する女性たちもいる…峰なゆかさんの自伝的漫画のウラ側 - 弁護士ドットコムニュース

    『アラサーちゃん』で知られる漫画家、峰なゆかさんの新刊『AV女優ちゃん』(扶桑社)が昨年12月に発売された。 峰さんは2014年にも、AV業界で起きた出来事を描いた『セクシー女優ちゃん ギリギリモザイク』(双葉社)を発表しているが、今回は自分自身の体験やエピソードをまじえながら、より赤裸々な内容となっている。 そんな峰さんは「AV出演というと、多くの人は『自分とはまったく無縁の遠い世界の出来事』と思っていると思うのですが、そんなことはない。自己肯定感が低かったり、セルフネグレクト(通常の生活を維持する気力を失い、自分の健康、安全が損なわれてしまう状態。汚部屋、ゴミ屋敷、ひいては孤独死の原因となるとも言われている)の傾向が強い女の人が、断るのが面倒くさくて流されているうちにいつのまにかAVに出演することになってしまったというケースは意外と多いんです」と話す。 なぜ自分自身に無関心であることが

    セルフネグレクトの末に「AV出演」する女性たちもいる…峰なゆかさんの自伝的漫画のウラ側 - 弁護士ドットコムニュース
    wuzuki
    wuzuki 2021/01/23
    「エグい話も含めて中高生に伝えるべき」ってコメントあるけど、刺激的なエピソードは未成年も簡単にアクセスできるし出回るよ。問題はそこではなく「自己肯定感を育むこと」の大切さを大人が認識することだと思う。
  • フェミニズムは私の「性欲」を肯定してくれた、ある漫画家の経験(坂井 恵理) @gendai_biz

    フェミニズムに救われた——そうした経験を持つ女性は少なくないだろう。新著『ヒヤマケンタロウの妊娠 育児編』を上梓した漫画家の坂井恵理さんが自身の経験を振り返る。 初めて痴漢に遭った時のこと 中学生の頃、初めて痴漢に遭った。放課後、ひとりで犬の散歩中、車が入れない細い路地で、自転車に乗った男から追い越しざまにやられた。私はそれまで、痴漢という存在は知っていたが、おしりをちょっとなでるくらいなのだろうと思っていた。しかしそうではなかった。もっと奥の方へ手を突っ込んできたのだ。 私は瞬時に痴漢の目的を理解し、触られたことに怒り、痴漢の着ていたトレーナーを力いっぱいつかんだ。ビリっと、トレーナーが破れる音がした。痴漢は私に向かって「バーカ!」と叫んで、自転車で逃げて行った。高校生くらいの男だった。 体を触られたこと、私は悪くないのに「バカ」と言われたことがショックで悔しかった。その夜、風呂の中で一

    フェミニズムは私の「性欲」を肯定してくれた、ある漫画家の経験(坂井 恵理) @gendai_biz
    wuzuki
    wuzuki 2020/03/14
    良い記事。最近の現代ビジネス、いい書き手が増えてるな。「ヒヤマケンタロウの妊娠」好きな作品。続編も出てたのか。表現規制に関しては、今月号の「美術手帖」の特集がとても面白かった。関心ある人におすすめ。
  • いい文章で,概ね同意. 個人的に思うところについて何個か横を入れて見た..

    いい文章で,概ね同意. 個人的に思うところについて何個か横を入れて見たい. 一方で、仮にあのイラストが性的な視点を含むものだったとして、それを掲載することが生む具体的な問題とは何か、という点も議論が必要です。 困惑する、不快感を覚える、性的消費を連想させてトラウマが蘇る、性的消費を助長する、子供に見せたくない、教育上不適切である、などの意見があるでしょうか。 問題の質はもっと曖昧なところにあると思う.それは,公的な場で,男性目線で性的に女性を描くことで,「女性は,男性から見て性的な存在であるべき」という社会的な規範を間接的に強化することだと思う. この規範の具体例は, 女性は,通常,就活で女性的な服装(スカート,化粧等)をする.女性は,通常,好意のない男性であっても,多少のリップサービスで喜ばせる.女性は,通常,飲み会で男性にお酌をする.女性は,通常,男性から性的な発言をされても,冗談と

    いい文章で,概ね同意. 個人的に思うところについて何個か横を入れて見た..
    wuzuki
    wuzuki 2019/10/19
    論文っぽい文章だ.概ね同意./ 私はガイドラインの制定は不要派.広告のトレンドは時代によって変わるし,議論が起こりユーザーとのコミュニケーションが生まれることは,必ずしも忌避すべきものでもないと思う.
  • 『『「宇崎ちゃんは遊びたい」の献血PRポスターはセクハラ』との批判と、それに関する議論 - Togetter』へのコメント

    世の中 『「宇崎ちゃんは遊びたい」の献血PRポスターはセクハラ』との批判と、それに関する議論 - Togetter

    『『「宇崎ちゃんは遊びたい」の献血PRポスターはセクハラ』との批判と、それに関する議論 - Togetter』へのコメント
    wuzuki
    wuzuki 2019/10/15
    「表現規制」が何を指しているか噛み合ってないような……。私は、ゾーニングを求めることは表現規制とは言わないと考えてる。/ あいちトリエンナーレを「あいトレ」と略す人がいるのね。「あいトリ」じゃないのか。
  • 「暁のヨナ」「少女革命ウテナ」みたいに女性主人公が戦って運命を切り開く作品のおすすめ7つ - 頭の上にミカンをのせる

    togetter.com https://togetter.com/li/1311690 話の発端のツイートは微妙な感じだったけれど、「こういう作品が見たいのになかなかない」という問題提起自体はすごく面白いと思う。いちオタクとしては、こういうときこそ彼女を批判するのではなく自分が好きな作品について語りたい! ということで、あえて彼女の意見に配慮し、「きららアニメ」や「部活ものアニメ」などは除けておいて*1女性主人公が戦って運命を切り開いていくというテーマでおすすめな作品について考えてみませんか。 最初はアニメの中から紹介しようかと思ったけど、せっかくだから自分が好きなテーマにわけてアニメにこだわらず紹介させてもらおうと思います。とにかく1位作品はすべての人が読むべきですね……!(グルグル目) とりあえず私はおすすめ作品を7つ提出します。みなさんも、「そういうことなら、これもいいぞ!観ろ!読

    「暁のヨナ」「少女革命ウテナ」みたいに女性主人公が戦って運命を切り開く作品のおすすめ7つ - 頭の上にミカンをのせる
    wuzuki
    wuzuki 2019/01/24
    アニメ化されてないラノベだけど、アナトゥール星伝はどうだろう。というか、折原みと作品や倉橋燿子作品には多い気がする。/ 漫画でもアニメでもないけど、私は自分の人生はそういう作品のようなものだと思ってる。
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