「高周波前」の由来は? 1ヵ月前の話になってしまったが、9月20日は「バスの日」。1903年のこの日、京都市で二井商会という会社が、蒸気自動車を改良した乗合自動車を走らせたことに由来している。 この自動車は幌なしの6人乗りで、お世辞にも現在のバスと呼べる代物ではなかったようだが、明治のこの時期にはまだまだ馬車が走っていたことを考えると、革命的な存在だったに違いない。 現在、全国には20万以上あるといわれているバスの停留所だが、空港や駅と違い、日本の国土を網目状に覆っている交通手段なだけあって、一瞬由来がわからないような、ユニークな名前がつけられているケースも多い。 たとえば、神奈川県横浜市・中山にある「高周波前」。近くから(そもそも高周波とは?)を発しているような施設は見当たらないが、横浜市の担当者に問い合わせてみると、以下のような回答が返ってきた。 「近隣に『日本高周波』さんという企業が