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本と世界に関するwuzukiのブックマーク (3)

  • エイドリアン・ウールドリッジ 著『才能の貴族 ―― いかにしてメリトクラシー(能力主義)は理不尽で古い社会を打倒し、現代世界を作り上げたか』(2021年)/70点 - リベラルアーツの扉:海外教養書を読む

    紹介(評者・田楽心 Den Gakushin) 原題 著者について はじめに 革命的なアイデア 第一部 優先順位、序列、地位 第二部 近代以前のメリトクラシー 第三部 メリトクラシーの勃興 第四部 メリトクラッツの行進 第五部 メリトクラシーの危機 おわりに メリトクラシーの再生 評価(評者・田楽心) 紹介(評者・田楽心 Den Gakushin) 近年、「メリトクラシー(能力主義)」への新たな批判が提起されている*1。メリトクラシー meritocracyとは、「教育制度として『英才教育制度、成績第一主義教育』、社会形態として『能力(実力)主義社会、効率主義社会、エリート社会』、政治形態として『エリート階級による支配、エリート政治』、主義・原理として『効率主義、能力主義、エリート支配原理』」*2などを意味する言葉だ。 昨年ヒットしたマイケル・サンデル著『実力も運のうち 能力主義は正義か』

    エイドリアン・ウールドリッジ 著『才能の貴族 ―― いかにしてメリトクラシー(能力主義)は理不尽で古い社会を打倒し、現代世界を作り上げたか』(2021年)/70点 - リベラルアーツの扉:海外教養書を読む
    wuzuki
    wuzuki 2022/01/29
    入試の時期に読むとより沁みる。/ 身分社会では勉強は卑しいものとされたの、興味深い。反知性主義とも違うし。/ サンデルとウールドリッジの著書の比較も面白く、IQや市場原理との兼ね合いも改めて考えさせられる。
  • この本がスゴい!2020

    今年の一年早くない? トシ取るほど時の流れを早く感じるのは知ってるけど、今年は特に、あっというま感がすごい。恒例のこの記事、もう書くの!? と思ってる。 毎年、「人生は短く、読むは多い」と能書き垂れるが、今年は、「人生は加速的に短く、読むは指数的に多い」と変えておこう。 そして、昨年と比べると、世界はずいぶん変わってしまった。 基的に外に出ない、人と会わないが普通になり、マスク装備が日常になった。オフ会や読書会でお薦めしあった日々は過去になり、代わりにZoomやチャットでの交流が増えた。 ポジティブに考えると、そのおかげで、読み幅がさらに広がった。わたし一人のアンテナでは、絶対に探せない、でも素晴らしい小説やノンフィクションに出会うことができた。お薦めしていただいた方、つぶやいた方には、感謝しかない。 さらに、今年はを出した。 ブログのタイトルと同じく、[わたしが知らないスゴは、

    この本がスゴい!2020
    wuzuki
    wuzuki 2020/12/01
    後半には知ってる本もあったけど、知らない本が大半だったのでとても参考になる。『しびれる短歌』は私も読んだ! 短歌に限らない、広く通用する「文芸批評」の本という感じ。「表現」に興味がある人におすすめ。
  • 感性への恋は、溶けない魔法|りょかち

    棚を見れば、その人の知的好奇心が地図のように見える、と思う。 むかし、棚を経由して恋に落ちたことがある。 その日は、昼間のサッカーの試合をみんなで見ようとその人の家に集まった。新宿から数駅離れた小さな駅にある1DK。深いブラウンとネイビーが基調の部屋の端っこに、やけに幅を取って佇んでいる棚に目をやったとき、どんどん気持ちが引き込まれていったのを覚えている。 その人の棚には、学術書、ビジネス書、趣味歴史、おそらく尊敬するタレントのが並んでいて、私はすぐに「左脳と右脳のバランスがいい人だ」と思った。私は左脳と右脳のバランスがいい人が好きなのだ。 「ちょっと。恥ずかしいからジロジロ見るのやめろよ」 友人たちにコップを配り終わると、彼は私に笑ってそう言った、けれど、私は棚から一ミリも目を離さなかった。彼が棚の目の前に正座する私の隣であぐらをかく。ビジネスも、戦略からマーケ

    感性への恋は、溶けない魔法|りょかち
    wuzuki
    wuzuki 2020/09/19
    ありていな言い方をすれば、すごく「エモい」けど、それだけでは片付けられない感情の機微を感じる。こういう経験、わたしにもあった気がするけれど、いつどこでの出来事だったのかもはやさっぱり思い出せないな。
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