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本と動物に関するwuzukiのブックマーク (6)

  • 「思いやり」があれば正しいってもんか?(読書メモ:『ケアの倫理と共感』) - 道徳的動物日記

    ケアの倫理と共感 作者:マイケル・スロート 勁草書房 Amazon このは邦訳の発売直後、2021年の年末に当時もらった図書カードで購入済だったのだが積んでいたところ、先日の日哲学会のワークショップに向けて、『もうひとつの声で』に続いて読んだ、という次第である。……ちなみに原著は10年ほど前、大学院生時代に指導教授と一緒にゼミで読んでいる。しかし例によって内容はさっぱり覚えていなかった。また、このの内容はなかなか難しく、ゼミで読んだときにはわたしだけでなく指導教授もピンときていないというか微妙な反応をしていた記憶がある。 ケアの倫理ついて書かれたといっても必ずしもいわゆる「規範倫理学」とか「倫理学理論」とかについて書かれているとは限らず、代表的なところでは『もうひとつの声で』はインタビューに基づく心理学のであり、規範に関してはかなり曖昧なことしか書かれていなかった。 また、ネル・

    「思いやり」があれば正しいってもんか?(読書メモ:『ケアの倫理と共感』) - 道徳的動物日記
    wuzuki
    wuzuki 2023/05/29
    今『妊娠中絶の生命倫理』を読んでいるのでタイムリー。/「悪意の有無」と「起こった結果」の話と、中絶を巡る生命倫理の話もどちらも包括しているのは興味深い。嬰児殺しも中絶の延長みたいに考える人いるよね。
  • 『21世紀の道徳』がじんぶん大賞に入賞しました(年末のご挨拶) - 道徳的動物日記

    21世紀の道徳 作者:ベンジャミン・クリッツァー 晶文社 Amazon 30作中29位だけど。 store.kinokuniya.co.jp 大学に所属してもいなければ批評ゼミに通ったり同人誌を出したりしたこともなく、はてなブログでしか意見や文章を発表してこなかった一介のブロガーであった自分が単著を出版できたこと、その単著が名だたる学者や著述家たちの著作に並んでじんぶん大賞にランクインしたことは、うれしく思います。 上位陣にいかにも「流行り」なジェンダー系のや毒にも薬にもならない哲学エッセイが並んでいることには「しょうもねえな」と思ったけれど。2021年12月とほぼ一年前に出版されたこののことを2022年11月まで忘れず、投票していただいた読者の皆さまにも感謝を表明します。ありがとうございます。 今年の1月からは一旦正社員を辞めて、業務委託社員としてパートタイムで働きながら、次の著作の

    『21世紀の道徳』がじんぶん大賞に入賞しました(年末のご挨拶) - 道徳的動物日記
    wuzuki
    wuzuki 2022/12/24
    おめでとう。もしかして昨夜集まってたのはこのお祝いだったのだろうか? / ベンジャミンがこういうカタチでデビューするとは、そしてその影響で私に思わぬ出会いがあるとは、大学時代は思いもしなかったなぁ……。
  • 『21世紀の道徳 学問、功利主義、ジェンダー、幸福を考える』ベンジャミン・クリッツァー著(晶文社) 1980円

    【読売新聞】評・森あんり(神学者・国際基督教大教授)  翻訳ではなく、日語で 綴 ( つづ ) られたブログを元にした和書である。著者は京都生まれのアメリカ人。だから扱われている問題も「文系学問批判」や「相対的貧困率」など、昨

    『21世紀の道徳 学問、功利主義、ジェンダー、幸福を考える』ベンジャミン・クリッツァー著(晶文社) 1980円
    wuzuki
    wuzuki 2022/01/29
    ベンジャミンと付き合いが長いと忘れがちだけど、確かに初見だと翻訳本かと思われがちかもね。/ この書評が掲載されて本の売上も伸びてるらしいけど、読み途中の私ですら、もっと読み進めたくなってくる良い書評。
  • 21世紀の道徳 ベンジャミン・クリッツァー(著/文) - 晶文社

    紹介 現代哲学を「政治的正しさ」の呪縛から解放する快著 ──帯文・東浩紀 ポリティカル・コレクトネス、差別、格差、ジェンダー、動物の権利……いま私たちが直面している様々な問題について考えるとき、カギを握るのは「道徳」。進化心理学をはじめとする最新の学問の知見と、古典的な思想家たちの議論をミックスした、未来志向とアナクロニズムが併存したあたらしい道徳論。「学問の意義」「功利主義」「ジェンダー論」「幸福論」の4つのカテゴリーで構成する、進化論を軸にしたこれからの倫理学。 哲学といえば、「答えの出ない問いに悩み続けることだ」と言われることもある。だが、わたしはそうは思わない。悩み続けることなんて学問ではないし、答えを出せない思考なんて意味がない。哲学的思考とは、わたしたちを悩ませる物事についてなんらかのかたちで正解を出すことのできる考え方なのだ。(…) こののなかでは、常識はずれな主張も、常識

    21世紀の道徳 ベンジャミン・クリッツァー(著/文) - 晶文社
    wuzuki
    wuzuki 2021/11/10
    えっまじで帯に東浩紀さんがコメント寄せてるのすごいすごい……! 大学の文芸部時代、作家になるとしたらベンジャミンだろうと言われていたけど、まさかこういう本でデビューするとは。
  • 猫の本 おすすめ

    ホテルクラシカル番館/小湊悠貴はホテルの看板。主人公が作るパンがとても美味しそう ニャンニャンにゃんそろじー/有川浩ほかいろいろな好きによるアンソロジー 旅リポート/有川浩主人公サトルと飼いの関係がいい 吾輩はである/夏目漱石中学の教師に迷い込んだによる先生の家族や友人目線にしている のハローワーク/新美敬子なにかに夢中になってるは何かの仕事をしているようだと思いついた人間によるへのインタビュー 幸せになりたければねこと暮らしなさい保護7匹と暮らしている人の書いたねこ啓発はいいぞ! GPSをつけてみた 夜の森半径二キロの大冒険/高橋のらの行動範囲や習性について人間がを知ることができる一冊 100万回生きたねこ/佐野洋子100万回しなないがいたんですよ・・・ 世界からが消えたなら/川村元気と二人暮らししていた人が余命わずかになってしまって、こ

    猫の本 おすすめ
    wuzuki
    wuzuki 2021/02/22
    猫が出てくるミステリーの短編集『ねこ!ネコ!猫! −NEKOミステリー傑作選』(徳間文庫)面白かったな。この本で仁木悦子や倉知淳を知った。
  • ごんぎつね

    ごんぎつねのお話から得られる教訓ってなに?

    ごんぎつね
    wuzuki
    wuzuki 2021/02/19
    私はこれ、オープンエンディングものとして受け取った。死が明確に描かれてないから生死についても意見が分かれたような。/ こういう考察好きなら、石原千秋『国語教科書の思想』は面白く読めると思う。
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