メンヘラとは、狭義では精神障害者、広義では精神が不安定な困ったちゃんの意味があります。 約20年前に2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)で誕生したネットスラングで、今ではそこかしこでカジュアルに使われています。以下に紹介する南条あやの登場によって、メンヘラはサブカルチャーのひとつになりました。 本稿ではそんなメンヘラを理解するための参考文献を紹介します。皆様のお役に立てれば幸いです。 なお、文末につけた推奨度は星5が最大です。特に星4と星5はお勧め本なので、興味がある人は是非読んでください。損はさせません。 卒業式まで死にません―女子高生南条あやの日記 (新潮文庫) 作者:あや, 南条 新潮社 Amazon 1999年3月30日に18歳で自殺した南条あやの日記です。日記はWebに掲載されたもので実際はもっと長いのですが、本書は分量の都合上、1998年5月28日、及び同年12月1日から1999年
ホリィ・センです。このたび、東京の友人の日和下駄くんと一緒に「メンヘラ批評」という同人誌を第二十八回文学フリマ東京 (5月6日(月)11:00~17:00 東京流通センター 第一展示場)で販売することにしました。 まず、「メンヘラ批評」と銘打って何がしたいのかを説明しましょう。それは一言で言えば、なんらかの作品などを「メンヘラ」という切り口から見ることによって、新たな世界の見方を提示し、その見方によって「メンヘラ」をエンパワメントすることを目指す、ということです。 例を挙げるなら、「この映画の登場人物の破天荒な生き様を詳細に描き出してみました。この生き様はこういう点で読者の生き方においても参考になりますよ」ということを提示するといったことです。あるいは、「この小説に出てくる一見頭がおかしい登場人物の行動原理を読み解きました。こういう人も実はまっとうに理解できる考え方で生きているんですよ」と
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