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読書と性愛に関するwuzukiのブックマーク (1)

  • 「食べちゃいたいくらい可愛い」性と食と暴力をめぐる欲望の根源にあるもの【読書日記32冊目】 | ダ・ヴィンチWeb

    2020年11月某日 好きな人を殺してべたい。 そんな欲望を胸に秘めて生きてきた。 どうしてそう思うのかと聞かれても、わからない。 怖がられたり気味悪がられたりすることは承知している。 しかし、芥川龍之介とて、後にとなる女性にあてて、「ボクは文ちゃんがお菓子なら頭からべてしまひたい位可愛い気がします」と書いていたではないか。あるいは、折口信夫の唯一の女弟子である穂積生萩が、折口の死後に骨をべたエピソードも『執深くあれ』(小学館)に記されている。 殺して、という響きがグロテスクさを帯びたとしても、好きな人をべる(すなわち殺すことにもなる)という行為自体にはどこか甘美さが漂っている気がしてやまない。 * 恋の予感も、いつも「おいしそう」から始まってきた。 べたい、触れたい、交わりたい。 欲を言うなら、境界を溶かしてひとつになりたい。 そんな話をすると、きまって「好きな人をべたらい

    「食べちゃいたいくらい可愛い」性と食と暴力をめぐる欲望の根源にあるもの【読書日記32冊目】 | ダ・ヴィンチWeb
    wuzuki
    wuzuki 2020/11/24
    子どもの頃に読んだ本を思い出す。幽霊の少年に恋をする少女の物語で、最終巻では「二人は二度と会えないけれど、二度と離れることはない」という展開になる。「一体になること」という意味で食と性は近いのかも。
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