安倍元総理大臣が演説中に銃で撃たれ死亡した事件を受け、奈良市は心の不調を感じている人のケアに当たる電話相談のホットラインを10日から開設しました。 安倍元総理大臣が8日、奈良市で演説中に銃で撃たれ死亡した事件は、周辺に多くの人が集まった状況で発生しました。 奈良市によりますと、市の保健所には市民から事件を直接目撃したことなどによる心の不調の訴えが数件寄せられたということです。 このため奈良市は心のケアに当たるための専用のホットラインを10日から今月15日まで設けることにしました。 市の精神保健福祉士と保健師、合わせて3人が相談に応じ、必要な場合は専門の医療機関を紹介することにしています。 電話番号は0742-93-8344。 開設時間は午前8時半から午後5時15分までです。