福岡市は8日、市青果市場を通じて販売された春菊から基準値の180倍の農薬が検出されたと発表した。市は流通先の店舗で購入した春菊を食べないよう呼びかけている。 市によると、検出されたのは有機リン系殺虫剤のイソキサチオン。体重60キロの人が春菊20グラムを食べるとよだれや涙、失禁、嘔吐(おうと)などの…
東京都は16日、墨田区内の保育園で給食を食べた1~6歳の園児28人に、一時的に腕や顔に発疹などの症状が出たと発表した。都によると、墨田区保健所は、きつねうどんのスープから検出された化学物質「ヒスタミン」が原因の食中毒と断定。給食の調理業者が、ヒスタミンが入っていた市販のだしパックをメーカーによって定められた調理法よりも長く煮て、抽出された可能性があるとみている。 都によると、ヒスタミンは赤身魚などで繁殖する菌によって生成されるといい、使用済みのだしパックから微量が検出された。だしパックのメーカーは煮る時間を10分間としていたが、給食の調理業者は45分間煮ていた。都は「記載されている用法を守ってほしい」と呼びかけている。 保育園では11日昼にきつねうどんなどの給食を提供。園児75人を含め91人が食べた。園児28人に発疹などが出たが1時間ほどで収まり、いずれも軽症だった。
韓国で、日本のサツマイモ「べにはるか」が無断で栽培され、広く流通している実態が明らかになった。既に韓国ではサツマイモ栽培面積の4割を同品種が占める。日本の農産物輸出の有望な品目・品種であるだけに、国内産地からは海外に売り込む際、競合することを心配する声も上がっている。 韓国への流出は、同国の農業者らが日本の産地を視察した際、「べにはるか」の種芋を無断で持ち帰ったのが原因とみられる。2015年ごろから南部地域の全羅南道海南郡で栽培が始まり、18年には同国のサツマイモ栽培面積(2万753ヘクタール)の4割に達している。 現地で「べにはるか」は5キロ当たり1000~2000円と、日本産の日本国内での価格より安く出回っている。短期間に栽培が拡大したのは、韓国の公共機関である地方技術センターが組織培養を進め「海南1号」として、安価な苗を提供したことが背景にある。 同国で種子を管理する機関である国立種
わりとイナゴの佃煮がナチュラルに売られてるところで生まれ育った。 そんな実家から蜂の子の瓶詰が送られてきた。佃煮か何かなのか、ちょっとつまんでみるとあましょっぱくてご飯に合いそう。白米に混ぜ込んでおにぎりにしてみると冷めてもおいしい。見た目も山菜っぽくて、ちょっと見ただけじゃ虫とは思わないだろう。仕事の関係上、一緒に食べる相手どころか一緒にいる相手もいないしと昼ご飯に持っていった。 が、その日の仕事で問題が起きたせいで私は本部で待機。本部にいる、人の弁当を勝手につまんでいくイカレ社員に目をつけられてしまった。ちょっと目を離した隙に食われるおにぎり。「お箸使ったから~」とかそういう問題じゃねえんだよ。関わりたくなくて目を逸らす同僚(そらそうだ)。 「おいしいねえ~これ何混ぜてるの?」 「…蜂の子です」 正直に答えたら目の前で吐きやがった。さすがにゴミ箱だったけど。 イカレ野郎はそのまま早退し
インド食べ歩きのスゴイ本が出た! 2020年8月、カレー及びインド料理に興味を持つすべての人にとって、最注目すべきすごい本が出た。 『食べ歩くインド 北・東編』と『食べ歩くインド 南・西編』(ともに旅行人、2,200円+税)の2冊である。 ryokojin.co.jp 両巻とも300ページオーバーの大作。ほぼインド全土をカバーする食べ歩き情報が詳細な地名と店名入りで綴られ、臨場感を盛り上げるカラー写真も大量に掲載している。 ▲どこを開いても見たことのない料理だらけ(『北・東編』より) 『南・西編』のカバーに巻かれたオビのキャッチコピー、「インドに単なるカレーは存在しない!」のとおり、広大な国土と、文化、宗教、言語の多様性に起因する、インド各地の食文化のバリエーションの豊さも深く実感でき、インド好きにはたまらない内容となっている。 著者は小林真樹さん(写真下)。彼のSNSを情報源として国内外
※現在は修正が入りました! 迅速な対応に感謝します(2020/10/06追記) 醤油が大好きな人としては歴史改ざんなんてされてはたまらないという事例がありました。2020年9月30日に朝日新聞のサイトで公開されたこちらの記事です。 www.asahi.com 10月3日にはYahoo!に掲載されて、より多くの人が読むようになりました。そこで「本当なの?」と問い合わせがきてとんでもない記事に気がついた次第です。 news.yahoo.co.jp 一体何が問題なのか。 それは最初の章の以下の部分です。 戦時中に大豆の供給が逼迫(ひっぱく)して、その代替品としてカイコのさなぎ、しかも油を採取したあとの搾り粕(かす)から醬油(しょうゆ)が作られたことを知ったときは衝撃でした。さらにその後、アミノ酸液に味つけしただけの化学的な『アミノ酸醬油』が出回るようになり、醬油が本来の味を取り戻すには長い時間が
西内啓 Hiromu Nishiuchi @philomyu 子どもの頃に読んだ絵本や小説に出てきた、「干し肉」「はちみつパン」「ぶどう酒」みたいな食べものめちゃくちゃ美味しそうな気がしてたんですけど、ビーフジャーキーとケンタッキーのビスケットとワインくらいなら好きに買える大人になってもあのファンタジーは手に入らないんですね。 2020-09-29 18:11:31 西内啓 Hiromu Nishiuchi @philomyu ちなみに自分このファンタジー欲が強すぎて ・セミドライな感じの和牛ジャーキー ・高めのホテルの朝食バイキング ・デザートワインの赤いやつ とか定期的にトライして帰宅して「惜しい!思ってたやつとちょっと違う!」って現世に対して憤ってる。ファンタジーが我々に与える強すぎませんか。 2020-09-30 18:56:20
沖縄の缶詰が気になる 海外製品が多いのは終戦後のアメリカ統治下の影響なのかもしれない 沖縄に住んで20年近くになるのだけど、最近どうも沖縄の缶詰のラインナップはかなり独特なのではないかと思っている。もちろん、スパムなどのランチョンミートの種類が異様に多いのもそうなのだが、どこでも見かけないような海外製の缶詰が販売元のシールだけ貼り付けられて売られていたりもする。 しかし、僕だけかもしれないが、なかなか缶詰というものは食べる機会がない。これを機会に気になった缶詰を開けてみたいと思う。 「謎の缶詰」とかタイトルで言っておきながら、冒頭はタコライスの缶詰だ。タコライスと言ってもライスの上に乗せるタコスミートが入っているらしい。割と最近発売されたような気がするが、これまで買ったことはなかった。 中身はこんな感じ。タコライスと言えばだいたい合い挽き肉でタコスミートが作られているような気がするが、この
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています あずきバーや中華まんなどで知られる井村屋が、具の入っていない“ガワだけ中華まん”、素の中華まんで通称「すまん」の開発を進めています。Twitter担当者とフォロワーの熱い声により始まったもので、開発部長が試作品を試食するところまで進んでいるもよう。興味深い新商品が生まれそうな気配……! 試作「すまん」の中身。生地のみである(画像は井村屋公式Twitterから) 素まんの話題が最初に上がったのは、2014年8月。Twitterの「中身の入ってない中華まん好きなので井村屋が作ってくれないかな」という投稿を担当者が見つけたところから始まりました。それから約6年特に動きがなかったのですが、2020年9月に井村屋Twitterが「この時期になると思い出す」と6年ぶりに話題を掘り起こしました。 このツイートを見た井村屋開発チームは、「工場が本格
札幌の知られざる事実、実は中華料理がゲロマズというのは意外と知られてないんじゃないだろうか? ラーメン屋ばっかりでそもそも町中華が存在しないのよね。 一度東京の町中華体験しちゃうと恋しくて仕方がない。 まあ、王将が進出してくれてそれなりに状況は改善されたのだけど。 札幌ぐらしだと、仕事帰りに「餃子にビール!」って感じにイマイチならないんだよな。 ちょっと追記: 案の定、北海道からほとんど出たことのない道民と他の人の温度差が笑。 厳密には街/町中華じゃないかもしれないけど、ベンチマークとして以下のお店が札幌にもあったらいいといつも思っている。 ・渋谷の喜楽 町中華の代表といってもいいのかな?自分はもやしラーメンと餃子が好きです。 ・渋谷の麗郷 台湾料理。台北の歴史のある高い店よりここの方がうまかった笑。腸詰めとしじみとビーフンを頼むのが必勝パターン。 ・三茶の新記 香港料理。ロースト肉をざく
日本でも人気のニュージーランド産高級蜂蜜「マヌカハニー」から、発がん性が疑われ各国が使用禁止に動いている除草剤グリホサートの成分が検出されたことがわかった。 「食べる抗菌剤」マヌカハニーは、ニュージーランドに自生するマヌカの花蜜を原料とし、強い抗菌作用を持つ化合物のメチルグリオキサールを豊富に含むことで知られる。ニュージーランドの先住民であるマオリが、風邪や様々な病気の治療にマヌカハニーを利用していたことでも有名だ。 こうした「食べる抗菌剤」のイメージからか、新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた今年初め以降、世界的に需要が急増。ニュージーランド政府の最新の統計によると、今年5月のマヌカハニーを含む蜂蜜全体の輸出額は、前年同月比53%増となった。政府の担当者は「人々の健康意識が世界的に高まったことで、自然食への関心がより強まったのかもしれない」と分析する。 マヌカハニーの大口輸入国である日
2020年8月1日 22時12分 リンクをコピーする by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 日本人に一番人気のある中華料理について、中国メディアが取り上げた トップ3が餃子、麻婆豆腐、チャーハンであることに「失望」を覚えると主張 高級食材を使った料理が選ばれなかったことは「意表を突く結果」だとした ラーメンや餃子、チャーハン、麻婆豆腐など、日本人にとって中華料理は非常に身近な存在と言えるが、中国人からすると「日本人に一番人気のある中華料理は何か」という素朴な疑問が浮かぶという。 中国メディアの百家号は29日、「日本で一番美味しいとされる中華料理は何か」と問いかける記事を掲載し、その結果は中国人の予想を大きく裏切るものであったとする記事を掲載した。 記事は、日本の美食を尋ねれば「寿司」と答える中国人は多く、中国人は「日本料理は高級」というイメージを持っている人は多いと紹介したうえで
変調のきっかけとなった「値上げ」 「ちょっとトッピングしただけで、1000円の出費は痛い……」。そんな声が至る所で聞かれるようになったカレーチェーン最大手の「カレーハウスCoCo壱番屋」(以下、ココイチ)だが、ここへきて深刻な“客離れ”が現実味を帯び始めている。 運営する(株)壱番屋が2月4日に発表した『2020年1月度月次情報』によれば、全店の売上高は100.3%(前年同期比)とほぼ横ばいとなった一方、既存店の客数は98.4%(同)と減少していることが明らかになった。 ココイチの既存店の客数減は、今に始まったことではない。期初となる2019年3月度から2020年1月度にかけての11ヵ月のうち、対前年同期比でマイナスとなった月は、実に8ヵ月にも及んでいる。 ココイチが変調をきたした契機とされているのが、2019年3月1日に行われた「値上げ」だ。 そもそも、ココイチはこれまで、食材や人件費の
最近、種苗法の改正についての記事や意見をSNSなどでよく見かけるようになりました。 「種苗」という一般の方にとって馴染みの薄い、(ほとんどの人にとっては、種苗って何??のレベルだと思います)分野が注目されている良い機会だと思っています。馴染みは薄いが「種苗」は農業にとって大変重要テーマです。ですので、農業者だけでなく、一般の消費者の方もこの議論について考えてくださっていてとてもありがたく思います。 ただ、ネットなどでは、すべての作物・品種において自家増殖が禁止される、それにより生産者が窮地に追い込まれるというような誤解があり、「種苗法改正は恐ろしい」という言葉だけが一人歩きして、内容そのものに関する深い議論がなされないのは、とてももったいないです。あとに述べますが、今回種苗法改正法案が通っても、自家増殖が制限されるのは「登録品種」のみなので、全体の10%程度の品種のみです。 消費者や、生産
前回のnoteを見て、育種家でありぶどう農家さんである林ぶどう研究所の林慎悟さんがメッセージをくださり、育種業界や改正の背景についていろいろ教えていただいきました。今回はそのお話をもとに勉強したことを、前回のnoteに補足する形で書いてます。 (前回のnoteはこちらから) 思っていたよりもずっとややこしかった種苗法改正の背景前回は海外への流出を防止するための改正と書いた。農水省の資料や会見で一番強調されている部分はそうみたいだけど、日本の育種・種苗業界が衰退しつつあること、現行の制度が国際標準とずれていることと、も背景にあるみたい。①海外流出、②業界の衰退、③グローバル標準とのずれの3つの課題全てについて、自家増殖が絡んでいて、自家増殖を制限することはそれぞれの解決策の1つだった。それぞれ丁寧に説明されればわかりそうなものの、今回の改正案ではそれをひとまとめにしているからすごくややこしく
ここ数ヶ月ホットな種苗法改正について。恥ずかしいけど私はよく調べもせずに陰謀論的なものを長いこと真に受けていた。4月くらいから農業に関わるいろんな方が発信してくださったのが目に入ったことで、ようやく、自分の認識がすごく狭くて偏りのあったことに気づいた(みなさんありがとうございます、、、)。この文章は、一次情報にもあたらず感情で流されてしまって思考停止だった自分を記録しておこうと思ってこの2ヶ月くらいうんうん考えてたことを書いているけど、私に気づきをくれた農家さんたちみたいにこれが誰かにとっての気づきになればいいな、とも思っている。 ※まだまだ勉強中なので、何か間違っているところがあったら教えてください。 種苗法改正について知ったきっかけ私が初めて種苗法のことを知ったのが2018年の11月。しあわせの経済フォーラムというローカリゼーションに関するイベントで、国際ジャーナリストの堤未果さんから
中国人はお茶だけでなく、何も入っていない単なるお湯である「白湯(さゆ)」を好んで飲む習慣を持っています。白湯を飲むという行為がどのようにして定着して文化となったのか、中国文化に関するYouTubeチャンネルGoldthreadがムービーで解説しています。 Why Do Chinese People Prefer Drinking Hot Water? - Why Chinese (E2) - YouTube 中国のレストランでほぼ必ず見かけるのが、「白湯を飲む」という光景。 中国人は白湯が大好きで、空港には魔法瓶用の給湯器も設置されています。 西洋人は冷たい水を好みますが、中国人は白湯を好みます。「白湯を飲む」というのはもはや中国人のステレオタイプともいえます。 中国文化を専門とするZhang Guowei教授によると、白湯を飲む習慣は、複数の理由から長い年月の中で次第に中国に定着した文化
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