突然の足の激痛!働き盛りの男性に多い痛風は、高尿酸血症が根底にあります。代謝の病気で、心血管病とも関連。激痛や全身の合併症を防ぐには、尿酸値を下げる治療が大切です。痛風の痛みとその対処、薬と治療についてお伝えします。 痛風の薬と治療 痛風発作の症状は1週間ほどで収まりますが、尿酸値が高いまま放置すると慢性化し、メタボリックシンドロームが起こりやすいと考えられ、心血管病が増えることも知られています。 痛風・高尿酸血症は基本的に生活習慣病であり、治療はまず生活習慣の修正が基本となります。十分に改善されない場合は、薬物療法を行います。 最近では、高尿酸血症には、痛風の原因となるだけでなく、様々な生活習慣病が起こりやすい状態を示す、マーカとしての側面があるとも考えられています。 その場合は、尿酸値を下げることよりも、合併する高血圧や脂質異常症、糖尿病などの改善から取り組むことになるでしょう。 高尿