2万円を切るなど、お買得感が高まった3TB HDDだが、OSやマザーボードによっては起動用ドライブとして使えなかったり、容量の一部しか認識できなかったりと、2TB以下のHDDにない、さまざまな制限が存在する。 実はこのような問題は3TB HDDに限った話ではなく、2.2TB以上の容量を持つHDDすべてで発生する。これはHDDの容量が増えすぎて、これまでの規格では対応できなくなったのが原因だ。そのため、どのような条件であれば目的の使い方ができるかを、あらかじめ把握しておく必要がある。 まず最初の分岐として、データ用ドライブとして利用するか、OSをインストールするブート用ドライブとして利用するかの選択がある。後者の方が条件が大幅に厳しくなるので、ここで2通りに分けて解説していこう。 ●データ用ドライブとして利用する場合 ●ブート用ドライブとして利用する場合 データ用ドライブとして利用は Win