あぶくたった にえたった にえたか どうだか 食べてみよう このような歌い出しから始まる『あぶくたった』は、何人かの子供たちが輪になって遊ぶ日本の古い童謡・わらべうた。 写真:「あぶくたった」で遊ぶ幼稚園児(愛知県大府市ホームページより) 複数の子供たちが手をつないで輪を作り、中に一人鬼役の子を入れて、時計回りに回りながら歌い進めていく。 『あぶくたった』の後半の歌詞では、煮て食べた物が夜におばけになって出てくるというストーリー展開になり、ここから鬼ごっこのような遊び方につながっていく。 同様の遊び方をするわらべうたとしては『今年の牡丹はよい牡丹』も有名。 煮る、寝る、おばけの3部構成 今日広まっている『あぶくたった』の一般的なストーリーは、大きく分けて3つ、「煮る(食べる)」、「寝る」、「おばけ出現(そして鬼ごっこへ)」という三部構成になっているようだ。 曲名である『あぶくたった』が直接