日本動物園水族館協会(東京)が和歌山県太地町の追い込み漁で捕獲されたイルカの入手を会員施設に禁止したことを受け、現在イルカを飼育する34の会員施設のうち5施設が、太地町からの入手を継続するため、協会脱退を含めた検討をしていることが、共同通信の各施設への取材で分かった。ほかに2施設が、将来的に脱退を検討する可能性を認めた。 脱退を含め検討していると答えたのは、登別マリンパークニクス(北海道)、あわしまマリンパーク(沼津市)、下田海中水族館(下田市)、くじらの博物館(和歌山)、大分マリーンパレス水族館うみたまごの五施設。