ブラジル領の離島、トリンダデ島で、「プラスチック岩」が発見された。この岩は、海から流れ着いたプラスチックゴミが岩石と混ざり合って形成された、いわば新種の岩だ。 それは海のプラスチック汚染がいかに広まっているかを示すどころか、何が本当の自然なのかわからなくさせるような現象であるという。 地質学者のによると、岩の自然な形成プロセスに、人工的なプラスチックがくわわったプラスチック岩の登場は、現代が「人新世という新しい地質学的時代」にある証拠だという。
キャンプ人気で、多くのメーカーがキャンプ用品の開発に乗り出しています。愛媛からは特産のタオルを作るメーカーが、あるモノを商品化し、キャンパーの間で話題になりました。目をつけたのは、工場で廃棄されていた“やっかいもの”でした。(松山放送局カメラマン 岩崎温) 瀬戸内海に面した、愛媛県今治市。2019年の生産量は1万トンを超える、日本一のタオルの産地です。 市内にはタオルを織る工場をはじめ、糸を加工する工場や染色工場など200近い関連工場があります。 新型コロナの影響で2021年の生産量は8000トンに減少しましたが、全国のシェアは57%と、ほかの産地を圧倒しています。 今回、私が取材したのは、創業68年のタオルの染色会社です。この会社では、タオルをさまざまな色に染めたり、風合いを出す加工を行っています。 近年、タオル業界も環境対策が課題になっています。 工場では、機械を動かし繊維を染めるため
1980年から2000年までに比べて2001年から2020年までは、 ▽日本やフィリピン周辺の「北西太平洋」で13.8%減り、 ▽オーストラリア周辺などの「南半球」で15.9%減った一方、 ▽アメリカの東海岸周辺の「北大西洋」では33.6%増えていました。 地域ごとの差を調べるため、過去およそ40年間、大気や海洋の変化に加えて、工場などから排出される大気汚染物質の状況も考慮してシミュレーションしたところ「北西太平洋」および「南半球」での台風など熱帯低気圧の減少と「北大西洋」での増加には大気汚染物質の増減が関わっていたことが確認できたとしています。 大気汚染物質などの小さな粒子「エアロゾル」には日射を遮る「日傘」のような効果があるため、中国やインドなどで大気汚染物質が増えたことで周辺の陸地は海に比べて暖まりにくくなり、台風や熱帯低気圧の発生に必要な西からの風が抑えられたとしています。 また、
全国の小売店でレジ袋の有料化が義務づけられて1日で1年です。大手コンビニ各社によりますと、レジ袋を辞退する人の割合は70%以上に達し、有料化導入前の3倍程度に増えました。一方でレジ袋の代わりとなる家庭用のポリ袋の購入量は増えていて、プラスチックごみをどう削減するかが引き続き課題となっています。 有料化が義務づけられた去年7月以降の大手コンビニのレジ袋の辞退率は、セブン‐イレブンとローソンが75%、ファミリーマートが77%となっています。日本フランチャイズチェーン協会によりますと、有料化前の辞退率はおよそ25%で、義務化によって3倍に増えたことになります。 このうちセブン‐イレブンはことし2月まででおよそ8000トンのプラスチックごみの削減につながったとしていてレジ袋の収益はペットボトルのリサイクルのための回収容器の設置費用などにあてているということです。 またファミリーマートは、有料化の収
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く