陸上自衛隊は3月31日、静岡県の東富士演習場で毎年行っている「富士総合火力演習」について、来年度から一般公開を止め、ライブ配信のみにすると発表した。YouTubeの「陸上自衛隊 広報チャンネル」で配信する。 一般公開を実施しない理由について陸自は「部隊の人的資源を本来の目的である教育訓練に注力するため」と説明している。 富士総合火力演習は、実弾を使う演習としては陸上自衛隊最大規模。2019年度までは毎年一般公開を行い、入場券の抽選倍率が30倍を超える人気だった。 20年度以降はコロナ禍のため無観客で実施し、その模様をYouTubeでライブ配信したところ「会場で見学するより迫力満点」などと評判となっていた。23年度は5月27日に実施する予定だ。 関連記事 羽田空港での撮影、一般人でも「事前申請」がないとダメ? 運営会社に真意を聞いた 羽田空港を運営する日本空港ビルデングが掲載した「お知らせ」