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「地元に住んだまま漫画家を続けられたのは、先生の存在が大きい」。鳥山明さんの初代アシスタントを務めた漫画家で、岐阜県の大垣女子短期大デザイン美術学科長の田中久志さん(64)=愛知県一宮市=は、突然の別れを惜しむ。
「ドラゴンボール」でアシスタントを務めたイラストレーター松山孝司さん(66)=岐阜県関市=は、連載終了後も友人として親しく交流を続けてきた。「負けず嫌いなところがすごかった」と話す。
「好きなものを描けて幸せ」=漫画家の萩尾望都さん−紫綬褒章 「好きなものを描けて幸せ」=漫画家の萩尾望都さん−紫綬褒章 今日の少女漫画の礎を築いた一人、現役漫画家として走り続ける萩尾望都さん(62)は「内定の連絡を受けた時は本当にびっくり」と話す。3月に亡くなった父には四十九日の仏前で報告した。 20代でヒット作「ポーの一族」などファンタジーやSF漫画を描く。両親は反対していたが、「私が絶対譲らないので諦めました」。転機は30代。読者と年齢が開き、仕事に難しさも。大人向けの漫画誌ができて「幸運にも好きなものを描き続けられた」と振り返る。(2012/04/28-06:59)
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