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ブックマーク / gizmolabs.blogspot.com (12)

  • 2023年の DWG 互換 CAD 界隈

    2023年、あけましておめでとうございます。 はい、昨年の記事で「CAD開発系の仕事からは根的に離れてしまうので、このまとめ記事も今年が最後になるかもしれません。」とか書いて別業界に行く気満々だったのですが、なぜか 某CAD ベンダーに入ってしまったので、今年も書いとこうと思います。🤤 例年に習って今年も去年の振り返りと 2023 年の AutoCAD(DWG)互換 CAD はこうなるかもっていう予測をしておきます。 まず、去年の振り返りとしては、 AutoCAD 2011~2014 のライセンスの認証が6月で完全に終了した。AutoCAD は3D表示が大きめのパフォーマンスアップ。(但し高性能PC環境に限る。)AutoCAD Web アプリで LISP が(一部)使えるようになった。BricsCAD に ExpressTools が標準搭載された。(Liteでも!)BricsCAD

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    N_T 2023/01/09
  • 2022年の DWG 互換 CAD 界隈

    2022年、あけましておめでとうございます。 さて、例年に習って今年も 2022 年の AutoCAD(DWG)互換 CAD はこうなるかもっていう予測と去年の振り返りをしておきます。 まず、去年の大きな事柄としては、 AutoCAD LT の販売が終了して、AutoCAD のツールセットなしシンプル R版が LT価格で登場。(日だけ)ツールセット付き製品が AutoCAD Plus として販売開始された。(日だけ) AutoCAD でチケット消化系ライセンス(Flex)が一般向けにも登場。 IJCAD が 初年度サブス必須になった。(ネットワーク版は前からサブス継続が必須) 表オブジェクト&データリンクが大体の互換CADで(一応)扱えるようになった。 点群とサーフェスが大体の互換CADで(一応)扱えるようになった。 大体 Windows11 対応できてる。という感じですが、AutoC

    2022年の DWG 互換 CAD 界隈
  • Autodesk がトークン消化型ライセンスの提供を始める

    Autodesk が、製品を利用した分だけトークン消費する形のライセンスを Autodesk Flex という名称で 2021年9月24日から提供し始めるようです。 先に1年有効なトークンを一定量買っておいて、使ったら製品ごとに決まっている消費トークンが消化される(一回消化されたら24時間使える)という形のもので、これまで特定の企業にしか提供されないグローバルなライセンス契約に対して提供されていたものが一般版の契約として降りてきた感じになりますかね。 トークンは 500 トークンで ¥198,000 (¥396.00/トークン)からとなっており、大量にトークンを購入ればトークン単価は若干やすくなります。 トークンは、Autodesk の対象製品共通で使えるので、対象製品を複数使ってるけどたまにしか使わない。みたいな人のいる組織体なところだとメリットがありそうですね。毎日その製品使ってるとか

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    N_T 2021/09/22
  • AutoCAD や 互換CAD で GETENV、SETENV コマンドが使えない問題を2行のプログラムで解決してみる

    AutoCAD LT の販売が終了したことで、 AutoCAD LT → AutoCAD (R版)や互換 CAD への移行を検討せざるを得なくなった人達がいるわけですが、そこで結構な割合で問題になるのが AutoCAD LT でカスタマイズしたメニューの移行問題です。 仕事で図面描くために AutoCAD LT を素の状態のままで使うっていうのは結構な苦行なので、DIESEL マクロをいじり倒してなにがしかの効率化をしている事が多いと思います。 で、そんなカスタマイズでまず間違いなく使われているのが GETENV、SETENV のコマンド。環境変数に一時的な値の保存と取得を行うために使われるものですが、このコマンド、実は AutoCAD LTにしかないコマンドで、AutoCAD R版にはありません。(youtuber ならここでドドンとか効果音入れる感じ。) R 版は API があるのでそ

  • ITCが IntelliCAD 10 をリリース

    結構時間が経っちゃいましたが、IntelliCAD テクノロジー コンソーシアム(ITC)が 2020年7月30日に IntelliCAD 10.0 のリリースを発表してました。 とりあえず更新概要の動画が youtube にあがってるので、文章読むのめんどい人は見てみたら良いと思います。(英語だけどなんとなくわかるでしょう。) で、10.0 の大きな改善点は以下のようになっているようです。 OpenGL ES グラフィックスのデバイスをサポート。← Android とか Linux 上で動く IntelliCAD で効果が大きいと思われる。 ビジュアルスタイルが新しくなった。マテリアルライブラリが図形とレイヤーに割り当てられるようになり、ビジュアルスタイル表示でも表示可能に。スポットライトとポイントライトは、ビジュアルスタイルで表示可能に。ビューマネージャーが再設計され、ビューの背景、遠

    ITCが IntelliCAD 10 をリリース
  • DWG互換CAD の 新バージョンメモ:IJCAD 2019、BricsCAD V19.11.1

    より新しい記事はこちら >> https://gizmolabs.blogspot.com/2021/10/dwgcad-ijcad-2021bricscad-v22.html そういえば、IJCAD の新バージョンリリースについて最近はツイッタで済ませちゃって記事にしてないなと思ったので、BricsCAD と合わせてまとめ的に書いておきます。 IJCAD 2019(2019年2月リリース) CAD データに絡む機能面で、AutoCAD に追いついていない部分は、残りは拘束系機能の未対応と3D系機能が諸々拙い位と言っていいレベル。 2D は前バージョンから微強化。 3D は前バージョンと変わらず。 パフォーマンスは前バージョンから特筆すべき差はなし。 BricsCAD V19(2018年11月リリース) CAD データに絡む機能面で、AutoCAD に追いついていない部分は、残りはダイナミ

  • AutoCAD 2019 リリース

    毎年恒例のバージョンアップでございます。 今年のバージョンは、これまでで一番流動的な状態になり、このバージョンからなんと、ソリューション製品が実質消滅してツールセットという形で、AutoCAD の拡張機能として提供され、ユーザは選択して利用できるようになりました。 AutoCAD とソリューション製品の価格がおなじになって実質的にAutoCAD or ソリューション製品という選択を価格差で切り分ける必要はなくなっていたわけですが、ツールセット化によってより柔軟に機能を選択できるようになった形になります。 Raster Design とかは、日だと知名度ほぼ0なので知らない人も多いと思いますが、イメージ編集 on CAD といった感じで使えるもので、古い紙図面をスキャンして新しい設計を上書きして描くみたいな仕事では結構使えますので、毎年約20万/Lic の ACAD 維持できるセレブな方々

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    N_T 2018/03/24
  • BricsCAD V18.2 のリリース

    V18 のマイナーアップデート 18.2 が出たようです。 細かな更新内容は、 リリースノートを見たら良いと思いますが、今回のアップデートで個人的な萌ポイントとして LISP の開発環境(AutoCAD の VLIDE 相当) 対応したって言うのがあったのでメモっときます。 互換CAD 系で、大きめの LISP プログラムを開発しようと思うと、どうしてもデバックが しにくい状態で経験でなんとかカバーするか、AutoCAD の VLIDE で一回確認してみたりするという状態になりがちなのですが、自前で開発環境があると問題の発見や改善サイクルが早くできるので、LISP ベースの開発も捗るようになりますね。

    BricsCAD V18.2 のリリース
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    N_T 2018/02/23
  • 2018年の DWG系 CAD 界隈

    2018年、あけましておめでとうございます。 さて、個人的に関心薄めになって来ている DWG 系 CAD 界隈ですが、仮にも CAD&CG とかいう名前のブログなので 2018年はこうなるかなっていう予測をしておこうかと思います。 AutoCAD の 2019(あるいはそれに相当するアップデート)は多分3月に出ると思いますが、細かな機能強化や UX の改善と、他製品へ移行するための基盤整備的な拡張とかになるんじゃないかと予想しています。(流石に毎バージョンフォーマット新しくするっていう暴挙はしてこないかと。) 昨年は AutoCAD 2018 で DWG ファイル形式が更新され、2018 形式のフォーマットが追加されました。 ほとんどすべての互換 CAD が利用している ODA の Tiegha での対応は2017年末の時点で一応リリースレベルまで行っていますし、対応を謳う製品も出てきてい

  • ODA が、DWG2018形式対応の Teigha 4.3 ベータをリリース

    ODA が、DWG2018形式対応の Teigha 4.3 のベータ版をリリースしたようです。 正式版は、8月のリリースを目標に動いているようですが、細かな不具合とかもろもろ含めて安定してくるのがやっぱり年末近くかなぁと思います。 とりあえず、互換CAD メーカー製の製品を使用しているユーザ各位には一応DWG2018形式は対応されるだろうという期待が持てるので朗報ですね。 あ、ブログのデザイン変えました。の写真は、デフォルトのやつなので、そのうち変えるかもしれず。 元ネタ記事: ODA

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    N_T 2017/07/01
  • autocad-2018.html

    元ネタ記事: nil 毎年恒例となっている、AutoCAD のバージョンアップでございます。 今回は、2013 以降変わっていなかった、DWGのファイルフォーマットが5バージョンぶりに変わって2018 形式に新しくなっているので、バージョンアップする際は注意が必要です。 機能面で新しい部分は、以下の通り。 オブジェクトの選択の改良。画面移動が伴う広範囲の選択で画面外にある図形が取りこぼされるのと、破線などの空きのある線種で空き部分では Oスナップが取れないという長年の糞仕様がやっとなくなったってよ! PDFのインポートでSHX形式の文字を認識して文字に変換。OCR っぽいものなので 100% 復元ではないですが、変換後のフォントの選択もできるし、喜ぶ人も多いでしょう。 PDFのインポート能力強化。インポート時の尺度の処理が若干良くなったようです。 XREFファイルのパス認識の強化。 アタッ

  • オープンソースな3Dモデルビュアー「Open3mod」

    元ネタ記事: open3mod OBJ, 3DS, BLEND, STL, FBX, DXF, LWO, LWS, MD5, MD3, MD2, NDO, X, IFC, Collada 等々40以上のフォーマットを開く事ができるオープンソースな3Dモデルビュアーだそうです。 どこぞから落としてたそこそこ大きめのSTLデータを読み込ませてみたところ、一応破綻せずに読み込みできたので、データ確認用にいいかも。 ビューポート分割で表示できるのもいいですね。

    オープンソースな3Dモデルビュアー「Open3mod」
    N_T
    N_T 2014/07/17
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