全国1000店以上の飲食店や小売店などが参加し、国産ジビエ(野生鳥獣の肉)の魅力をアピールする「全国ジビエフェア」が11月から始まるのに合わせて東京都内で26日、記者発表会が開かれ、お笑いトリオ「ぼる塾」がジビエ消費拡大を訴えた。 フェアは、ぐるなびが実施主体。普段の食事にジビエを取り入れる「プラスジビエ」をコンセプトに今年で6年目を迎える。 グルメリポーターとしても活躍する「ぼる塾」の3人は、鹿やイノシシの肉を使ったタコスなどを試食。メンバーの田辺智加さんは「どの料理も野菜との相性が良く、若い人でも食べやすくなっている。食べながらおなかが鳴るぐらい、おいしかった」と会場を湧かせた。 発表会では、今年のいち推しジビエ料理として、片手で手軽に食べられる「ワンハンドジビエ」などを紹介。おにぎりやケバブ、ハンバーガーにジビエを取り入れ、観光中の食べ歩き、アウトドアなど幅広い場面での消費を提案する