ブラジル・マトグロソ州の州都クイアバ市から約400キロ北西にある大豆農場(2012年3月27日撮影)。(c)AFP/Yasuyoshi CHIBA 【1月5日 AFP】豆腐サラダから一杯のエスプレッソまで――日本や中国、欧米諸国で販売される輸入材料を使った一般消費者向け製品に、自然を破壊し野生動物を絶滅に追い込むリスクがどれだけ潜んでいるかを正確に指摘・測定できる手法を開発したと、信州大学(Shinshu University)の金本圭一朗(Keiichiro Kanemoto)教授らが4日、発表した。輸入品が世界各地の絶滅危惧種に及ぼす悪影響を詳細に記した「脅威マップ」も公開している。 例えば、豆腐の原料である大豆や、コーヒー豆を栽培するため、インドネシアのスマトラ(Sumatra)島やブラジルのマトグロソ(Mato Grosso)州では森林が伐採されており、野生動植物が生息・生育環境を