沖縄県病害虫防除技術センターは7日、国内で初めて「トルコギキョウえそ条斑病」(仮称)を確認し、病害虫発生予察特殊報を出した。同センターは伝染防止へ、健全苗の利用などを呼びかけている。ソルガムクロロテ... 記事の続きを読むには、こちらから会員登録(無料)が必要です>> 会員登録(無料) はこちら ログイン 日本農業新聞公式ウェブサイトの全ての機能をご利用になるには、会員登録が必要です。 メールアドレス、パスワードを入力後、「ログイン」ボタンを押してください。
鹿児島県病害虫防除所は21日、奄美地域を中心に一部のサトウキビ畑で黒穂病が発生し、被害拡大が懸念されるとして、病害虫発生予察注意報を出した。防除所の担当者は「初期段階で対策すれば被害を抑えられる」と話し、発病株を見つけ次第、手順に沿って抜き取るよう呼びかける。 黒穂病の発病株は茎が細くなり、先端に黒いむち状のものを形成する。生育に異常が生じ、製糖原料としての品質が低下する。病原菌の胞子は風や雨水で拡散するため、発病株を放置すると被害が拡大しやすい。 防除所によると、黒穂病に有効な農薬などはなく、防止策として発病株を見つけたら胞子の飛散を防ぐためビニール袋をかぶせて、抜き取ることを挙げる。病気に強い品種への切り替えや来歴の明らかな苗の使用も有効という。 防除所によると、12日に知名町で発生が確認された。14~17日の調査では発生率は約3.5%で、和泊町でも確認された。沖永良部島外の調査では、
千葉県内では果物に被害をもたらす害虫の「カメムシ」が増加していることから、県は2014年以来となる注意報を発表し、生産者に対策を呼びかけています。 千葉県農林総合研究センターでは、県内10か所にカメムシを捕獲する装置を設置し発生状況を調べていて、4月は一日当たりの捕獲数が例年の7倍以上となりました。 このため、県は5月、2014年以来となる「果樹カメムシ類」についての注意報を発表しました。 千葉市緑区にあるセンターの敷地内にも捕獲用の装置が設置されていて、例年より多くのカメムシが見られるということです。 捕獲数が多いのは、千葉県で生産がさかんな梨やびわなどの果物に被害をもたらす、 ▽チャバネアオカメムシ ▽ツヤアオカメムシ ▽クサギカメムシ の3種類です。 センターによりますと、去年、餌となるスギやヒノキの実が多かったため、数が増え、暖冬の影響で多くがそのまま越冬し、この時期の増加につなが
中予地域の特産「なす」の生産量の向上につなげようと、害虫を食べる「天敵昆虫」のダニやカメムシの仲間を、農薬の代わりに使う栽培方法についての説明会が開かれ、収穫量が増加したことなどが報告されました。 中予地域は、「松山長なす」や「伊予なす」など、県内でも有数のなすの産地ですが、農薬に耐性がある害虫が発生していることなどで農家は生産量や品質の低下に悩まされています。 こうしたなか、県は農薬の代わりに害虫を食べる、「天敵昆虫」を活用する技術の確立を目指していて、12日、東温市で説明会が行われました。 説明会では県の担当者がスワルスキーカブリダニというダニの仲間や、タバコカスミカメというカメムシの仲間を、4軒の農家で使った成果を報告しました。 この中では東温市の農家では3年前から農薬をまく回数を減らしてダニの仲間を畑に放ったところ、去年は収穫量が1株あたり30キロと過去最高になったことが報告されま
札幌の伝統野菜である巨大キャベツ「札幌大球(たいきゅう)」が今夏の猛暑で生育に深刻な打撃を受けた。高原野菜のキャベツはもともと暑さに弱く、成長する前に腐って出荷できないケースが相次いだ。今年は、昨年より1戸多い3戸の農家が生産したが、収穫数は昨年を下回る状況で、市民有志の応援組織が購入を呼びかけている。 札幌市農協によると、今年の収穫は10月下旬に始まり、今月1日に終了。猛暑や豪雨の影響で一部が腐るなどして売り物にならないものが多かったといい、収穫できたのは計1787玉。生産農家が2戸だった昨年の計1918玉から100玉以上減った。市農協の担当者は「手塩にかけて育てた札幌大球が売り物にならず、農家も肩を落としている」と話す。 こうした状況を受け、札幌大球の普及に向け、2015年に結成した市民有志の「札幌大球応援隊」は、生産農家を元気づけるためオーナー制度のPRを強化。制度は、1口4500円
ホーム ニュースリリース弊会が販売した岩手県産小麦におけるDON(デオキシニバレノール)の 基準値超過に関するお詫びと今後の対応について 2023年11月28日弊会が販売した岩手県産小麦におけるDON(デオキシニバレノール)の 基準値超過に関するお詫びと今後の対応について このたび、弊会の取引先である製粉会社様に販売いたしました岩手県産小麦(玄麦)の一部において、食品衛生法の定めるDON(デオキシニバレノール)の基準値を超過した小麦があったことが判明いたしました。 消費者ならび取引先の皆様に多大なご迷惑・ご心配をおかけいたしましたことにつきまして、心よりお詫び申し上げます。 現在、判明している事実と現状および今後の対応について、別添のとおりご報告いたします。 弊会が販売した岩手県産小麦におけるDON(デオキシニバレノール)の 基準値超過に関するお詫びと今後の対応について
JA全農いわてが販売した岩手県産の小麦から嘔吐などの症状を起こすおそれのある「かび毒」が基準値を超えて検出されたことが分かりました。現在製粉会社などが自主回収を進めています。 JAによりますと9日、販売先の県外の製粉会社から2022年生産された県産ナンブコムギを自主検査した結果、赤カビによる「かび毒」が基準値を超えたと報告がありました。 その後のJAの検査でも基準値の3倍から4倍の「かび毒」が見つかったため、22日に県内の製粉会社に連絡したということです。 なお、販売前のJAの検査では、基準値を超えるかび毒は検出されていなかったということです。 かび毒を一度に大量に摂取した場合、嘔吐や下痢などの症状が出るおそれがありますが、これまで健康被害の報告は入っていません。 現在、JAが産地や販売量、流通先の特定などを急いでいるほか、製粉会社や、製粉後の小麦を使用した製菓店などが自主回収を進めていま
JA全農いわてが販売した岩手県産の小麦「ナンブコムギ」からおう吐などを起こすおそれがある「かび毒」が検出され、この小麦を使っていた菓子店などで製品の自主回収や廃棄が進められています。JAなどによりますとこれまでのところ健康への被害の訴えは確認されていないということです。 JA全農いわてによりますと、かび毒が検出されたのは去年・2022年産の県産小麦「ナンブコムギ」で、今月9日、販売先の東京の製粉会社からかび毒が検出されたという連絡があり、JAがこの小麦を回収して検査したところ、今月17日、基準値を超えるかび毒が検出されたということです。 内閣府の食品安全委員会によりますと、かび毒は一度に大量に食べた場合、おう吐や食欲不振、それに下痢などの症状が出るおそれがあり、熱に強く、加工や調理をしても毒性はほとんど減らないということです。 また、別の製粉会社を通じて去年・2022年産の県産小麦「ナンブ
夏にはゴキブリを観察できる円山公園=2021年11月、札幌市中央区 ゴキブリは冬の寒さが厳しい北海道にはいない――と言われるが、札幌市内の高級住宅地の近くに、ゴキブリの「聖域」がある。ゴキブリになじみの薄い北海道民は、ほかの虫のように平気で触ったりもして、積極的に駆除しようという様子はない。その一方で「聖域」のゴキブリたちは、命をおびやかす“敵”にさらされ続けているという。 【本気で閲覧注意】北海道で暮らすゴキブリの写真はこちら * * * ゴキブリの「聖域」は、札幌市の中心部から西へ3.5キロほど、市民の憩いの場である円山公園にある。 北海道のゴキブリを研究している北海道大の西野浩史・准教授は、文字で見るだけでも鳥肌が立つような説明をする。 「暖かくなる5月から一気にゴキブリが増えて、6月になると、もうすごいです。夜になると、こんなにいるのか、と思うくらいめちゃくちゃゴキブリが飛
●本社調査団が白山、野々市で初確認 絶滅が危ぶまれている「ハネナガイナゴ」が、石川県内で生息域を拡大していることが分かった。北國新聞社の手取川環境総合調査団が9、10月に実施した調査で、5年前はゼロだった白山、野々市両市内で初めて個体を確認した。従来の河北潟周辺から分布を急速に広げており、調査団の専門家は今後も数が増えると予想。大量発生すれば手取川流域での農作物被害が懸念される。 ●河北潟から南下 ハネナガイナゴは他のイナゴと同様、稲の害虫とされる。もともと北陸地方に少なく、石川県が2020年に準絶滅危惧種に指定した。 調査は弘中満太郎県立大准教授が金沢、白山、野々市、能美各市の計25地点で実施した。河北潟近くの金沢市才田町で最多となる92匹を発見したほか、同市粟崎町では2018年の前回調査に比べて18匹多い41匹を採集。新たに見つかった野々市市では28匹、白山市でも目視による調査で個体を
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ライブドアニュース @livedoornews 【反響】「アフリカマイマイ」捕獲バイトの求人広告が話題 小笠原諸島 news.livedoor.com/lite/article_d… 可愛らしいカタツムリのイラストと共に「マイマイ捕獲アルバイト」「日給8000円」「実働5時間くらい」と書かれた求人広告。アフリカマイマイを駆除するため、農協の母島支店で募集しているという。 pic.twitter.com/1mOZUzuXoX 2023-08-26 08:36:01 リンク ライブドアニュース 日給8000円、実働5時間、勤務地は小笠原諸島です! 「アフリカマイマイ」捕獲バイトの求人広告が話題 - ライブドアニュース 小笠原諸島の母島で目撃された求人広告がSNS上で大きな注目を集めている。【写真】こちらがアフリカマイマイ…危険な寄生線虫の宿主ですまひまひのつぶりさん(@MaimainoTsub
例年比で多く繁殖し、サトウキビなどの作物に影響を出しているタイワンツチイナゴ=7月26日、宮古島市の来間島 【宮古島】宮古島市の来間島で、6月ごろからタイワンツチイナゴによるサトウキビへの被害が相次いでいる。駆除のため、市は2024年3月に農薬の散布などを検討する。県や市、来間区によると、タイワンツチイナゴが例年比で多く繁殖し、サトウキビの製糖工場への搬入量が減っている。タイワンツチイナゴが増えるメカニズムは詳しく分かっていないが、小雨で干ばつになると多く繁殖する傾向にあるという。 宮古島市選出の國仲昌二県議と宮古島市の与党市議団が7月26日、来間区の砂川重信区長の案内で、島内の複数の畑を視察した。 砂川区長は「有機肥料をしっかりまいて、水まきや雑草除去をしっかりやっていた場所では被害が小さかった。そうしていない畑の被害は大きかった」と語り、畑の地力を強くすることが重要だと説明した。 被害
バイオリサ・カミキリをシークヮーサーの木にとりつける第一農薬(沖縄市)の赤嶺達也普及開発課長=13日、名護市の安和小学校 【名護】春先からかんきつ類などを中心に食害をもたらすカミキリムシを防除しようと、生物農薬「バイオリサ・カミキリ」を使った実証実験が13日、名護市の安和小学校で始まった。ホーベリア菌とよばれる微生物を付着させて駆除する技術で、鹿児島県などで駆除効果を上げている。敷地内に約30本のシークヮーサーがある安和小へ、販売元企業「エス・ディー・エス バイオテック」(東京)が無償で提供した。 カミキリムシは地面に近い木の幹に幼虫が入り、穴を開けて、木を枯らすこともある。バイオリサは、木の幹に、菌がついたシート状のパルプ不織布をまき付けホチキスで止める仕様となっている。このシートの上をカミキリムシが通ると、節や気門から菌が体内へ入り、増殖。1~2週間程度で、体が白くなって駆除されるとい
サツマイモなどに寄生する害虫「アリモドキゾウムシ」が昨年十月に浜松市内で本州初確認された問題を受け、根絶するための緊急防除が十九日、西区と南区の計十地区で始まった。来年三月末まで約一年間、対象エリアではサツマイモなどの栽培ができなくなる。人への毒性はないが、発生が広がれば防除の期間も対象エリアも拡大する恐れがあり、区域内の農家は「死活問題だ」と危機感をあらわにする。 (荒木正親) 緊急防除は植物防疫法に基づき、サツマイモの作付けや栽培、区域外への持ち出しが禁止される。栽培しない生産者には補償金が支払われる。対象エリアは西区篠原町、坪井町、馬郡町、雄踏一、二、雄踏町宇布見、舞阪町舞阪、同町浜田...
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