東京 杉並区の小学校の校庭で先月、児童が転倒した際に地面からくぎの一部が突き出ていて、ひざを切る大けがをしたことがわかりました。 くぎは運動会や授業で目印などとして使われたあと、放置されていたものとみられ、区の教育委員会は小中学校などに緊急点検を要請し、対応を求めています。 杉並区教育委員会などによりますと、先月13日、区立荻窪小学校の校庭で体育の授業中に児童が転倒した際、地面からくぎの一部が突き出ていて、左ひざを切る大けがをしました。 くぎは長さ12センチほどで、このうち地面から数ミリが突き出ている状態でした。 このため、学校は校庭の使用を禁止し、業者に依頼して金属探知機で調べたところ、あわせて544本のくぎやフックが見つかりました。 くぎなどはこれまでに撤去され、校庭は使える状態になっているということです。 これらのくぎやフックは、運動会や体育の授業で整列する際の目印などとして打ち込ま