山形大学などの研究グループは液体窒素により凍結して粉砕した生鮮食品を流通させる研究を始めた。液化天然ガス(LNG)を気化させる際に排出する冷熱と、規格外の野菜や魚を使うことで二酸化炭素(CO2)排出量を抑えながら食料生産を増やす。介護食や海外向けの日本食のPRに使うことを計画しており、2050年には3Dプリンターで消費者が粉末から自由に食品を生成できるようにする構想もある。研究計画を取りまとめ
山形大学は6日、米のたんぱく質を原料に肉に代わる「代替肉」を作ることに世界で初めて成功したと発表した。将来、新たな代替肉として普及することが期待されるという。 肉などの動物性のたんぱく質は、生産や輸送の過程で、大量の温室効果ガスを発生させることから、近年、環境への影響が指摘されている。こうした中、山形大学の渡辺昌規教授は、食品メーカーと共同で、米のたんぱく質から肉の食感などを再現した「代替肉」を作ることに世界で初めて成功した。原料は米ぬかからこめ油を抽出する際にできる「脱脂米ぬか」というものだ。こめ油を作る際は原料の8割以上が「脱脂米ぬか」として残り、その多くは廃棄されるため利活用が課題となっていた。この代替肉は国内での自給が可能なほか、アレルギーの原因となるアレルゲンがないことなどが特徴で、将来、新たな植物由来の代替肉として普及することが期待されるという。また、収益性が高い持続可能な農業
悩める地場の伝統産業に若者の発想を吹き込み、ヒット商品を作った大学があります。山形発の新たな日本酒ブランドを生んだのは、20歳の学生たちでした。 「若い人に飲んでもらえる日本酒のラベルを作ってもらえないですか」。2011年春、山形県南陽市で120年続く「東(あずま)の麓(ふもと)酒造」の新藤栄一製造部長(54)が酒席でそう漏らした。相手は、酒蔵見学で来た東北芸術工科大(山形市)の教員たちだ。 国税庁によると、日本酒の消費数量はピークだった1975年ごろの3割あまり。東の麓酒造も主な顧客は中高年で、「若い層に売れないと未来はない」と考え、県産ブランド米「つや姫」を使った新商品を計画していた。奇抜なラベルで若者の話題になれば――。そんな狙いだった。 協力したのは、自らも商品やブランド開発などを手がける企画構想学科のボブ田中教授。「若者に受ける派手なラベルに」と言う新藤さんに、「誰も買いませんよ
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