政策と漁業と社会に関するagrisearchのブックマーク (26)

  • 「処理水問題」で中国世論が急速に鎮静化したのはなぜ?

    「処理水問題の影響はほとんど見当たりませんでした。探すのが大変なぐらいでしたよ」 上海市在住の日人駐在員Aさんのぼやきだ。普段からよく筆者の記事を読んでくれている熱心な読者なのだが、大きな話題となっている福島第一原発処理水の海洋放出から約10日間となる9月3日に日人街に出かける用事があり、「写真を撮ってきましょうか」と連絡してくれた。 「抗議活動をしている人はいるか?」「日系スーパーの客入り」「日材を使っていませんとの貼り紙はあるか」「(日人街に限らず)買い占めで売り場から塩が消えていないか」あたりに着目して見てきてほしいとお願いしてきた。 Aさんが向かったのは上海市西部の虹橋地区。日人駐在員が多く、日系のレストランやショップが数多く集まる地域だ。すごい光景が展開されているのでは……と意気込んで向かったAさんだが、行ってみると冒頭の感想になったという次第だ。 「日系スーパーには

    「処理水問題」で中国世論が急速に鎮静化したのはなぜ?
  • 「労働者の命は魚より価値がない」。シーフードの裏にある「海の奴隷」の現実に私たちができることは

    ©Vulcan Productions, Inc. and Seahorse Productions, LLC. 人身売買や拉致をされて漁船で強制的に働かされる「海の奴隷」の実態と彼らを救うために命懸けで闘う活動家らを追ったドキュメンタリー映画『ゴースト・フリート 知られざるシーフード産業の闇』が5月28日に公開される。 日は、漁業における奴隷労働が横行するタイから水産物を輸入する世界第2位の国だ。ツナ缶やエビ、キャットフード…。日に暮らす私たちは、知らず知らずのうちに奴隷労働によって獲られた水産物を買い支えているかもしれない。

    「労働者の命は魚より価値がない」。シーフードの裏にある「海の奴隷」の現実に私たちができることは
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    agrisearch 2022/05/27
    「違法・無報告・無規制(IUU)漁業」
  • レジャー化する密漁「自然のもの取って何が悪い?」 海水浴客がサザエやアワビ狙い

    切浜海水浴場近くの岩場でサザエやアワビを採取した女性(右)を聴取する海上保安官ら=豊岡市竹野町切浜(画像の一部を加工しています) 兵庫県北部の沿岸で今夏、サザエやアワビの密漁が多発している。地元の漁協が知事から免許を受けて共同漁業権を設定しており、漁業者以外が採取すると漁業法違反(漁業権侵害)となる。しかし京阪神などからの海水浴客を中心に「レジャー感覚」で密漁に手を染めるケースが後を絶たず、今年はすでに16人を摘発。密漁現場の実態を調べるため、海上保安官に密着した。(金海隆至) 8月上旬、日曜の午後。豊岡市の切浜(きりはま)海水浴場に近い岩場で、ウエットスーツの女性が素潜りを繰り返した後、浜辺に上がってきた。崖の上の県道から双眼鏡で動きを探っていた海上保安官が「網袋を持っている。何か取っています」と声を上げた。 それを合図に、私服姿の保安官5人が一斉に約200メートル離れた海水浴場へ向かっ

    レジャー化する密漁「自然のもの取って何が悪い?」 海水浴客がサザエやアワビ狙い
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    agrisearch 2021/08/12
    「特にアワビとナマコは高値で取引されるため、組織的な密漁が横行。ナマコの密漁品の輸出は暴力団の資金源とも指摘される」
  • アワビなど密漁水産物に流通規制 農水省が新法案 - 日本経済新聞

    農林水産省は密漁による水産物の流通を規制する「漁獲証明」制度を創設する方針を固めた。密漁リスクの高い一部の魚介類について、取引記録や証明書がないと国内の流通や輸出入ができないようにする。水産資源の枯渇が国際的に問題となる中、欧米で先行する証明制度を導入して密漁品を流通から排除する。農水省は26日に始まる臨時国会に「特定水産動植物等の国内流通適正化法案」を提出する。国内の流通業者は、水揚げ場所や

    アワビなど密漁水産物に流通規制 農水省が新法案 - 日本経済新聞
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    agrisearch 2020/10/23
    「農林水産省は密漁による水産物の流通を規制する「漁獲証明」制度を創設する方針を固めた」
  • アワビ・ナマコで「漁獲証明」導入へ 密漁水産物の流通防止で | NHKニュース

    密漁された水産物が流通するのを防ぐため、水揚げした港などを示した漁獲証明を義務づける制度が導入されることになりました。まずはアワビやナマコが対象になる見通しです。 そして、漁業者や流通業者などに対して、水産物を販売したり輸出したりする際に漁獲証明を表示することなどを義務づけます。 農林水産省はこの仕組みによって、密漁された水産物が市場に流通することを防ぎ、水産資源の保護にもつながるとしています。 まずは、高額で取り引きされ密漁も多いアワビやナマコが対象となる見通しで、農林水産省は漁獲証明の導入に向け、必要な法案づくりを進めることにしています。

    アワビ・ナマコで「漁獲証明」導入へ 密漁水産物の流通防止で | NHKニュース
  • ウナギの稚魚密漁 罰金を300倍に強化 水産庁 | NHKニュース

    絶滅が危惧されているニホンウナギを保護するため、水産庁は稚魚のシラスウナギを密漁した場合の罰金を現在の「10万円以下」の300倍に相当する「3000万円以下」に引き上げる方針です。 また、稚魚のシラスウナギは高値で取り引きされるため密漁があとを絶たず、暴力団の資金源になっていると指摘されています。 こうしたことから、水産庁はシラスウナギを密漁した際の罰則を大幅に強化する方針です。 罰金の上限は、現在の「10万円以下」の300倍に相当する「3000万円以下」に大幅に引き上げ、懲役についても現在の「6か月以下」から「3年以下」に引き上げます。 水産庁ではシラスウナギの密漁に対する新たな罰則の運用を、4年後をめどに始めたいとしています。

    ウナギの稚魚密漁 罰金を300倍に強化 水産庁 | NHKニュース
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    agrisearch 2019/10/31
    「3000万円以下」「4年後をめどに始めたい」。。
  • 絶滅危惧のウナギーー横行する“密漁・密輸”がもたらす「希望なき未来」

    絶滅危惧のウナギーー横行する“密漁・密輸”がもたらす「希望なき未来」:「土用の丑の日」に憂う【前編】(1/5 ページ) 今年も「土用の丑の日」が7月27日にやってくる――。 昨年、日はかつてないほど、ウナギ稚魚(シラスウナギ)の不漁に見舞われた。水産庁の調べによると1963年に232トンを記録していたシラスウナギの採捕量は年を追って減少、2017年漁期には15.5トン、18年漁期には8.9トンにまで落ち込んだ。13年に環境省はニホンウナギを絶滅危惧種に指定、翌年には国際NGOの世界自然保護連合(IUCN)も絶滅危惧種に指定している。昨年の不漁の問題については、ちょうど一年前にレポートした通りだ(ウナギ業界の「異常」にイオン、岡山のベンチャーが立ち向かう理由)。 報道の面でも昨年、「うなぎ絶滅キャンペーン」なるツイッターのアカウントが登場、「うなぎを安くべ尽くそう」という皮肉を込めた呟き

    絶滅危惧のウナギーー横行する“密漁・密輸”がもたらす「希望なき未来」
  • 「参議院議員 山本太郎」オフィシャルサイト | 2017.6.13 農林水産委員会「文化じゃなくて水産庁の利権なの」

    資料①=資料① 朝日新聞 朝刊(2008年6月14日) 資料②=資料② 南極海地図_調査捕鯨海域表示_現海域のみ ○山太郎君 発言の機会をいただきまして、ありがとうございます。 自由党共同代表、山太郎です。 私は、日文化としての捕鯨を否定するつもりはございません。問題は捕鯨の在り方ではないかという視点でお聞きします。 まずは、委員会御出席の皆様、今年に入って何度鯨肉をべられましたでしょうか。年間で合計何グラムほどべましたか。去年はどうだったでしょうか。大手水産会社が捕鯨部門を体と分離してつくった共同船舶株式会社、この採算が合わず、二〇〇六年、全ての株式を農水所管五つの財団法人に売却。この大手水産会社三社の企業名のみ教えてください。 ○政府参考人(佐藤一雄君) お答え申し上げます。かつて捕鯨を行っていた大手の水産会社は、当時の社名でございますが、株式会社極洋、日水産株式会社

    「参議院議員 山本太郎」オフィシャルサイト | 2017.6.13 農林水産委員会「文化じゃなくて水産庁の利権なの」
  • マグロ規制:漁業者がデモ 農水省前で500人 | 毎日新聞

    クロマグロ漁獲規制の内容に抗議し、農水省(右)の前に集まった沿岸クロマグロ漁の漁師ら=東京都千代田区で2018年6月25日、丸山博撮影 すしネタや刺し身として人気の高い太平洋クロマグロの漁獲規制が7月から強化されるのを受け、沿岸漁業者らが25日、廃業が相次ぎかねないとして、農林水産省に斎藤健農相を訪ね、漁獲枠の拡大などを要望した。その後、全国から集まった漁業者約500人が農水省前から国会前までデモ行進し、漁業者の窮状を訴えながら、「資源は回復傾向なのに一方的な規制の押しつけだ」などとアピールした。 要望したのは、沿岸漁業者で構成する「全国沿岸クロマグロ漁民共同行動実行委員会」。漁獲枠拡大などのほか、水産庁が今年1月に漁獲枠を上回る恐れがあるとして要請した小型魚(30キロ未満)の操業自粛を守って、休漁した漁師への減収分の補填(ほてん)の拡充も求めた。

    マグロ規制:漁業者がデモ 農水省前で500人 | 毎日新聞
  • イチからオシえて:実効性欠くウナギ資源管理 流通も不透明 密漁の可能性 | 毎日新聞

    ニホンウナギが国際的な絶滅危惧種に指定されて4年が過ぎた。今も変わらずかば焼きなどが卓に並ぶ一方、資源管理は実効性に欠け、流通にも不透明さが漂う。7月20日は土用の丑(うし)の日。ウナギを取り巻く現状をまとめた。【五十嵐和大、伊藤奈々恵】 ●根拠なき上限枠 ニホンウナギは2014年6月、国際自然保護連合(IUCN)が絶滅の恐れがある生物種を評価したレッドリストで、絶滅のリスクが高い「絶滅危惧1B類」に分類された。農林水産省の統計によると、漁獲量は1961年の3387トンから2015年には70トンにまで激減。減少の要因としてIUCNは過剰な漁獲や消費などを挙げる。一方、資源管理を担う水産庁は「保護するためではなく、ウナギを持続的に利用するため管理していく」と立場の違いを鮮明にする。 こうした姿勢は、絶滅危惧種に分類後始まった国際的な資源管理でも如実に表れる。養殖用に稚魚(シラスウナギ)を漁

    イチからオシえて:実効性欠くウナギ資源管理 流通も不透明 密漁の可能性 | 毎日新聞
  • クロマグロ 来季の漁獲枠 北海道では事実上ゼロに | NHKニュース

    資源の減少が懸念されている太平洋クロマグロについて、北海道では来シーズンの漁獲枠が事実上ゼロなりました。今シーズン、決められた枠のおよそ7倍も水揚げし、取りすぎたことによるものです。 それによりますと、北海道の漁獲枠は8.3トンで、今シーズンの112トンから大幅に削減されました。認められた8.3トンは別の魚をとるための網にクロマグロがかかってしまう分を想定したもので、漁獲枠は事実上ゼロとなり、来シーズン、北海道では小型のクロマグロ漁ができなくなります。 北海道では今シーズン、クロマグロの水揚げが漁獲枠のおよそ7倍に達し、取りすぎとなっているためで、ルールに従って超過分が来シーズンの漁獲枠から差し引かれる措置がとられました。 このほか、鹿児島県でも今シーズンの超過分を差し引いた結果、漁獲枠が事実上ゼロとなりました。 今回の措置について、水産庁は「漁業者にとっては影響が大きいと思うが、クロマグ

    クロマグロ 来季の漁獲枠 北海道では事実上ゼロに | NHKニュース
    agrisearch
    agrisearch 2018/05/30
    「今シーズン、決められた枠のおよそ7倍も水揚げし、取りすぎたことによるものです」。。
  • 漂着船 先月は最多の28件を確認 | NHKニュース

    海上保安庁によりますと、朝鮮半島から来たと見られる木造船が日国内に漂着したり周辺で漂流したりするケースは先月、28件確認されました。月別の数としては、平成26年1月の21件を7件上回って、データがあるこの4年で最も多くなっています。 背景には、北朝鮮が厳しい糧事情への対応や外貨獲得の手段として、水産資源の確保に力を入れていることがあると見られます。キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長は、ことし元日の演説で漁獲量のさらなる増加を目指す姿勢を打ち出し、先月には朝鮮労働党の機関紙が「冬場の漁獲戦闘で戦勝の砲声を響かせるべきだ」と伝え、漁業に力を入れる方針に変わりはないと強調しています。 また、専門家によりますと、北朝鮮では、外貨獲得の手段として沿岸で漁をする権利を中国側に売り渡す動きがあるということで、その結果、北朝鮮の漁船が自国の沿岸を通り越して日海まで来るケースが増えていると見ら

    漂着船 先月は最多の28件を確認 | NHKニュース
    agrisearch
    agrisearch 2017/12/04
    「北朝鮮では、外貨獲得の手段として沿岸で漁をする権利を中国側に売り渡す動きがあるということで、その結果、北朝鮮の漁船が自国の沿岸を通り越して日本海まで来るケースが増えていると…」
  • 漁獲規制によって、大西洋クロマグロの資源量が急回復し、漁獲枠が増加されます(勝川俊雄) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    漁獲規制の成功により、大西洋クロマグロの資源量が回復し、漁獲量が増える見通しです。地球の反対側からの明るいニュースですが、ここに至る道のりは平坦ではありませんでした。今日はこのニュースの背景について、解説をします。 まず、今月22日、大西洋クロマグロを管理している国際委員会(大西洋まぐろ類保存国際委員会 ICCAT)で、来年以降の漁獲枠拡大が合意されたことが一斉に報じられました。 大西洋クロマグロ 漁獲枠 4年連続拡大で合意 「マグロ」として知られる高級魚クロマグロは、大西洋では資源の回復が進んでいるとして、日や沿岸の各国は漁獲枠を4年続けて引き上げ、2020年にはことしより50%以上増やすことで合意し、国内の流通量が増えて値下がりにつながることが期待されます。 出典:NHK ワシントン条約での最初の議論(1992年) 一時は絶滅の危機も指摘された大西洋クロマグロについて、過去の規制の

    漁獲規制によって、大西洋クロマグロの資源量が急回復し、漁獲枠が増加されます(勝川俊雄) - エキスパート - Yahoo!ニュース
    agrisearch
    agrisearch 2017/11/27
    「このように水産資源は規制をすれば比較的短期間の内に目に見えて増加することが知られています。実効性のある規制が出来るかという人間社会の問題がネックになるのです」
  • 激震!〝やらせ発言〟が発覚、国際会議を操作する水産庁のモラル

    「マグロの王様」と称されるクロマグロ。日近海に生息する太平洋クロマグロは、初期資源量(漁獲がないと仮定した場合の資源量)比2・6%にまで減少した「絶滅危惧種」としても知られている。日はこの資源の半分以上を漁獲しているが、資源管理に後ろ向きであることから、国際的批判が高まりつつある。 太平洋クロマグロは「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)」という国際機関で管理され、この委員会が管轄する資源のうち、北太平洋に主として生息するものについては、「北太平洋まぐろ類国際科学委員会(ISC)」が資源評価を実施している。 このISCは2017年4月、内外の関係者が一堂に会した国際会議である「太平洋クロマグロ・ステークホルダー会合」を東京で開催した。今後どのような方策を取れば資源は将来どのようになるのかISCから報告を受けた後、内外の関係者が率直に意見を出し合い、前広(まえびろ)に話し合うためであ

    激震!〝やらせ発言〟が発覚、国際会議を操作する水産庁のモラル
    agrisearch
    agrisearch 2017/07/25
    「台本」の件。
  • YOICHI MOGI

    5月22日、突然ビッグニュースがアメリカから飛び込んできた。日はまだ釣り禁止期間である。 それはアメリカのカリフォルニア沖で長年の友人である88歳の日系人が大きなクロマグロをジギングで釣ったという報告だった。しかも手動のリールである。俺の仲間は還暦を過ぎたら電動リールを使うものがどんどん増えたが。還暦男のお父さんと同年代の人が手動のリールで釣ったのである。もう驚き、感動、感激でしばらく興奮が止まらなかった。 さて、日もクロマグロ釣り解禁まで残り2日となった。ところが海外からは素晴らしい報告ばかりだが、国内は違反、密漁、そんな報告が次々と来た。もう腹が立つやら、情けないやら。

    YOICHI MOGI
    agrisearch
    agrisearch 2017/07/20
    「ISC太平洋クロマグロステークホルダー会合」「WCPFCの会議では「日本は科学をマニュピレート(操作)するな」と言われた。今度は「日本は質問をマニュピレートするな」と言われるかもしれない」。。
  • エピソード - みみより!解説

    月面の有人探査に関して、日米合意で、日人が月面に着陸することが決まりました。背景や意義について解説します。

    エピソード - みみより!解説
  • 水産物に必要な「啓発されたマーケット」 - 阪口功|論座アーカイブ

    「水産物の透明性と持続可能性」と題する国際シンポジウム(5月16、17日、早稲田大学)で研究者の立場から講演した筆者は、水産物の持続性には認証制度を通じて「啓発されたマーケット」を作ることが大事であると訴えてきた。この点で日は欧米と比べ大きく後れを取っており、東京オリンピック・パラリンピックで世界水準に向かう流れができるかと期待されたが、残念ながら示された水産物調達の規定は甘く、期待はずれに終わった。しかし、日でも「啓発されたマーケット」が黎明期を迎えていることは間違いない。これを大きく育てる必要があることを多くの方々に理解していただきたいと思う。 日のスーパー、デパートでは、ニホンウナギや太平洋クロマグロなど乱獲された魚がごく普通に並んでいる。これに対して欧米では、MSC(天然)やASC(養殖)などの国際認証制度により「持続可能性」のお墨付きを得た水産物が数多く並んでおり、乱獲され

    水産物に必要な「啓発されたマーケット」 - 阪口功|論座アーカイブ
  • 「身勝手な漁業」はもうやめませんか - 高橋真理子|論座アーカイブ

    「身勝手な漁業」はもうやめませんか 自然保護団体と水産庁の研究所、早大が共催した国際シンポジウムの大きな意義 高橋真理子 ジャーナリスト、元朝日新聞科学コーディネーター 日近海のマグロが激減し、国際社会から乱獲の責任が問われているなか、「水産物の透明性と持続可能性」と題する国際シンポジウムが5月16、17日に早稲田大学で開かれた。ワシントンに部を置く世界的な自然保護団体ザ・ネイチャー・コンサーバンシー(TNC)と国立研究開発法人水産研究・教育機構(水研機構)、早稲田大学地域・地域間研究機構の3者が共催したもので、とかく利害が対立しがちな世界と日、自然保護団体と漁業者、水産庁傘下の研究所と大学といった多様な立場の関係者が一堂に会したユニークで意義深い催しとなった。議論を聞いて、日の水産行政は根的な変革を迫られていると改めて痛感した。 国際シンポのテーマは大きくわけて二つあった。一つ

    「身勝手な漁業」はもうやめませんか - 高橋真理子|論座アーカイブ
  • 「平成28年度水産白書」の公表について:水産庁

    日、「平成28年度水産の動向」及び「平成29年度水産施策」(「平成28年度水産白書」)が、国会提出案件として閣議決定されました。 1.平成28年度水産白書の概要 ・水産白書は、水産基法に基づき、政府が毎年作成して国会に提出するもので、水産の動向や水産に関する施策について記述しています。 ・今回の水産白書では、「世界とつながる我が国の漁業~国際的な水産資源の持続的利用を考える~」を特集するとともに、我が国水産業全般をめぐる動きをはじめ、水産物の安定供給と水産業の健全な発展を図るために進めている各般の施策について、全国の様々な取組事例も紹介しつつ記述しています。 2.内容のポイント 平成28年度水産の動向 (第1章)特集 世界とつながる我が国の漁業~国際的な水産資源の持続的利用を考える~ (1)世界の漁業の状況(世界の水産物需要の増大と漁業及び資源状況)、(2)我が国の漁業をめぐる国際情勢

  • 特集ワイド:クロマグロなぜ絶滅危機 まき網で幼魚乱獲、政府の規制後手 | 毎日新聞

    高級すし材として珍重される太平洋クロマグロ。日に割り当てられた幼魚(30キロ未満)の漁獲枠を超えたと大きく報道された。絶滅の恐れがあるのに、なぜ国際的な約束を守れないのか。その背景を探った。【井田純】 国際機関で定めた日の幼魚の漁獲枠は今年6月末までの1年間で4007トンだったが、2カ月を残した段階で超過した。 体重30キロのクロマグロはだいたい3歳魚にあたる。この段階で産卵可能な成魚の割合は約2割で、人間なら大人になる手前だ。4歳魚で産卵可能なのは半分程度、5歳魚で100%となる。5歳魚で体重100キロ前後となり、その後300キロ以上に成長する。幼魚を乱獲すれば絶滅の道をたどるのは自明だが、北太平洋マグロ類国際科学委員会(ISC)の統計では、今の漁獲は98%(匹数ベース)を0~2歳魚が占める。

    特集ワイド:クロマグロなぜ絶滅危機 まき網で幼魚乱獲、政府の規制後手 | 毎日新聞
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    agrisearch 2017/05/19
    「水産庁が日本近海での実効ある資源管理制度を導入できず、大中型まき網漁船がイワシやアジ、サバを取りつくしてしまったことが原因です」