科学と作物に関するagrisearchのブックマーク (182)

  • アズキ 日本から大陸に渡った作物

    白菜に葱,大根,人参──こうした野菜はどれも日卓に欠かせないものだが,来歴をたどれば全て原産地は海外だ。たとえば白菜の原産地は中国北部,人参の原産地はアフガニスタンやイランのあたりとされる。大陸から海を渡ってきた縄文人や渡来人と同様,野菜もまた海の彼方からこの日列島へやってきたのだ。しかしゲノム解析によって,赤飯やあんこに使われるアズキが縄文時代の日列島で作物に変化し,アジアの大陸地域へ広まった作物であることが明らかになった。この研究を行った,国立研究開発法人農業・品産業技術総合研究機構(農研機構)上級研究員の内藤健に話を聞いた。 続きは2024年2月特大号の誌面でどうぞ。 協力 内藤 健(ないとう・けん) 農研機構遺伝資源研究センター上級研究員。農業への応用の観点から,海沿いや乾燥地,寒冷地など様々な環境に適応する野生アズキ類を幅広く研究している。 サイト内の関連記事を読むゲ

    アズキ 日本から大陸に渡った作物
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    agrisearch 2024/01/05
    内藤健氏「農研機構遺伝資源研究センター上級研究員。農業への応用の観点から,海沿いや乾燥地,寒冷地など様々な環境に適応する野生アズキ類を幅広く研究している」
  • 先史時代の彗星衝突が狩猟採集社会から農業への移行をもたらしたという研究結果が報告される

    かつて、あらゆる人類は動植物の狩猟や採集を生活基盤とする狩猟採集社会を築いていましたが、新石器時代における新石器革命(農耕革命)によって、一部の社会は農耕を基盤とする農耕社会へと移行しました。この狩猟採集から農耕への移行について、「約1万2800年前に起きた彗星(すいせい)の衝突」が原因だとする研究結果が報告されています。 A prehistoric cosmic airburst preceded the advent of agriculture in the Levant | ScienceDaily https://www.sciencedaily.com/releases/2023/10/231003173447.htm Abu Hureyra, Syria, Part 3: Comet airbursts triggered major climate change 12,80

    先史時代の彗星衝突が狩猟採集社会から農業への移行をもたらしたという研究結果が報告される
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    agrisearch 2023/10/05
    「1万2900年前から1万1500年前に生じた「ヤンガードリアス」と呼ばれる亜氷期について研究しました」
  • 【5月10日】無細胞系を利用したスクリーニングにより新しいジベレリン受容体アゴニストを単離 −新しいジベレリン様活性を持つ化合物の単離に成功−(記者説明会の実施) | プレスリリース | 愛媛大学

    【5月10日】無細胞系を利用したスクリーニングにより新しいジベレリン受容体アゴニストを単離 −新しいジベレリン様活性を持つ化合物の単離に成功−(記者説明会の実施) このたび、愛媛大学プロテオサイエンスセンター 野澤 彰 准教授、澤崎 達也 教授らの研究グループは、植物ホルモンであるジベレリン*の受容体に対する新規アゴニスト分子「ジフェガラクチン」の単離に成功しました。コムギ無細胞系を利用した化合物スクリーニングによって単離されたジフェガラクチンはブドウ、レタス、みかんなど様々な植物に対してジベレリン様の活性を示すことが確認されました。また、ジフェガラクチンはジベレリン受容体の中でも主にB型の受容体に作用することから、植物ゲノム上に複数種類存在するジベレリン受容体の役割分担を解明する研究にも役立つことが期待されます。 この研究成果に関する論文は、令和5年5月9日(火)18時(日時間)に C

    【5月10日】無細胞系を利用したスクリーニングにより新しいジベレリン受容体アゴニストを単離 −新しいジベレリン様活性を持つ化合物の単離に成功−(記者説明会の実施) | プレスリリース | 愛媛大学
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    agrisearch 2023/05/11
    「コムギ無細胞系を利用した化合物スクリーニングによって単離されたジフェガラクチンはブドウ、レタス、みかんなど様々な植物に対してジベレリン様の活性を示すことが確認されました」
  • (研究成果) ナトリウムの可視化で明らかになった多様な耐塩性 | プレスリリース・広報

    プレスリリース (研究成果) ナトリウムの可視化で明らかになった多様な耐塩性 - アズキ近縁種の多様な耐塩性が超耐塩性作物創出に道を拓く - 農研機構 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 ポイント 農研機構は、量子科学技術研究開発機構(以下、量研)、筑波大学及び東京大学と共同で、耐塩性のアズキ近縁種4種について塩水にさらした際の植物体中のナトリウムの分布を可視化し、4種がそれぞれ異なる分布を示すことを明らかにしました。このことから、これら4種は異なる耐塩性機構を持つことが示唆されました。成果は、複数の耐塩性の組み合わせによる超耐塩性作物の創出を通じて淡水資源不足の解決に貢献することが期待されます。 概要 淡水(地下水も含む)は限られた資源である一方、農業は、最も多くの淡水を必要とする産業です。雨が少ない地域では、灌漑(かんがい)用水を地下水に頼らざるを得ませんが、このような地域で地

  • 交雑は植物のトランスポゾン(動くDNA配列)を活性化する-交雑が遺伝的多様性を大きくする仕組みの一端を明らかに- | 研究成果 | ニュース - 新潟大学

    学自然科学系(農学部)の深井英吾准教授、農業・品産業技術総合研究機構(農研機構)の吉川学博士、デンマーク・オーフス大学、かずさDNA研究所、国立遺伝学研究所、理化学研究所らの研究グループは、植物の交雑にともなってトランスポゾン(動くDNA配列)が活性化し動くことを、マメ科のモデル植物(注1)であるミヤコグサを用いて明らかにしました。交雑は、両親が持っている遺伝情報をシャッフルし、新しい組み合わせを子孫に提供するとともに、トランスポゾンを活性化させ、新しい変異(mutation(ミューテーション))を生じる機会としての意義を持つことが示唆されました。 研究成果のポイント 近縁系統同士の交雑で複数のトランスポゾンが活性化されることを明らかにしました。 トランスポゾンが動くことにより、交雑両親が持たない新しい変異(mutation(ミューテーション))が遺伝子に生じることが分かりました。

    交雑は植物のトランスポゾン(動くDNA配列)を活性化する-交雑が遺伝的多様性を大きくする仕組みの一端を明らかに- | 研究成果 | ニュース - 新潟大学
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    agrisearch 2022/08/18
    「植物の交雑にともなってトランスポゾン(動くDNA配列)が活性化し動くことを、マメ科のモデル植物(注1)であるミヤコグサを用いて明らかにしました」
  • 交雑が遺伝的多様性を大きくする仕組み 一端を明らかに 新潟大など研究グループ

    新潟大学自然科学系(農学部)の深井英吾准教授と農研機構の吉川学博士、デンマーク・オーフス大学、かずさDNA研究所、国立遺伝学研究所、理化学研究所らの研究グループは、植物の交雑にともなってトランスポゾン(動くDNA配列)が活性化し動くことを、マメ科のモデル植物であるミヤコグサを用いて明らかにした。 ミヤコグサの花 「トランスポゾン」はゲノムの中を動きまわるDNA 断片で可動遺伝因子、転移因子などと呼ばれ、上述した「遺伝子以外」の主要な構成要素の一つ。同研究では、交雑がトランスポゾンを活性化させる可能性について、マメ科植物のミヤコグサ(Lotus japonicus)を使って検証した。 トランスポゾンを発見した米国のバーバラ・マクリントック博士は、遠縁の親同士の交雑(遠縁交雑)がトランスポゾンを活性化させる可能性に言及しており、この仮説を支持する研究結果は複数報告されている。しかし、近縁の親同

    交雑が遺伝的多様性を大きくする仕組み 一端を明らかに 新潟大など研究グループ
    agrisearch
    agrisearch 2022/08/18
    「種内交雑は自然界で、また農作物の品種育成の過程で頻繁に行われているため、トランスポゾンの活性化は従来考えられていたよりも日常的に起きている可能性が示唆された」https://www.niigata-u.ac.jp/news/2022/209209/
  • トウモロコシ根からの生物的硝化抑制物質を世界初発見―窒素施肥量を減らし地球を健康にする第一歩― | 国際農研

    国際農研の大髙潤之介研究員、グントール・スバラオ主任研究員、吉橋忠主任研究員と農研機構の小野裕嗣ユニット長の共同研究グループは、トウモロコシの根から産出される生物的硝化抑制(BNI)物質の同定に初めて成功しました。 研究成果は、トウモロコシのBNI産生能力(BNI能)を活用した、地球に優しい農業生産システムの構築へ道を拓くものと期待できます。近代農業では、工業生産されたアンモニア態窒素2)肥料が農地に多量投入され、土壌細菌により変換(硝化)されることで、温室効果ガス排出や水質汚染など、窒素損失に起因する様々な問題を引き起こしています。 国際農研では、作物が根から産出する物質の持つBNI作用を活用し、農地からの窒素損失を低減することを目指しています。研究グループは、トウモロコシ根の表層抽出物からBNI物質の探索を行い、1種類の新規高活性物質の発見に成功するとともに、高活性物質1種類と活性物

    トウモロコシ根からの生物的硝化抑制物質を世界初発見―窒素施肥量を減らし地球を健康にする第一歩― | 国際農研
  • 共同発表:マメ科植物の栄養環境適応戦略~窒素栄養に応答して遺伝子発現を調節する仕組み~

    マメ科植物は窒素栄養の乏しい土壌でも生育できます。根に根粒と呼ばれる器官を形成して根粒菌と共生し、根粒菌が固定した大気中の窒素を利用できるからです。根粒共生と呼ばれる現象ですが、共生を成立させるために植物は、光合成産物を根粒菌に供給する必要があります。そこで植物は、硝酸など窒素栄養が豊富な土壌では窒素栄養を直接得る戦略に切り替え、根粒共生に伴う不必要なエネルギーの消費を防いでいます。しかし、この仕組みの大部分はいまだに未解明のままでした。 研究グループはマメ科のモデル植物ミヤコグサを用いた研究で、特定のDNA配列と結合して遺伝子の発現を調節する2つのたんぱく質(NLP転写因子)NRSYM1とNRSYM2が、硝酸の濃度に応じて遺伝子の発現を制御する主要な因子であることを明らかにしました。 また、根粒を作る働きを持つNINと呼ばれる転写因子の標的遺伝子の発現の多くは、NRSYM1転写因子とN

    共同発表:マメ科植物の栄養環境適応戦略~窒素栄養に応答して遺伝子発現を調節する仕組み~
    agrisearch
    agrisearch 2021/04/10
    「根粒を作る働きを持つNINと呼ばれる転写因子の標的遺伝子の発現の多くは、NRSYM1転写因子とNRSYM2転写因子の働きによって抑制されること」
  • 納豆菌 生きた大豆ではねばねばできず 京大が確認:朝日新聞デジタル

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    納豆菌 生きた大豆ではねばねばできず 京大が確認:朝日新聞デジタル
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    agrisearch 2021/04/07
    「生きた大豆では死んだ大豆に比べて、納豆菌の増殖が100分の1程度まで抑えられ、特有のねばねば物質もみられなかった。生きた大豆は、納豆菌が増えるのを防ぐ何らかの抗菌物質をつくっているらしい」
  • 日本農業新聞 - 鉄欠乏土壌でも大麦育つ謎解明 東京農大グループ

    東京農業大学の樋口恭子教授らの研究グループは、大麦の一部の品種で、鉄が欠乏する土壌で育つ仕組みを解明したと発表した。 光合成に関わる遺伝子が通常より…… 酪農に欠かせぬパートナー ヘルパー確保へ環境改善 北海道で運動 全組合に就業規則整備 北海道で酪農ヘルパーが安心して働けるよう、労務管理の改善を呼び掛ける運動がスタートした。道内86の全ての酪農ヘルパー利用組合で就業規則を整備。酪農家の働き方改革や規模拡大に伴う人手不足対策につなげる。都府県でも酪農ヘルパーが逼迫(ひっぱく)する中、酪農ヘルパー全国協会は運動は全国のモデルになるとみている。(尾原浩子) 北海道酪農ヘルパー事業推進協議会が、職場のルールを明確にするため就業規則整備率100%運動を始めた。就業規則が既にある場合は、雇用実態や働き方改革に対応しているかの点検を実施。ない場合は就業規則を作成する。新型コロナウイルス禍でヘルパーの確

    日本農業新聞 - 鉄欠乏土壌でも大麦育つ謎解明 東京農大グループ
  • 鉄が欠乏する不良土壌でも育つオオムギの変異を解明 東京農大

    東京農業大学の樋口恭子教授らのグループは、鉄が欠乏する不良土壌でも育つオオムギの変異を解明。オオムギの品種の一部が鉄欠乏症に非常に強いことに着目し、世界中のオオムギ約20品種の鉄含量と光合成速度を解析、中央・西アジアなどのアルカリ土壌地帯で栽培されている品種では、少ない鉄を利用して効率よく光合成が行えるよう遺伝子が変異していることを突き止めた。 鉄は植物の光合成に不可欠な元素だが、アルカリ性の農地では水に溶けにくく、多くの植物が鉄欠乏症となり不作が問題となっていた。 鉄を吸収しにくい不良土壌での生育向上をめざす研究はこれまで、鉄を吸い上げる根の機能に注目して行われてきたが、今回の成果は光合成能力を増強する遺伝子の選抜・改変研究にも大きな可能性があることを示すもの。オオムギのほかコムギ、トウモロコシなど多くの作物で作付面積拡大や増産につながることが期待される。 今回、鉄欠乏症に強い品種が見つ

    鉄が欠乏する不良土壌でも育つオオムギの変異を解明 東京農大
    agrisearch
    agrisearch 2021/02/10
    「中央・西アジアなどのアルカリ土壌地帯で栽培されている品種では、少ない鉄を利用して効率よく光合成が行えるよう遺伝子が変異していることを突き止めた」
  • 農業:海鳥グアノが紀元1000年以降のアタカマ砂漠でのロバストな農業を促進した | Nature Plants | Nature Portfolio

    「白い金」として知られる海鳥グアノ肥料は、アタカマ砂漠の乾燥地域にありながら生産性が高かった、前インカ文明の農業システムに貢献した可能性があることを報告する論文が、Nature Plants に掲載される。この知見は、現在のチリ北部で紀元1000~1450年に大規模な人口集積地と社会が発達したことに光を当てるものである。 世界で最も乾燥した砂漠に位置するロバストな農業システムが、数世紀にわたって前インカ文明を支えていた。スペイン人が侵略する以前のチリ北部の考古学的記録には、説明のつかないレベルの農業の成功を示唆する、多様な作物が大量に保存されている。 今回、Francisca Santana-Sagredoたちは、アタカマ砂漠で得られた紀元前1000~紀元1800年のトウモロコシ、チリペッパー、ウリ、豆類、キヌア、野生地場果実の完全な標を分析した。その結果、紀元1000年頃から窒素同位体

    農業:海鳥グアノが紀元1000年以降のアタカマ砂漠でのロバストな農業を促進した | Nature Plants | Nature Portfolio
  • スーパー作物キヌアの多様性を解明 ―高い環境適応性と優れた栄養特性をもつキヌアの品種改良に期待― | 国際農研

    令和2年10月14日 国際農研 京都大学 理化学研究所 鳥取大学 株式会社アクトリー 科学技術振興機構 国際協力機構 スーパー作物キヌアの多様性を解明 ―高い環境適応性と優れた栄養特性をもつキヌアの品種改良に期待― 国際農研は、京都大学、理化学研究所、鳥取大学および株式会社アクトリーと共同で、世界で栽培されている南米原産のキヌア系統から純系の系統コレクションを作出し、キヌア系統の多様性を明らかにしました。それぞれのキヌア系統について、種子の重さや背丈、茎の直径などの特性を調査し、日を含む世界の温帯地域での栽培に適している系統を明らかにしました。また、海水と同程度の塩分を含む塩水においても発芽できる系統があることも明らかにしました。研究の成果により、キヌアのもつ高い環境適応性や優れた栄養特性を支える分子メカニズムの解明に道が拓かれました。また、成果により、原産国のボリビアなどの南米諸国

    スーパー作物キヌアの多様性を解明 ―高い環境適応性と優れた栄養特性をもつキヌアの品種改良に期待― | 国際農研
    agrisearch
    agrisearch 2020/12/09
    2020/10/14
  • 西アフリカの主食作物ギニアヤムの起源を解明―ギニアヤムはサバンナと熱帯雨林に生育する野生種の雑種起源― | 国際農研

    令和2年12月8日 京 都 大 学 国 際 農 研 岩手生物工学研究センター 西アフリカの主作物ギニアヤムの起源を解明 ―ギニアヤムはサバンナと熱帯雨林に生育する野生種の雑種起源― ヤマノイモ属の根菜作物を総称してヤム(Yam)と呼びます。ナガイモもヤムの一種です。世界のヤムの90%以上は、ナイジェリアやガーナなどの西アフリカ地域で生産されています。この地域の最も重要なヤムはギニアヤムという種です。ギニアヤムは、主として重要であるとともに、西アフリカの社会と文化に密接に関わっています。しかし、その起源は今まで不明でした。私たちの研究グループは、2017年にギニアヤムのゲノム解読に世界で初めて成功しました。今回発表の研究では、300系統以上のギニアヤムの全ゲノム解読を進め、それらを現地の近縁野生種のゲノムと比較しました。その結果、ギニアヤムが、サバンナ地帯に生育する野生種アビシニカヤマノ

    西アフリカの主食作物ギニアヤムの起源を解明―ギニアヤムはサバンナと熱帯雨林に生育する野生種の雑種起源― | 国際農研
    agrisearch
    agrisearch 2020/12/09
    「ギニアヤムが、サバンナ地帯に生育する野生種アビシニカヤマノイモと熱帯雨林地帯に生育する野生種プラエヘンシリスヤマノイモの雑種である可能性が高いことを明らかに」
  • オオムギ遺伝資源のゲノム多様性を解明-オオムギのデジタル育種の実現が期待- - 国立大学法人 岡山大学

    オオムギ遺伝資源のゲノム多様性を解明-オオムギのデジタル育種の実現が期待- 2020年11月26日 岡山大学 理化学研究所 科学技術振興機構 ◆発表のポイント 岡山大学と理化学研究所が参加した国際研究グループは、最新の塩基解読法および整列技術によって20品種のオオムギにおける染色体単位のゲノム配列解析に成功しました。品種間で遺伝子領域配列の63%が共通で、残りの37%は異なることがわかりました。成果によりオオムギのデジタル育種が進み、品種をデザインする技術の開発が期待されます。 岡山大学資源植物科学研究所の佐藤和広教授、平山隆志教授、理化学研究所環境資源科学研究センターの持田恵一チームリーダー(岡山大学資源植物科学研究所特任教授)らの共同研究グループは、2万種類以上のオオムギから、ゲノムの部分配列による遺伝子鑑定で選んだ20品種を、最新の塩基解読法および整列技術で個別に解読し、世界中のオ

    オオムギ遺伝資源のゲノム多様性を解明-オオムギのデジタル育種の実現が期待- - 国立大学法人 岡山大学
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    agrisearch 2020/12/09
    2020/11/26
  • (研究成果) 適切な環境で保存すると、種子の寿命はどのくらい? | プレスリリース・広報

    プレスリリース (研究成果) 適切な環境で保存すると、種子の寿命はどのくらい? - 30年間の保存と発芽試験の結果から、長持ちする種子が判明 - ポイント 農研機構は、昭和60年から農業上重要な植物の種子等を保存するジーンバンク事業1)を行っています。今回、保存している種子の30年間にわたる発芽試験2)の結果から、主要な50種8万点の種子寿命(保存開始時の発芽率の85%以上を維持できる期間)を推定しました。種子寿命は作物ごとに大きく異なり、10年未満の牧草から約130年のキュウリまでさまざまであることがわかりました。得られた結果は、ジーンバンク事業を始め種子の保存を行う自治体や民間業者、研究者が、長期的な採種計画をたてるのに役立ちます。 概要 植物の種子の発芽能力は、作物の栽培において非常に重要な特性です。保存中に種子の発芽率が落ちやすい(種子寿命が短い)作物や維持しやすい(種子寿命が長い

    agrisearch
    agrisearch 2020/11/27
    ジーンバンク事業「一定以上の発芽率(保存開始時の発芽率の85%以上。おおむね60~85%)を維持できるおおよその期間はダイズで15年、コムギは20年、トマトは30年、ソバは70年、キュウリは130年などと推定」
  • 大豆と納豆菌のせめぎ合いの仕組みを解明 -生きた大豆は納豆菌を嫌い、納豆菌は死んだ大豆が好き-

    杉浦春香 農学研究科修士課程学生(研究当時)、橋渉 同教授らの研究グループは、生きた大豆は納豆菌の増殖を抑制し、納豆菌は死んだ大豆を栄養源として増殖する仕組みの一端を明らかにしました。 納豆菌は枯草菌の一種で、枯れた草(枯死体)などの中に生存しています。研究では、生きた大豆と死んだ大豆のそれぞれに納豆菌を接種して、納豆菌の増殖を調べました。その結果、生きた大豆では納豆菌の増殖が顕著に抑制されましたが、納豆菌は死んだ大豆で良好に生育し、納豆に変化させました。生きた大豆は納豆菌の増殖を抑制する抗菌物質を分泌することが示唆されます。一方、納豆菌は死んだ(蒸)大豆の細胞壁成分を感知し、それを栄養源として増殖することがわかりました。 研究は、自然界での植物-微生物間の生存戦略の理解及び抗菌物質の開発に繫がると期待されます。 研究成果は、2020年10月29日に、国際学術誌「Scientifi

    大豆と納豆菌のせめぎ合いの仕組みを解明 -生きた大豆は納豆菌を嫌い、納豆菌は死んだ大豆が好き-
    agrisearch
    agrisearch 2020/11/08
    「生きた大豆では納豆菌の増殖が顕著に抑制されましたが、納豆菌は死んだ大豆で良好に生育し、納豆に変化させました。生きた大豆は納豆菌の増殖を抑制する抗菌物質を分泌することが示唆されます」
  • 納豆を作るとき「大豆を蒸す理由」がやっと判明! "生きた大豆は納豆菌を嫌い、納豆菌は死んだ大豆が好き" - ナゾロジー

    納豆を作るとき「大豆を蒸す理由」がやっと判明! “生きた大豆は納豆菌を嫌い、納豆菌は死んだ大豆が好き” 納豆を研究することで抗菌物質が開発されるかもしれません。 10月29日に『Scientific Reports』に掲載された論文によれば、生きている大豆はある種の抗菌物質を分泌しており、納豆菌によって納豆になってしまうのを避けているとのこと。 また納豆菌のほうも、生きている大豆(発芽能力あり)よりも死んだ大豆のほうを好み、死んだ大豆に反応する特殊な遺伝子群を備えていることが明らかになりました。 さらに納豆菌は死んだ大豆に接触することで、謎のフォームチェンジも行うのだとか。 普段何気なくべている納豆には、どんな生命の神秘が潜んでいるのでしょうか? >参照元はこちら(英文)

    納豆を作るとき「大豆を蒸す理由」がやっと判明! "生きた大豆は納豆菌を嫌い、納豆菌は死んだ大豆が好き" - ナゾロジー
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    agrisearch 2020/11/07
    「通常は棒状である納豆菌が、死んだ大豆(の固形成分)に接したときのみ、口のような開口部をともなうフォームチェンジを行うことが明らかになった」/https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2020/201029_2.html
  • キャッサバ開花の謎に迫る

    理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター植物ゲノム発現研究チームの関原明チームリーダー、徳永浩樹特別研究員らの国際共同研究グループは、熱帯作物キャッサバ[1]の開花に適した環境と、開花に関わる分子メカニズムを解明しました。 研究成果は、キャッサバの開花期を調整する技術開発につながるとともに、優良品種の作出に貢献すると期待できます。 キャッサバは、主にアフリカや東南アジアで栽培され、その塊根(イモ)は世界5~10億人の糧源であり、糧安全保障上、重要な作物として位置づけられています。今後は品種改良されることが期待されていますが、それに必要なキャッサバの開花に適した環境や気象については、よく分かっていませんでした。 今回、国際共同研究グループはベトナムとカンボジアの5地域においてキャッサバの発育調査を行いました。その結果、平地の圃場では開花しないが、山間地や高原地帯の圃場では9~11月

    キャッサバ開花の謎に迫る
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    agrisearch 2020/10/06
    2020/9/9 「平地の圃場では開花しないが、山間地や高原地帯の圃場では9~11月の乾季に開花することが分かりました」
  • 「接ぎ木」の可能性は無限大? 仕組みの一端が明らかに:朝日新聞デジタル

    違う種類の植物をつなぎ、両方のよいところを利用する「接ぎ木」の仕組みの一端を明らかにしたと、名古屋大などのチームが発表した。タバコ属の植物を使うと、できないと言われていた遠縁の植物でも接ぎ木ができた。効率のよい接ぎ木技術の開発につながるという。将来、「瓜(うり)の蔓(つる)に茄子(なすび)はならぬ」という言葉はなくなるかもしれない。 チームは、タバコ属の植物が、キャベツやブロッコリーといったアブラナ科や、マメ科など異なる科の植物と接ぎ木ができることを発見。38科73種で確認した。接着部分では細胞壁が消化されていたため、活発に働いていた79の遺伝子のうち、細胞壁を消化する酵素セルラーゼをつくる遺伝子に着目。セルラーゼが働かないと、接ぎ木しにくいことを確認した。この酵素によって細胞壁が溶け、接着するとみられる。 接ぎ木の技術は古くからあり、病気対策や収量の向上などの目的で使われてきた。接ぎ木が

    「接ぎ木」の可能性は無限大? 仕組みの一端が明らかに:朝日新聞デジタル
    agrisearch
    agrisearch 2020/08/13
    サイエンス論文へのリンクあり。プレス→https://www.riken.jp/press/2020/20200807_4/index.html