科学と昆虫に関するagrisearchのブックマーク (966)

  • 蛾は以前のように「光に引き寄せられないよう進化している」【ハーバード大学】 - ナゾロジー

    飛んで火に入る夏の虫が、少なくなっています。 アメリカのハーバード大学(Harvard University)で行われた研究により、蛾が光を利用した罠によって捕らえられる数が、25年前と比べて大幅に低下していることが示されました。 またこの傾向は複数の地域で同時に確認されている、広域かつ長期的なものであることも示されました。 光を使った罠は大学の研究者だけでなく地元の学者、さらには夏休みの自由研究などにも利用される極めて普及した方法として長年にわたり利用されてきました。 今、光と昆虫の間に何が起きているのでしょうか? 結論から言えば虫たちは人工光に捕らえられないよう進化している可能性があるようです。 研究内容の詳細は2024年4月19日に『Journal of Insect Conservation』にて「蛾は以前ほどライトトラップに引き寄せられなくなっている(Moths are less

    蛾は以前のように「光に引き寄せられないよう進化している」【ハーバード大学】 - ナゾロジー
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    agrisearch 2024/04/24
    「アメリカタバコガはコーンイヤーワームとも呼ばれる蛾の一種」「周辺の都市の明るさ(光害)のレベルと、農場のライトトラップで捕獲される蛾の数に相関性がない」
  • 「死の病菌」まき散らすゾンビゼミ、大発生と重なる自然界のスペクタクル

    (CNN) 今年の春は、10年以上も土の中にいたセミが何十億匹も同時にはい出す大発生が予想される。樹上で大きな声で鳴き、メスを呼び寄せるオスのセミ。ところが中には病菌に体を乗っ取られ、ゾンビのように操られて菌をまき散らすセミもいる。 この病菌はセミの生殖器を破壊して腹部を病菌の胞子に入れ替え、そのセミを操って盛んに交尾させる。こうして「死のソルトシェイカー」(研究者)と化したセミがさらに病菌をまき散らす現象は、まるでホラー映画そのものだ。しかしこの病菌「マッソスポラ」に関する限り、「事実の方がSFよりもはるかに奇異」だと米コネティカット大学のジョン・クーリー准教授は解説する。 周期ゼミは木の枝で産卵し、孵化(ふか)した幼虫は地面に落ちて土にもぐる。種によって13~17年間、樹液を吸いながら地中で過ごし、成虫になる日が近づくとはい出してくる。しかし、マッソスポラに感染するのが土にもぐる時なの

    「死の病菌」まき散らすゾンビゼミ、大発生と重なる自然界のスペクタクル
  • 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所/里山の赤トンボが生息地ネットワークを形成するための地理的条件を解明 —保全に必要な生息地同士のつながりを再生するために—

    2024年3月5日 国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 里山の赤トンボが生息地ネットワークを形成するための地理的条件を解明 —保全に必要な生息地同士のつながりを再生するために— ポイント 里山に生息する赤トンボの一種ミヤマアカネは近年全国的に激減しており、各生息地における集団の孤立が懸念されています。 保全に必要な生息地同士のつながり(生息地ネットワーク)が各地でどれだけ劣化・消失しているかを、ゲノムワイドなDNA解析により確かめました。 成虫が移住できる距離は約5km以内であり、生息地の周囲1km以内に草地が多いほど、移入してきた個体が定着しやすいことが示されました。 成果は、ミヤマアカネの保全に必要な生息地ネットワークを再生する際の指標となります。 概要 国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所らの研究グループは、近年全国的に激減している里山の希少種ミヤマアカ

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    agrisearch 2024/03/27
    ミヤマアカネ
  • 求愛行動中に琥珀に閉じ込められたシロアリを発見、3800万年前

    ロシア、カリーニングラードで見つかったこの琥珀(こはく)は、古代の動物の行動を今に伝える希少な化石だ。(PHOTOGRAPHS BY ALEŠ BUČEK) 3800万年前に求愛行動をしていた最中に樹脂に捕えられ、琥珀(こはく)の中で保存された2匹のシロアリが見つかり、2024年3月5日付けで学術誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に発表された。この研究は、琥珀化石が、いかにして古代の動物の行動についての新たな知見を授けてくれるかを示す好例だ。 この琥珀が科学者の目を引いたのは、絶滅種であるエレクトロテルメス・アフィニス(Electrotermes affinis)のつがいが、求愛行動中の現代のシロアリのように縦ではなく、横に並んだ状態で保存されていたからだ。 求愛行動の際、シロアリは「タンデム歩行」と呼ばれる行動をとる。タンデム歩行のときは、まるで列車の車両のように、1匹のシロアリが

    求愛行動中に琥珀に閉じ込められたシロアリを発見、3800万年前
  • “死の罠”の花を幼虫のエサにするキノコバエ、常識を覆す関係が判明

    花粉を体に付けたキノコバエを水差しのような形状をした花序(かじょ、花の付いた茎全体)の中に死ぬまで閉じ込めながら受粉していると考えられていた植物のテンナンショウに、キノコバエも卵を産み付けて幼虫を育てる場に利用していることを神戸大学大学院理学研究科の末次健司教授(植物生態学)らが発見した。キノコバエの一部は産卵後に花序から脱出しているとみられる。テンナンショウがキノコバエをだまして見返り無く受粉に使っているという常識を覆し、両者が助け合う共生関係になりつつある可能性を示している。 ナンゴクウラシマソウ(サトイモ科テンナンショウ属)の花に引き寄せられたキノコバエのうち、イシタニエナガキノコバエのみ産卵と脱出ができるものがいる。ふ化したキノコバエの幼虫は腐った部分をべて育つ(イラスト・神戸大学西垣宏紀さん、末次健司教授) 虫に花粉や蜜を与えて多くの花を訪れてもらうことで受粉し、種子を残す植物

    “死の罠”の花を幼虫のエサにするキノコバエ、常識を覆す関係が判明
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    agrisearch 2024/03/15
    「テンナンショウに、キノコバエも卵を産み付けて幼虫を育てる場に利用していることを神戸大学大学院理学研究科の末次健司教授(植物生態学)らが発見」「ナンゴクウラシマソウ」「イシタニエナガキノコバエ」
  • 食虫植物ウツボカズラ、自然の法則を覆す恐るべき「死の罠」とは

    熱帯性のウツボカズラのツルツルした表面によって、獲物はその大きく空いた口に転がり込む。ウツボカズラは肉植物の一種であり、罠にかかった昆虫や小動物を餌にする。(PHOTOGRAPH BY HELENE SCHMITZ, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 肉の植物は、昔から人々の想像力をかき立ててきた。たとえば『アダムス・ファミリー』や『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』といったカルト的な映像作品には、肉をらうモンスター植物が登場する。だが現実の虫植物も、あれほど血に飢えてこそいないものの、負けず劣らず魅力的だ。 一般に、植物は物連鎖の最下層にいると考えられている。しかし、獲物を誘い、捕らえ、消化できる虫植物は、「動物をべるという驚くべき能力によって、自然の法則を覆す」存在だと、フランス国立科学研究センターの科学者ロランス・ゴーム氏は言う。 虫植物の中でも最大

    食虫植物ウツボカズラ、自然の法則を覆す恐るべき「死の罠」とは
  • 死の罠が育児室に! テンナンショウとキノコバエの奇妙な関係 | 神戸大学ニュースサイト

    神戸大学大学院理学研究科の末次健司教授 (兼 神戸大学高等学術研究院卓越教授) らの研究グループは、主要な花粉の運び屋 (送粉者) であるキノコバエ類の一種イシタニエナガキノコバエがナンゴクウラシマソウ (サトイモ科テンナンショウ属) の花序を産卵場所として利用していることを明らかにしました。さらに、通常は脱出不可能と考えられていた花序の上部から、このキノコバエが脱出できることも分かりました。 テンナンショウの仲間は、送粉者であるキノコバエ類を、雌花序の中に閉じ込めて殺すことが知られていました。しかし、今回の研究により、ナンゴクウラシマソウの主要な送粉者は雌花序から脱出する場合があり、さらにその幼虫が腐った花序を餌として成長することも明らかになりました。研究結果は、これまでの植物学の常識であった「テンナンショウの送粉者は何の利益も得ない」という考え方を覆す発見です。 この研究成果は、国際

    死の罠が育児室に! テンナンショウとキノコバエの奇妙な関係 | 神戸大学ニュースサイト
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    agrisearch 2024/02/21
    神戸大学大学院理学研究科の末次健司教授ら。イシタニエナガキノコバエとナンゴクウラシマソウ
  • カマキリを操るハリガネムシ、遺伝子に秘められた衝撃の事実が明らかに

    三品達平さん(九州大学、理化学研究所:研究当時)と佐藤拓哉さん(京都大学)らの研究チームは、カマキリを操って水に飛び込ませる寄生生物ハリガネムシの遺伝子に隠された秘密の一端を解明し、学術誌「Current Biology」に論文を発表しました。ハリガネムシは、なんと多細胞生物の間ではまれな「遺伝子水平伝播」によってカマキリから遺伝子を手に入れたと言います。今回の発見の「ここがスゴイ!」について、研究者自身に解説していただきます。(編集部) 寄生生物は、今日地球上で知られている生物種のおよそ40%を占めており、自然界でもっとも成功する生き方を身に付けた生物ともいえる。それら寄生生物の中には、自らの利益になるように、寄生相手(宿主)の形や行動を変えてしまう種がたくさんいる。例えば、今回の主役のハリガネムシ。ハリガネムシは、ユスリカやカゲロウといった水生昆虫から、カマキリやコオロギなどの陸生昆虫

    カマキリを操るハリガネムシ、遺伝子に秘められた衝撃の事実が明らかに
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    agrisearch 2024/02/16
    「我々は、通称、「菅原田んぼ」(写真1)で採集したチョウセンカマキリ(Tenodera angustipennis)とそれに寄生しているハリガネムシ(Chordodes fukuii)を対象にこの謎解きに挑んだ」
  • 消化管の中は「体内」か「体外」か

    鳥にべられて分布を広げる昆虫。卵が「鳥の体内で移動」とありましたが、学問的に消化管の中は「体外」とされることがあります。生物学の研究に関する原稿で、卵は消化されて鳥の体内に入ってしまうと生き延びられないため、厳密に表記した方が良いのではと提案しました。 同意を得て「鳥に運ばれて移動」と修正しました。 消化管の中は体外であるという捉え方については、「『ちくわの穴』は、『ちくわ』ではない」という説明がイメージしやすいでしょうか。体の外から物が入り、排出される一の管であると考えられるためです。 関連記事:人体は「ちくわ」 消化管の中は体の外(毎日新聞医療プレミア)

    消化管の中は「体内」か「体外」か
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    agrisearch 2024/02/15
    「鳥に食べられて分布を広げる昆虫。卵が「鳥の体内で移動」とありましたが、学問的に消化管の中は「体外」とされることがあります」
  • 左右非対称さは「環境変化への柔軟性」と関係する 遺伝しない変異と進化との間の新たな関連を発見 | 国立大学法人 千葉大学|Chiba University

    学部・大学院の入学者選抜に関する情報やオープンキャンパスなどのイベント、入学後の学生生活に関して案内します。

    左右非対称さは「環境変化への柔軟性」と関係する 遺伝しない変異と進化との間の新たな関連を発見 | 国立大学法人 千葉大学|Chiba University
  • なぜ虫は光に群がるのか、長年の謎をついに解明、最新研究

    昆虫が人工光の周囲を飛び回る説明として、多くの理論が提唱されている。この合成写真はフラッシュと長時間露光を使って撮影したもの。コスタリカの昆虫たちが紫外線の周りをどのように飛んでいるかがわかる。(PHOTOGRAPH BY SAM FABIAN) 「飛んで火に入る夏の虫」という言葉を聞いたことがあるだろう。そして、夜のたき火やバーベキューでそのような光景を見たことがあるのではないだろうか。しかし、この格言は正しくないかもしれない。1月30日付けで学術誌「Nature Communications」に発表された最新の研究によれば、虫が明るい場所に向かって飛ぶのは、光に引き寄せられるのではなく、光の方向を「上」と勘違いしているせいだった。 単に光に引き寄せられているとしたら、光に直行するはずだ。しかし、人工光を使用した一連の実験で、多くの昆虫が飛行中、体の上側を光に向けていることがわかった。

    なぜ虫は光に群がるのか、長年の謎をついに解明、最新研究
  • 虫が「飛んで火に入る」理由とは 英などの研究チームが分析 | NHK

    夜の街灯など、人工の光に虫が集まる現象を解明しようと高速カメラを使って昆虫の動きを詳しく分析した研究結果が発表され、研究チームは虫が「飛んで火に入る」理由を説明できるものだとしています。 虫が人工的な光に集まる現象は広く知られていますが、なぜこうした行動をとるのか、詳しい科学的な理由は分かっていません。 この謎に対し、イギリスなどの研究チームはさまざまな人工的な光を使って、「が」やとんぼなど、昆虫の飛び方を高速カメラを使って分析し、その結果を30日、科学雑誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に発表しました。 研究チームが映像を詳しく調べると、昆虫は、光をめがけて飛んでいるのではなく、光に対して背中側を向けようとして常に姿勢を変えながら飛ぼうとしていることがわかりました。 この習性は、自然界では太陽などの光をもとに上下を認識して飛ぶのに役立ちますが、電球などの人工の光の場合、光に背中を向け

    虫が「飛んで火に入る」理由とは 英などの研究チームが分析 | NHK
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    agrisearch 2024/02/01
    「この習性は、自然界では太陽などの光をもとに上下を認識して飛ぶのに役立ちますが、電球などの人工の光の場合、光に背中を向けるように姿勢を変えるため、電球の周りをまわるように飛ぶことになるということ」
  • 虫の羽はエラから進化した?古代の羽を持つ水生昆虫の化石が見つかる - ナゾロジー

    鳥やコウモリなどの羽は前足が進化したものであるということをご存じの方は多いでしょう。 では虫の羽は何から進化したのでしょうか? 実は虫の羽は鳥やコウモリの羽とは位置づけが大きく異なっており、どうやって生まれたのか、未だによくわかっていません。 虫がどの時点で羽を持ったか、体のどの部分が進化して羽となったのかなど議論が続いています。 現在は水生昆虫が陸に上がってから羽を進化させたという説が有力ですが、2023年12月にチェコのカレル大学ヤコブ・プロコップ氏らの研究グループが羽の痕跡を持つ水生昆虫の化石を発見したことを発表しました。 これにより、羽が水生昆虫のエラから進化した説が再び注目されています。 この研究はCommunications Biologyに2023年12月12日付けで掲載されました。 New evidence that insect wings may have evolve

    虫の羽はエラから進化した?古代の羽を持つ水生昆虫の化石が見つかる - ナゾロジー
  • 【世界初】植物は会話していた!?<br>人には見えない“生き物の別世界”を可視化した! | NHK・SDGs 未来へ17アクション

    よく耳にする「生物多様性」という言葉。でも私たちは、それが当はどういうことなのか、まだ知らないのではないか。生き物たちは、厳しい生存競争を繰り広げる一方で、種を超えて複雑につながり合い、助け合って生きている。“人間は最も進化した生き物だ”という思いこみをやめて、生命の星・地球を支える「生物多様性の当の姿」を見つめたい。 そんなテーマを掲げて制作された、NHKスペシャルの大型シリーズ「超・進化論」。番組では、これまで見ることができなかった生き物たちの驚くべき世界を、映像化することに挑んでいる。植物がまるでおしゃべりするかのようにコミュニケーションをしている様子や、幼虫からまるで違う成虫の姿へと大変身するサナギの中の透視映像は、世界で初めて撮影されたものだ。私たち人間にはこれまで見えていなかった、生き物たちの世界…。そこには、私たちと生き物たちとをつなぐ大切なカギが隠されていた。 (NHK

    【世界初】植物は会話していた!?<br>人には見えない“生き物の別世界”を可視化した! | NHK・SDGs 未来へ17アクション
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    agrisearch 2024/01/25
    NHKスペシャル「超・進化論」より
  • トンボは飛行機と違う仕組みで自在に飛行 羽の凹凸の秘密を広島大グループが解明 | 中国新聞デジタル

    トンボの羽は表面の凹凸によって空気の流れをコントロールし、表面が平らな羽に比べて最大1割大きい揚力を得ている、との研究結果を広島大大学院のグループがまとめた。小型ドローンの開発などへの応用が期待されるという。 統合生命科学研究科博士課程3年藤田雄介さん(27)たちの研究グループによると、揚力は羽の上方で空気圧が下がることで生じる。研究では、

    トンボは飛行機と違う仕組みで自在に飛行 羽の凹凸の秘密を広島大グループが解明 | 中国新聞デジタル
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    agrisearch 2024/01/12
    「小型ドローンの開発などへの応用が期待されるという」
  • 「図鑑 日本のむかで」 — 本書の問題と解決すべき課題

    「図鑑 日のむかで」は史上最多種数の日産ムカデ類の画像を掲載した図鑑である.しかし,書には全160 ページの中に100 カ所を超える誤りがある.稿ではこれらの問題を説明し,部分的な解決案を提案するとともに,昨今の図鑑の倫理的誠実さの欠如に警鐘を鳴らす.また,和名の新称・改称を行い,和名の命名ガイドラインの必要性を論じた.

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    agrisearch 2023/12/11
    「本書には全160 ページの中に100 カ所を超える誤りがある.昨今の図鑑の倫理的誠実さの欠如に警鐘を鳴らす…和名の新称・改称を行い,和名の命名ガイドラインの必要性を論じた」
  • バッタを「3倍の重力環境」で育てたら外骨格がパワーアップ!ただし5倍以上だと… - ナゾロジー

    ドラゴンボールに出てくる惑星ベジータは重力が地球の10倍あります。 そんな環境で育ったサイヤ人たちは、地球人よりも遥かに優れた身体能力を手にしていました。 どうやらそれと同じことが地球のバッタにも起こるようです。 独ブレーメン応用科学大学(BUAS)の研究で、重力室の中で育ったバッタはわずか2週間で脚の強度がパワーアップすることが明らかになりました。 重力室でトレーニングを積んだ悟空のように、バッタも過重力に晒されることで強靭なジャンプ力を手にできるようです。 研究の詳細は、2023年12月6日付で科学雑誌『Proceedings of the Royal Society B』に掲載されています。

    バッタを「3倍の重力環境」で育てたら外骨格がパワーアップ!ただし5倍以上だと… - ナゾロジー
  • 騒音下で多様なものを食べるバッタたち ~自動車騒音が道路から数百メートル以内のバッタ類の食性変化を引き起こすことを解明~|2023年度|国立環境研究所

    × 国立環境研究所について 国立環境研究所(国環研)は幅広い環境研究に学際的かつ総合的に取り組む我が国唯一の公的な研究所です。

    騒音下で多様なものを食べるバッタたち ~自動車騒音が道路から数百メートル以内のバッタ類の食性変化を引き起こすことを解明~|2023年度|国立環境研究所
  • 350万年前の地層から見つかった化石のチョウ 新種と判明 群馬 | NHK

    群馬県内のおよそ350万年前の地層から見つかった化石のチョウが、はねや触角の特徴などから新種とわかりました。柔らかい体の構造をしているチョウが化石として残るのは極めて珍しく、チョウの進化を考える上でも貴重な資料として注目されます。 群馬県内にあるおよそ350万年前の「鮮新世」と呼ばれる時代の地層から40年ほど前に見つかっていた3センチほどのチョウの化石について、高性能の顕微鏡で詳細に調査したところ、はねや触角の特徴などから、新種であることが判明しました。 チョウは体の構造が柔らかく、水中に沈みにくいことなどから、植物や貝にくらべて化石として残りにくく、世界でこれまでに報告された成虫のチョウの化石はわずか60個余りとされ、新種のチョウの化石が日から見つかったのは今回が初めてだということです。

    350万年前の地層から見つかった化石のチョウ 新種と判明 群馬 | NHK
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    agrisearch 2023/10/23
    「この新種は現在も日本に生息している「ミスジチョウ」に近縁の、すでに絶滅した種とみられ」
  • カマキリを操るハリガネムシ遺伝子の驚くべき由来

    理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター 染色体分配研究チームの三品 達平 基礎科学特別研究員(研究当時、現 客員研究員)、京都大学 生態学研究センターの佐藤 拓哉 准教授、国立台湾大学の邱 名鍾 助教、大阪医科薬科大学 医学部の橋口 康之 講師(研究当時)、神戸大学 理学研究科の佐倉 緑 准教授、岡田 龍一 学術研究員、東京農業大学 農学部の佐々木 剛 教授、福井県立大学 海洋生物資源学部の武島 弘彦 客員研究員らの国際共同研究グループは、ハリガネムシのゲノムにカマキリ由来と考えられる大量の遺伝子を発見し、この大規模な遺伝子水平伝播[1]がハリガネムシによるカマキリの行動改変(宿主操作[2])の成立に関与している可能性を示しました。 研究成果は、寄生生物が系統的に大きく異なる宿主の行動をなぜ操作できるのかという謎を分子レベルで解明することに貢献すると期待されます。 自然界では、寄生

    カマキリを操るハリガネムシ遺伝子の驚くべき由来