ブックマーク / nanaio.hatenablog.com (12)

  • テンプル・グランディンさんから学んだこと「こだわりを生かす」生き方 - うちの子流~発達障害と生きる

    昨夜、NHKの「スーパープレゼンテーション」という番組でテンプル・グランディンさんのTED講演が放送されました。 テンプル・グランディンさんはアメリカの動物学者であり、自閉症を持ちながら画期的な家畜施設を設計し成功を収めた方です。 このグランディンさんのTED講演はずいぶん前から日語訳付のものがネットで公開されており私は子供達に診断がついてすぐから何度も繰り返し見てきました。 私にとってはとても素晴らしい内容で見るたびに元気がもらえます。 www.ted.com こちらのTED公式でも日語訳で見ることができますが自動で翻訳されない方は下記のサイトでどうぞ。 digitalcast.jp 昨夜のNHKのサイトでもTED講演をみることが出来ます。 www.nhk.or.jp 自閉症と言う障害を持ちながら成功した一人であるテンプル・グランディンさん。 それは彼女が特別な才能をもっていたからで

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  • あれから約1年、50円東大生と発達障害の数学少年が再会しました。 - うちの子流~発達障害と生きる

    昨年の3月、Twitterで見つけた「東大生の一日を50円で買ってくれませんか?」という記事に飛びついて、当時8歳の息子と数学を語ってもらいました。東京からわざわざ遠く離れた岡山まで来ていただいて。 nanaio.hatenablog.com 息子は広汎性発達障害と診断されており、刺激に弱く不安の強い大人しい子です。特別支援学級で学ぶ現在小学3年生(当時は2年生)。苦手なことも多いですが、ただひとつ、小さい頃から算数・数学に関しては飛びぬけて強い興味をもっています。 ブログ記事にしたところ大変大きな反響をいただき、50円東大生高野さんのその後のご活躍で、書籍化したり新聞記事になったりいろんな動きがありました。 このことがひとつのきっかけとなって新しいサービスが始まりました。 www.makuake.com 『Branch(ブランチ)は、アスペルガー症やADHD(注意欠陥・多動性障害)などの

    あれから約1年、50円東大生と発達障害の数学少年が再会しました。 - うちの子流~発達障害と生きる
  • 発達性協調運動障害 不器用な理由はこれだった - うちの子流~発達障害と生きる

    多動でとにかく活発に動き回る娘。運動は得意なんだろうなぁと思っていました。お風呂でもイルカのようにもぐってぐるぐる暴れるし泳ぎも得意だろうと。ところが小学校に入ってみると体育の成績がいまひとつ芳しくない。泳げない。アレ? 他にも蝶結びがなかなか出来ない、髪の毛を自分でくくれない、不器用で出来ないことが数多くあります。 小さい頃、寝返りをうつ、歩く、しゃべるなど身体的な発達の遅れはまったく見られなかった娘ですが、動きに関してなんか妙だなーと思うことはしばしばありました。 娘の作業療法から帰宅。ちらっともしかして発達性協調運動障害って感じですか?と聞いてみた。ビンゴだった。— なないお🍀当たりの宝くじ (@Nanaio627) 2015年10月17日 発達性協調運動障害とは 発達性協調運動障害(DCD: Developmental Coordination Disorder)とは 筋肉や神経

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  • オキシトシンによる自閉症治療をどう考える? - うちの子流~発達障害と生きる

    近年、自閉症スペクトラムの特性のひとつであるコミュニケーション障害の改善に効果があるといわれている「オキシトシン」による治療が注目されています。 2015年9月4日に東京大学付属病院よりプレス発表がありました。 オキシトシン経鼻剤連日投与による自閉スペクトラム症中核症状の改善を世界で初めて実証 | 東京大学医学部附属病院 私は専門家でもなんでもありませんが、発達障害児のいち保護者として今後の研究を期待しつつ、どう受け止めていくかを考えたいと思います。 オキシトシンってなに? オキシトシンとは、人間の脳から分泌されるホルモンのひとつ。 脳の下垂体後葉から分泌されるホルモンで、従来は子宮平滑筋収縮作用を介した分娩促進や乳腺の筋線維を収縮させる作用を介した乳汁分泌促進作用が知られていました。しかし一方で男女を問わず脳内にも多くのオキシトシン受容体が分布していることが知られ、脳への未知の作用につい

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  • ディスレクシア・学習障害支援 勉強嫌いは見え方の違いかも?実践的なサポート例をご紹介します! - うちの子流~発達障害と生きる

    お子さんの学習につまづきが見られる、もしかしたらお子さんの見え方や認知の仕方が違うのかもしれません。 視力にも知的にも問題がなくても見え方、その認知によって上手に認識できない、全く読めないわけではないのに読みにくい。そういったことから学習に対してやる気や自信を失っているお子さんは数多くいると思われます。 見え方は視力に問題がなければほとんどの方はみんな同じものだと思われている場合が多く、なかなか見え方の違いやその困難に気付いたり理解することは難しいのです。 後ほど具体例を画像でご紹介しますが、視力の問題以外に見え方に困難を抱えている人は、程度も様々でしょうが1割近くいるのではないかと言われています。 その困難が大きい状態はディスレクシア(読み書き困難)と呼ばれています。 ディスレクシアは学習障害(LD)の一種で発達障害のひとつとされています。 診断がつくほどの困難でなくとも困っていることが

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  • ギフテッド、2E教育から考える得意を伸ばす効果 - うちの子流~発達障害と生きる

    子供に発達障害があることを回りに告げるとよく言われるのが 「なにか特別な才能があるのかも」 実際に特別な才能がある人も中にはいますが、それは一般の人にも同じことで皆がそんなわけではありません。 善意で言ってくださっているにしてもたびたび言われるとうーん・・ともやもやしてしまいますよね。 今回は特別な才能を持つ子供たちへの教育の話ですが一部の子供の話ではなく、発達に凸凹がある子供たちの凸の部分をどう生かしていくのかについて考えたいと思います。 飛びぬけていなくとも誰でも得意なこと、好きなことはなにか持ち合わせているでしょうし、それをうまく伸ばし生かすことが出来れば、障害と向き合いながら、持ちながらも豊かな人生を遅れるのではないかと考えています。 ギフテッド、2Eとは 「ギフテッドチャイルド」日語では「天才児」と訳され飛びぬけた才能を持つ子供をそう呼ぶようです。 アメリカなど多くの先進国では

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  • 発達障害当事者さんの強いメッセージと理想のお母さま - うちの子流~発達障害と生きる

    今日は私が素晴らしいと思ったある方のブログを紹介します。 私のブログは私と同じく発達障害児を持つ保護者の方が読まれている場合が多いようですので、是非多くの方の参考にしていただけたらと思いました。 アスペルガー症候群、注意欠陥多動性障害、強迫性障害、反社会性人格障害の診断を受けた現在18歳の当事者、みらいさんのブログです。 miraimirai.blog.jp みらいさんはツイッターでのつぶやきをブログにそのまままとめていらっしゃいます。 私も毎日みらいさんの連投を大変興味深く読ませていただいています。 半月ほど前だったでしょうか。初めてツイッターで話しかけていただいた時は、タメ語だったため、ダレよ?って正直思ったのですがお話の内容が興味深く次第に引き込まれていきました。 「反社会性人格障害」最初に見た時はぎょっとしました。よくニュースなどでも聴く言葉ですがなんとなくのイメージしか持っていま

    発達障害当事者さんの強いメッセージと理想のお母さま - うちの子流~発達障害と生きる
  • 特別支援教室ってなんだろう?変わりゆく支援体制と合理的配慮について - うちの子流~発達障害と生きる

    東京都の公立小学校へ平成28年度より順次「特別支援教室」が導入されることが発表されました。 今までの情緒障害等通級指導教室が「特別支援教室」となり大きく体制も変わるそうです。 つまり知的障害を持たない自閉症スペクトラムやADHD、学習障害などの発達障害児に対する支援体制が大きく変わるということです。 国が今特別支援教育からインクルーシブ教育にシフトしていくという話があり、特別支援教室構想はずいぶん前から文部科学省の方で上がっていたようです。 なので現在は東京の話ですがいずれは全国に展開されるのではないかと予想しています。 www.kyoiku.metro.tokyo.jp http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/buka/gakumu/tokubetushien_kyoushitu/besshi.pdf こちらのPDFはその内容についてのリーフレットです。 大きく

    特別支援教室ってなんだろう?変わりゆく支援体制と合理的配慮について - うちの子流~発達障害と生きる
  • うちの子流~発達障害と生きる

    新年度が始まりましたね。そろそろ家庭訪問という学校も多いと思います。 毎年、理解ある先生に当たりますようにと祈る気持ちで迎える新年度。 しかし、どうやったらうまく先生に子供のことをわかってもらえるのか、どうお願いしたら子供の障害に適切な配慮をしてもらえるのか、悩むご家庭も多いのではないでしょうか。 タイトルに交渉術と入れましたが、そういうことは苦手な方も多いと思います。 ただ、ちょっとしたコツで学校との話し合いがスムーズに進む方法もあります。 もちろん先生方にもいろんな方がいらっしゃいますので、全てにうまく行くとは限りません。ただ、1年間子供を預けるにあたって、極力良い関係を築いておきたいですよね。 先生は子育てのパートナー 先生方は共に子供の育ちを支えてくださる人なので極力敵に回さないこと、常に感謝の言葉を添えて相談の形をとりつつ要望を伝える(ねじ込むとも言う)と割とうまくいきます。—

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  • 多動児にとってハーネスは命綱です。世間の皆様のご理解をお願いします。 - うちの子流~発達障害と生きる

    このようにひもで繋がれたお子さんを見かけたことはありませんか? これはハーネス、迷子ひもなどと呼ばれているものです。 私も子供が産まれて間もない頃は他のお子さんがつけているのを見て (なんだか犬みたいだなぁ・・)と思っていました。 しかし、いざ自分の子供が歩き出してみると、突然道に飛び出す、 制止しても全く聞かない、手をつないでいても全力で振り払い、 レジでお金を払う時など両手がふさがれた一瞬で姿を消してしまう。 多くのお子さんでも何度かはあることでしょう。 しかし我が娘はいつもこの調子で、 一瞬の気のゆるみが命取りになりかねないことばかりでした。 娘は、のちにAD/HD、注意欠陥多動性障害と診断されました。 (他に広汎性発達障害、アスペルガー症候群も診断されています。) 現在は小学生となりそこまで無謀なことは少なくなりましたが 幼少時の育児目標はとにかく「死なせないこと」でした。 診断が

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  • 高機能自閉症とアスペルガー症候群の違い。 - うちの子流~発達障害と生きる

    ずっと前から気になってたんです。 高機能自閉症とアスペルガー症候群の違い。 診断基準がDSM-5に変わり、今ではどちらも自閉症スペクトラムらしいですが。 診断名がどうであろうと目の前の自分の子に変わりがあるわけでは ないのですが、どうも前からひっかかっていました。 どちらも知的障害のない自閉症ということですが、 どう分けられてるんだろう?って疑問に思っていました。 言語的な遅れがあるのが高機能自閉症、 言語の遅れがみられないのがアスペルガー症候群 調べてみるとだいたいこのようなことが書いてあるのですが 療育などで高機能自閉症のお子さんと話しても ある程度の年齢になっていたら特に言語の遅れがあるようには感じない。 アスペルガーと診断のついたうちの娘も 作文にはいつも困っているし自分の感情を言葉にするのは苦手。 なんか納得がいかなかったんです。 うちの子の診断名は 娘「広汎性発達障害、アスペル

  • ADHD児の苦悩 - うちの子流~発達障害と生きる

    再生回数の多い動画なのでご覧になった方も多いと思いますが とてもわかりやすいものでしたので載せておこうと思います。 タイトルは「小児期 ADHDの正しい理解のために」 どっちかというと理解のためにというよりは ADHD児の苦悩とその家族の困惑を描いた作品。 ADHDの娘を持つ身としてせつないやら思い出すやらで泣けてきました。 この動画に出てくる少年はたぶんADHDでも不注意優勢型 じゃないかなと思います。多動の部分はほとんど描かれていません。 混合型のうちの娘はこんなにマイルドではなくもっとスパイシーです。 暴れる跳ねまわるパニックになる。 パニックになれば激しく攻撃的になります。 まったりしておらず常に思考も動きも高速回転です。 娘の場合はADHDだけでなくアスペルガーもあるからかな。。 しかし注意欠陥、衝動性の部分は当にこの動画のような感じ。 診断が早くついたため、様々な対策をとって

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