ブックマーク / newsphere.jp (24)

  • プランクトンがマイクロプラスチックを無数の微小粒子にしていることが判明 海洋汚染悪化の可能性

    回収・リサイクルされずに捨てられたビニール袋やペットボトルなどのプラスチック製品が川を伝って海へ流出し、紫外線による劣化や波などによる破砕で粒子状になる「マイクロプラスチック」ゴミが年々増えている。分解されるまでに500年を要するこのゴミの量は毎年800万トン。実はこのゴミを、海中の動物プランクトンがかみ砕いて、微小なナノプラスチックに分解していることが最新の研究で明らかになった。 ◆ナノプラスチック1日34万個以上生成 マサチューセッツ大学アマースト校を中心とする共同研究チームはこのほど、世界中の淡水と海水の両方に生息する微細な動物プランクトンの一種であるワムシが、マイクロプラスチックをかみ砕き、さらに小さく、潜在的に危険なナノプラスチック(1ミクロン以下の粒子)に分解できることを発見した。 ワムシとして知られるこの小さな生物は、プラスチックが水生生物に与える脅威を解決するどころか、粒子

    プランクトンがマイクロプラスチックを無数の微小粒子にしていることが判明 海洋汚染悪化の可能性
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    agrisearch 2023/11/24
    ワムシ
  • 昆虫種の3分の1が絶滅の危機 農薬削減を迫られるEU

    欧州連合(EU)は、環境団体から昆虫を保護するための抜的な対応を求められている。団体が6月9日に発表した報告書によると、世界中に生息する昆虫種の40%以上が農薬の使用と工業型農業の推進により減少している。 国際環境NGO「地球の友ヨーロッパ(FoEE)」とドイツ緑の党と密接な関係にあるシンクタンク、ハインリッヒ・ベル財団は、EUが実施している生物多様性の保護と有機農業の開発に向けた戦略は不十分だと述べている。昆虫種の3分の1が絶滅の危機に瀕しているからだ。 FoEEのミュート・シンプフ氏は、「証拠は明らかだ。農薬の使用により世界の昆虫の個体数が減少し、生態系が破壊されているほか、料生産が脅かされている」と述べている。 FoEEでは、ヨーロッパに生息するハチやチョウの少なくとも1割が絶滅の危機に瀕しており、送粉者であるこれらの種の減少により料生産への影響が懸念されるとしている。欧州議会

    昆虫種の3分の1が絶滅の危機 農薬削減を迫られるEU
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    agrisearch 2020/06/30
    「環境団体から昆虫を保護するための抜本的な対応を求められている」
  • 作物特許に対抗 世界で広がる種子の「オープンソース化」 | NewSphere

    著:Ensia 稿は、世界の環境問題への取り組みを紹介するオンライン・マガジンEnsia.comに掲載された、レイチェル・サーナンスキー氏の記事を、コンテンツ共有の合意のもとにグローバル・ボイスに転載している。 フランク・モートンさんは1980年代からアメリカでレタスの品種改良をしている。彼の会社は、114種類のレタスの種子を提供しているが、中でもアウトレッジャス(Outredgeous)と呼ばれる品種は、 2015年にNASAの宇宙飛行士が宇宙で初めて育て試したレタスだ。これまでの約20年間、モートンさんの仕事を制限するものがあったとすれば、それは自身の想像力と手に入るレタスの品種数だけだった。 アウトレッジャス(Outredgeous)という名のレッドロメインレタス。国際宇宙ステーションの宇宙飛行士がステーション内の植物栽培装置「Veggie」で育て試した。写真提供:NASA と

    作物特許に対抗 世界で広がる種子の「オープンソース化」 | NewSphere
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    agrisearch 2018/11/25
    「オープンソース・シード・イニシアティブ(OSSI)」
  • 「ベジタリアン」「ヴィーガン」ではなく「プラントベース」が注目を集める理由

    ヴィーガン」ではない。「プラントベース」だ。肉好きな人は果たしてそのような品を口にするだろうか? 企業が健康的な事に対するアメリカ人の関心に応えようとするなかで、一部の品において「プラントベース(訳注:植物由来の品を中心とした事法)」という用語が「ヴィーガン」や「ベジタリアン」と置き換わりつつある。ヴィーガンやベジタリアンなどの用語が欲を減退させたり、対立を生み出したりしかねないという懸念があるからだ。 インポッシブルフーズ社は、肉を原料として使用せずに肉のような味がするパティを製造しているが、自社のハンバーガーをメニューに掲載する時には、これらの用語を使わないようレストランに要請している。 「大勢の人々にとってヴィーガンという概念は、動物由来の品をべてしまった人に対し、露骨に抗議の態度を示す人のことを指すものだ。私はヴィーガンだ。だが、多くの人にとってこのヴィーガンとい

    「ベジタリアン」「ヴィーガン」ではなく「プラントベース」が注目を集める理由
  • 織田信長に仕えた黒人侍「弥助」が世界で脚光 ハリウッド映画化も

    今夏、仏ルモンド紙など欧州メディアが相次いで「黒人のサムライ」を記事に取り上げた。彼の名は「弥助」という。イエズス会のアレッサンドロ・ヴァリニャーノが来日して織田信長に謁見した際、奴隷として連れていたアフリカ出身の人物で、信長に気に入られ武士になった。昨年、弥助の伝記実写映画がハリウッドで企画されたことで、改めて世界各地で注目を集めているのだ。 ◆日のアニメやゲームからじわじわ人気に 海外での弥助ブームは、彼を描いた日漫画などを通して数年前から始まっていた。例えば、2007年に漫画『アフロサムライ』(岡崎能士著)がアニメ化されると、アメリカでは先行放送。声優を務めたサミュエル・L・ジャクソン主演で実写映画化も持ち上がっている。徳川家康に仕えた三浦按針ことウィリアム・アダムスが主人公のゲーム『仁王』(2017年)でも、「ヤスケ」が欧米での認知度を押し上げた。 欧州の場合、南蛮貿易や遣欧

    織田信長に仕えた黒人侍「弥助」が世界で脚光 ハリウッド映画化も
  • 誰が摘む? 危機に瀕する英国産イチゴ 遅れたブレグジット対応

    イギリスではこれから夏のフルーツの収穫シーズンとなり、ソフト・フルーツ(硬い皮や大きな種のない果物)が出回る時期だ。なかでも人気はイチゴだが、近年その収穫のためにやってくる欧州大陸からの労働者の数が著しく減少している。ブレグジットの影響と見られており、移民に頼り切ってきた業界は頭を悩ませている。 ◆愛すべき国産フルーツ、イチゴの摘み手が消える フィナンシャル・タイムズ紙(FT)は、イチゴは外国産と競争できる数少ない作物だと述べる。YouGovが行なった調査では、イギリスの消費者の42%がシーズン中少なくとも週1回は国産イチゴを買っているという結果が出ており、ウィンブルドンテニスと並ぶ夏の風物詩ということだ。 しかし、イチゴ農家を困らせているのが人手不足。ベリー類の生産者団体「ブリティッシュ・サマーフルーツ」に属する生産者の3分の2が求人応募の落ち込みを報告している。 イギリスでは年間9万人

    誰が摘む? 危機に瀕する英国産イチゴ 遅れたブレグジット対応
  • 「アスペ」日本における誤解、誤訳、誤用の実態

    著:Nevin Thompson & Michael Peckitt 最近行われた人気漫画家へのインタビューをみると、「アスペルガー」という言葉がいかに日で理解されておらず、また同時にネットオタク文化で広く浸透しているかがわかる。 4月のはじめ、日のポップカルチャーを扱うサイト、ニコニコニュースのインタビュー記事で人気漫画家の山田玲司氏は、アニメや漫画のキャラクタにアスペルガー症候群と思われる人物が多く登場すると述べている。 アスペルガー症候群は自閉症スペクトラム障害の一つで、日人の約1%に表れる。山田玲司氏は、ノンフィクション漫画シリーズ「絶望に効くクスリ」の作者で、アスペルガー症候群は、漫画やアニメの主人公にピッタリだと述べている。 最初に、ザックリ言ってしまうと、ちょっとイカれた変わり者が、何でもかんでも病名を付けられるというトレンドが、ここ20年ぐらいあるわけ。実際のところ、

    「アスペ」日本における誤解、誤訳、誤用の実態
  • 英スーパー、賞味期限切れ食品を15円で販売 廃棄を減らす試み

    イギリスのスーパーが、品ロス削減を目指し、一部の品に限って賞味期限切れのべ物を販売することを決定した。 ◆一律約15円で販売 イギリスのイースト・アングリア地方にあるスーパーマーケット・チェーン「イースト・オブ・イングランド・コープ」(東イングランド生活協同組合)は12月4日の週から、賞味期限が切れた品を一律10ペンス(約15円)で販売している。この生協はイースト・アングリア地方に120店舗以上を展開する小売大手だ。ガーディアン紙によると、そのうち14店舗で3ヶ月にわたり試験的に賞味期限切れの品販売を行っていた。10ペンスで販売の対象となるのは、缶詰やパスタ、ポテトチップス、お米など。賞味期限が切れた後1ヶ月間、販売されることになる。ただし試験時には、10ペンスで売り出された品は数時間のうちに売り切れていたという。 サイトでも2016年2月、フランスでの取り組みを紹介したこと

    英スーパー、賞味期限切れ食品を15円で販売 廃棄を減らす試み
  • 英国、EU移民に見限られ農作物収穫できず EU離脱への後悔「ブリグレット」広まる | NewSphere

    店先に並ぶおいしそうなリンゴやラズベリー。こういった英国産のフルーツを摘み取るのは、実はEUから来る季節労働者たちだ。強いポンドと移動の自由に魅かれて集まったEU域内の移民がイギリスの農業を支えてきたが、ブレグジットを前にその数が大幅に減っている。労働者不足は農業以外にも広がっており、今後のイギリス経済への影響が心配されている。 ◆収穫放棄やむなし。移民なしでは成り立たないイギリスの農業 英農業生産者組合、National Farmers Union (NFU)によれば、野菜や果物の収穫のためイギリスで必要とされる季節労働者は約8万人で、最近はその75%がルーマニアとブルガリア出身者だという。ところが、2016年6月にブレグジットが決まり、2019年3月にはイギリスがEUを離脱することになったため、イギリスを目指す労働者の数が減少している。離脱決定後のポンドの下落と、ビザなし移動の自由が不

    英国、EU移民に見限られ農作物収穫できず EU離脱への後悔「ブリグレット」広まる | NewSphere
    agrisearch
    agrisearch 2017/12/05
    「EU離脱を問う国民投票は、52%対48%で離脱派が勝利したが、多くの農業組合が労働者不足を警告していたにもかかわらず、イギリスの農家の多くは離脱に賛成していたとNBCは指摘する」
  • 科学者が図らずも、希少種を絶滅に追い込む密猟者に加担してしまっている

    著:Benjamin Scheele(オーストラリア国立大学 Postdoctoral Research Fellow in Ecology)、David Lindenmayer(オーストラリア国立大学 The Fenner School of Environment and Society Professor) Googleを立ち上げて「ゴマバラトカゲモドキ」と入力すると、「ゴマバラトカゲモドキ販売中」(たったの150米ドル、送料込)と自動検索結果が表示される。今、売買取引が行われることで絶滅に追い込まれる野生動物が増えている。この非常に珍しいヤモリもそのうちの一種だ。 ショッキングなのは、ゴマバラトカゲモドキの違法取引が始まったのが、2000年代初めにその存在が初めて科学的に類型化された直後だということだ。 これは、このケースに限ったことではない。密猟者は、新たな希少種の生息地や生態に

    科学者が図らずも、希少種を絶滅に追い込む密猟者に加担してしまっている
  • ポテトチップス・ショックで考えたい日本の農業問題

    ポテトチップスがスーパーやコンビニエンスストアの店頭から消えている。昨夏の台風10号に代表される天候被害による不作で、メーカーに供給される北海道産のジャガイモに不足が生じたことが原因だ。ここ数年、バターの不足も目にするようになったがやはり供給不足による。不足が起こる原因と対策について考えてみたい。 ◆増えるスナック菓子支出 ブルームバーグは、米ペプシコが20%の株式を保有するカルビーは、日のポテトチップス市場の73%のシェアを持つと紹介し、米国産の輸入品や九州産のジャガイモの使用を進め、不足を解消したいとする公式のアナウンスを伝えている。一方、湖池屋は100%国産のジャガイモを使う考えに変更がないとしており、いずれにせよ2社ともに製品種類の絞り込みや供給不足が続くとみている。 総務省の家計調査年報の支出推移を見ると、ポテトチップスを含むスナック菓子の消費支出は、世帯人員が減っているにもか

    ポテトチップス・ショックで考えたい日本の農業問題
  • 絶滅危惧のクロマグロ、“政府の漁獲規制では不十分”立ち上がる壱岐の漁師 海外も注視

    高級マグロの代表であるクロマグロが、絶滅の危機に瀕している。巻き網を使っての漁法、若いマグロの獲りすぎなどの問題が指摘され、近年やっと規制が始まった。しかし、一釣りで知られる長崎県壱岐の漁師たちは、それでは不十分だと反発。彼らの訴えに、英紙が賛同している。 ◆ついに絶滅危惧種に クロマグロは、太平洋の熱帯・温帯海域に広く分布。米公共ラジオ『NPR』は、世界のクロマグロの80%は日で消費されており、その個体数の急速な減少は、主にアジアのすしや刺身の需要のためだと説明する。 2014年の国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは、絶滅の「深刻な危機」にあるミナミマグロ、「危機」にある大西洋クロマグロに続き、クロマグロは「軽度の懸念」から「危険性が増大」に引き上げられ、絶滅危惧種に指定された。米NBCのベイエリア版によれば、クロマグロの個体数は乱獲が始まる前のわずか4%ほどになっている、

    絶滅危惧のクロマグロ、“政府の漁獲規制では不十分”立ち上がる壱岐の漁師 海外も注視
  • 動物保護団体、韓国の食用犬100頭余を救出 「資金提供して転業促す」新手法に高評価も

    韓国肉用に飼育されていた犬100頭余が、国際動物愛護団体によって救出され、18日までにアメリカ・カリフォルニア州に到着した。犬たちは州内各地の団体支部を通じ、里親に引き渡される。今回のレスキュー活動は、用犬の飼育から業種転換する資金の提供と引き換えに行われた。英BBCはこれを、西洋の価値観と韓国文化の対立を解決する有効な手段だと報じている。 ◆業種転換資金と引き換えに全ての犬を救出 今回の大規模レスキューは、国際動物愛護団体『ヒューメイン・ソサエティー・インターナショナル(HSI)』などの手で、韓国中部・忠清南道の“犬牧場”で行われた。そこでは100頭余の犬が、「不潔で狭いケージ」に閉じ込められていた。全ての犬が解放されてアメリカに送られ、この牧場は営業をやめた。 HSIのコンパニオン・アニマル担当ディレクター、ケリー・オミーラさんは、「最初に犬たちの姿を見た時は、当にショッキ

    動物保護団体、韓国の食用犬100頭余を救出 「資金提供して転業促す」新手法に高評価も
    agrisearch
    agrisearch 2015/09/30
    もし、欧米の畜産と同等のアニマルウェルフェアに対応した犬の飼育なら、批判されないのかどうか。
  • ドローン市場は2030年までに1,000億円?農業のIT化から見るドローン

    ◆人類が産み出したUFO ドローンの可能性とは ドローンは無人で遠隔操作をすることができる航空機だ。まるで自分が空を飛んでいるようにドローンを通して、空を泳ぎ、撮影をすることができる。または、軽いものであれば、配達をできるようになる未来も予想されている。そんなドローン市場は2030年までに1,000億円市場になると報道するメディアもある。既に自らドローンを購入して、改造をするようなコアなファンも出てきている。そんな中で、ドローン飛行の危険性を危惧した政府は、住宅密集地でのドローンを禁止する改正航空法を制定した。これからの未来を変える新しいテクノロジーの一つとして数えられたものの、その活躍の場は限られてしまうことになった。そこで、ドローンの活躍フィールドとして意外な領域が注目されている。それは、農業である。 ◆農業のIT化から見るドローン ITが持つ業務を効率化する仕組みを採用するべき産業と

  • アメリカ児童の昼食に革命!?弁当ブームじわり…「キャラ弁」格差も問題に?

    新学期が始まり、我が子のお弁当作りに、毎朝精を出すお母さんたちも多いはず。子供のお弁当と言えば、広く浸透したのが動物や人気キャラクターをかたどった「キャラ弁」だが、今やそのブームはアメリカにまで到達したようだ。ソーシャルメディアにはアメリカンなキャラ弁が続々とアップされ、話題になっている。 ◆今や弁当はBento。日式が人気に アメリカのお弁当と言えば、紙袋やビニール袋に入れたサンドイッチと1人分サイズの袋入りポテトチップスに丸のままのフルーツというイメージ。そんなアメリカで、和ブームも手伝ってか、日風の弁当箱を使用したお弁当が人気を得ているという。米シアトル・タイムズは、仕切りのある『Bento Box』は、コンパクトで見た目もよく、さまざまな品を詰めて、多様な味が楽しめると説明。繰り返し使えるので、環境にやさしいことも、支持を得ている理由らしい。 この弁当箱コンセプトは、子供達

    アメリカ児童の昼食に革命!?弁当ブームじわり…「キャラ弁」格差も問題に?
  • “930億円”のマグロの大群出現に英紙大興奮 でも地元漁師が喜べない事情とは…

    イギリス南西部のコーンウォールの沖合に、普段は見られないクロマグロの大群が出現し話題になっている。英紙は、マグロの日での取引価格は1匹あたり100万ポンド(約1億8000万円)で、獲れば大儲けできるとセンセーショナルに報じているが、ある理由から地元漁民はマグロの出現を歓迎できないでいる。 ◆高級魚の大群にメディアも興奮 英テレグラフ紙によれば、クロマグロの大群を発見したのはコーンウォールで観光クルーズ会社を経営する夫婦。二人は、海はまるで「破裂」するかのように500匹ほどのマグロで埋め尽くされていた、と話す。 地元紙、ウェスタン・モーニング・ニュースは、このクロマグロの群れの価値を金額にして2億5000万ポンド(465億円)と試算。英デイリー・メール紙にいたっては、5億ポンド(930億円)と報じている。 テレグラフ紙は、2013年の築地市場での初競りで、すしチェーン「すしざんまい」を展開

    “930億円”のマグロの大群出現に英紙大興奮 でも地元漁師が喜べない事情とは…
    agrisearch
    agrisearch 2015/08/31
    「EUの漁業規則では、ギリシャ、フランス、スペインを含む7ヶ国だけがマグロの水揚げを許可されており、イギリスの漁船はクロマグロの捕獲を禁じられているためだ」
  • 日本人の“トロ信仰”により世界最古の漁法が消滅危機? 地元スペインは天然好む

    ヨーロッパのクロマグロ漁が記録的な豊漁となっている。地中海で操業するスペインのあるマグロ船団は、わずか4日間で1シーズン分の漁獲をあげたと報じられている。2006年から行われている資源回復計画の成果が上がり、「地中海にマグロが戻ってきた」と沿岸諸国は沸いている。 一方、スペインでは、3000年前から続くとされる世界最古の伝統的な漁法が危機に瀕している。『アルマドラバ(Almadraba)』と呼ばれるこの漁法による天然マグロの水揚げをやめ、最大のマグロ消費者である日人の嗜好に合わせて、一定期間生け簀で飼育する「蓄養」に移行する漁業会社が増えているという。 ◆4日間で6ヶ月分の漁獲 EU諸国では、乱獲により激減した大西洋クロマグロの資源回復を図るため、2006年から15年計画で厳しい漁獲制限を導入している。スペイン、フランス、イタリア、ギリシャなど地中海・大西洋沿岸の8ヶ国で漁獲枠を分けあい

    日本人の“トロ信仰”により世界最古の漁法が消滅危機? 地元スペインは天然好む
  • 日本人の睡眠時間は世界一少ない 昼寝推奨する政府・企業の取り組みに海外注目

    人(東京)の睡眠時間は平均「5時間46分」。ウェアラブルデバイスメーカーのジョウボーン社が、同社製品「UP」のユーザ数十万人から日々どのように活動し、睡眠を取るのかを追跡した結果、日人の睡眠時間は世界で最も短いことが分かった。 このデータによると、東京居住者の一日の平均睡眠時間が5時間46分と最も短く、次いで9分長いソウルが5時間55分、3位のドバイは6時間32分だった。一方、睡眠時間が最も長かったのがメルボルンで7時間5分と、東京よりも79分も長い睡眠をとっていることが分かった。 睡眠時間が最も少ない日における、オフィスでの「公認仮眠」や、外出先の「お昼寝」スポットといった日独特のサービスについて、海外メディアが報じている。 【1/3の日人が睡眠不足? 政府も30分以内の昼寝を推奨】 アメリカ国立睡眠財団の調査によれば、54%の日人だけしか十分な睡眠時間が得られておらず、た

    日本人の睡眠時間は世界一少ない 昼寝推奨する政府・企業の取り組みに海外注目
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    agrisearch 2014/08/25
    お昼寝カフェ「corne(コロネ)」
  • 「昆虫食」が世界を救う? 日本の「昆虫料理研究会」にも海外注目

    今、「虫」が来ているという。ペットではない。用としてだ。各国企業から国連に至るまで虫に着目しているその訳とは、いったい何なのだろうか。 【人口爆発と糧難の解決策】 世界人口は2050年までに90億人に達するという見込みがある。特に中国やインドなど人口が多い国の所得が増加する中、肉への需要が増えていると米科学技術雑誌「MITテクノロジーレビュー」は伝えている。 国連の料農業機関(FAO)が昨年発表したところによると、昆虫の多くは肉と同様のタンパク質やミネラルを含み、かつ脂肪分は肉よりも健康によい良質のものであるという。そこで、各国が用虫に着目しているというわけだ。 1999年に東京で発足した「昆虫料理研究会」代表の内山昭一氏は、これまでもレシピなどを出しており、今後もレインボーカラーのチョコスプレーがけセミなど新たな分野も研究中である、と英デイリー・テレグラフは伝えている。 【

    「昆虫食」が世界を救う? 日本の「昆虫料理研究会」にも海外注目
  • ハイテク日本はなぜファックスを使い続ける? 高齢者の執着が要因と海外紙分析

    多くのハイテク技術を生みだしてきた日が、いまだにファックスという時代遅れのコミュニケーションツールを使っている。海外メディアはその理由を論じた。 【高齢者が好む時代遅れのツール】 ロボットや新幹線、高速ブロードバンド・ネットワークなどのハイテク技術で知られる日は、先進国のほとんどで時代遅れとなったファックスをいまだに愛用している、とニューヨーク・タイムズ紙は報じた。アメリカでは骨董品として、スミソニアン博物館の展示に加わるほどだが、日の家庭は昨年だけで170万台のファックスを購入しているという。日の内閣府によると、2011年には会社オフィスのほぼ100%、個人家庭の45%がファックスを所有していた。 日においてファックスは必要不可欠なビジネスツールだ。専門家は、官僚が承認の判子を押すという事務処理を生みだすファックスを、行政が好んでいると指摘する。企業は受注や出荷の記録を残すため

    ハイテク日本はなぜファックスを使い続ける? 高齢者の執着が要因と海外紙分析