1つの生簀に約3万匹の銀鮭。内陸の淡水で育てられた稚魚を海上の生簀で約半年育成、水揚げ量に応じて出荷用の生簀に移したのち、1日餌抜きをしてから水揚げ。次々、網ですくわれ氷を入れたボックスに移されます。すぐに氷水に入れると身が締まります。船上でも美味しさのひと工夫。 やはり、水揚げし立ての新鮮な鮭はまず刺身で。適度に脂がのった身はふっくら柔らかく、旨味は濃厚なのに後味爽やかでいくらでも食べてしまいそう。 カルパッチョやムニエル、ホイル焼きと、身質は柔らかいので焼いた時に硬くならず、調理によってまた違う味わいを楽しめます。 <銀王>誕生 銀鮭はコーホーサーモンとも呼ばれ、一般的なサケ、アキサケやシロサケとも呼ばれる魚とは、別種です。 天然の銀鮭は寒冷な海域の魚で、ロシア南東部からアメリカ・カリフォルニア州北部にかけて生息し、日本近海には天然ものは生息していません。 <銀王>を扱うマルキンの創業