毎日の食卓に欠かせない野菜。味だけでなく、身体にも、環境にも優しい野菜にこだわっている市内生産者「有機農園モアーク」を訪ねました。モアークの骨子は、遠く離れた南国パラオ共和国でも有機栽培を成功させた伝統草農法。国内外に有機農業を広めたいという願いの下、高品質な野菜を県内外に届ける同社の現場や取り組みについて紹介します。 【モアークの有機野菜】 農業法人盛田アグリカルチャーリサーチセンターが運営する有機農園モアーク。本当に良いものは自然に近いもの「人と仲良く自然と仲良く」という理念のもと、有機農業を始めたのが20年前。現在の農園の作付面積はおよそ8ヘクタール、うちハウス栽培は100棟5ヘクタール、露地栽培は3ヘクタールで葉物や根菜を中心に作付けしています。中でも創業当時から今まで変わらぬ主力はベビーリーフ。ベビーリーフはその名の通り葉野菜の若い葉を摘み取ってミックスしたものの総称で、サラダや