健康や医療、病気に関する様々な情報が氾濫しているが、中にはとんでもない誤った情報も含まれている。とくにインターネットで誰もが簡単に、様々な情報にアクセスできるようになってからは、誤った情報に接しやすくなった。正確さに欠く医療情報を流して問題になった医療系キュレーションサイトの例のように、誤った情報ほど、あっという間に広まりかねず、信じてしまったら取り返しのつかないことにもつながりかねない。命にかかわりかねないことほど、正しい情報・知識を得る必要がある。 『「先生、医者代減らすと寿命が延びるって本当ですか?」』(小学館)は、「飲んではいけないクスリ、受けると危ない治療がわかる!」というサブタイトルが示すように、医者、病院、クスリ、検診、ワクチンにまつわる不安を解消する一冊。クスリやワクチンの副作用、検診のリスク、話題の健康法のウソ・ホントを、マンガで交えつつわかりやすくまとめた。 ■いい医者