大阪府大と大阪市大、運営法人統合へ 大阪市議会で２３日可決見込み 公明が賛成へ方針転換（1/2ページ）大阪府立大学と大阪市立大学の統合計画をめぐり、公明党大阪市議団は２２日の幹事会で、継続審議となっていた両大学の運営法人を統合する関連議案に賛成する方針を決めた。２３日の市議会本会議で大阪維新の会と公明の賛成多数で可決される見込み。大阪府議会では同様の議案がすでに可決されており、府市が目指す平成３４（２０２２）年の新大学発足に向け、運営法人の統合は「初めの一歩」となる。 可決の見通しとなったのは、３１（２０１９）年春に両大学を運営する新法人を設立し、「１法人２大学」とする議案など。運営法人の統合は府市両議会の過半数による承認が必要で、府議会は昨年１１月に関連議案を可決。一方、市議会で賛意を示していたのは維新のみ。新大学発足を見据えた計画の具体性や資金面に関する懸念が相次ぎ、継続審議となっていた。 公明はこれまで「新大学の学部やキャンパス再編など具体的な姿が示されていない」と批判していた。 公
