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昨夜読んだ福岡伸一先生の本の中に「武道的に」たいへんどきどきする箇所があったので、それを早速合気道の稽古に応用してみることにした。 それはトラバでM17星雲さん(ごぶさたしてます)が言及している箇所と同じところなのだが、「どうして原子はこんなに小さいのか?」というシュレディンガーの問いについて書かれたところである。 どうして原子はこんなに小さいのか? これは修辞的な問いであって、実際の問いは「どうして生物の身体は原子に比べてこんなに大きいのか?」と書き換えねばならない。 原子の直径は1-2オングストローム(100億分の1メートル)。 つまり、仮に1メートル立方の生物がいたら(そんなかたちの生物見たことないけど)は原子の100億の3乗倍の大きさがあることになる でかいね。 どうして、生物はこんなに大きいのか? 理由を福岡先生はこう書く。 「原子の『平均』的なふるまいは、統計学的法則にしたがう
久しぶりに芦屋で合気道のお稽古をする。 たくさん来ていて70畳の道場が狭いほどである。 毎年この時期は「返し技」のお稽古をすることにしている。 四月になると新入生が入ってくるので、基本からチェック。 年度末の今頃は少し込み入ったことをやる。 実際にやるとわかるけれど、「少し込み入ったこと」の方が実践的にはずっと簡単なのである。 どなたでもおわかりになるであろうが、単純な動きというのは意外に扱いにくいのである。 無意味な動きはもっと扱いにくい。 初心者は自分が何をやっているのかよくわからないので、身体をがちがちに固めて、「ふつう人間はそんな動きはしない」というようなブキミな動きをする。 このような人に技をかけるのはたいへんむずかしい。 ある程度段階が進んでくると「理にかなった動き」をするようになる。 自分の可動域や自由度を確保しつつ、相手の死角に回り込むような動きがどういうものかわかってくる
運動制御 Motor Control (現代リハビリテーション医学 金原出版より P41~46) 道免和久 運動障害を治療するハビリテーション医療において、正常の随意運動制御の理解は不可欠である。運動制御の諸理論には、運動障害の理解のみならず運動学習など運動療法の基礎の理解のためにも重要な概念を含んでいる。 運動制御とエングラム 人間がテーブルの上のリンゴを取る動作を考えるとき(図1)、リンゴまでの軌道は無数に存在しうるが、自然な随意運動では最適な1つの軌道が選択される。軌道が決まっても、関節角の組み合わせは無数に存在しうるが、これも最適な1つの組み合わせが選択される。さらに、関節角が決まっても、筋肉の張力の組み合わせは無数に存在するはずであるが、ここでもある1つの組み合わせが選択される。このように随意運動では、多くの自由度を有する筋骨格系が、中枢神経によって見事にあやつられ、なめ
著書紹介 ビジネスのための武道の知恵 合気道の開祖、植芝盛平翁の教えがビジネスの世界に蘇る! 西欧合理主義を超える生き方のヒント。66編のエッセイ。 更新履歴 2024-03-17 研究論文に4記事を追加。稽古は水火の仕組みで練る 重い体 一軸と三軸 多面的顔をもつ
語り手:多田 宏(ただ・ひろし)昭和4年東京に生まれる。昭和27年早稲田大学法学部卒業。合気道九段、(財)合気会本部道場、月窓寺道場師範、イタリア政府公認財団法人日本伝統文化の会=イタリア合気会創立者。早稲田大学合気道会、東京大学合気道気錬会師範、合気道多田塾を主宰。 聞き手:内田樹(神戸女学院合気道会顧問・合気道五段) (1994年3月29日・合気道多田塾月窓寺道場にて) ―お忙しいところをありがとうございます。今日は先生の修行経験について詳しくお聞きしたいと思って伺いました。これまで折りに触れ断片的にはお聞きしていたのですが、この機会に先生のお話をまとまって伺っておけば、合気道関係者だけでなく、武道関係者にとっても貴重な資料になるだろうと思います。 今日、先生に伺っておきたいことは、いくつかあるのですが、一つは先生の武道の修行の歴史ということをお話し頂きたいことと、今一つは、先生の場合
見田石介『ヘーゲル大論理学研究』 ぼくは、ネット掲示板に基本的に書き込みをしない。 友人のサイトのBBSで馴れ合うとか、「お知らせ」みたいなことをするときなど、ごくまれな場合だけである。2ちゃんねるは見ることはあっても、カキコは一度もない。論争したりするときはメール、メーリングリストでおこなう。 ネット掲示板での「論争」は、たいてい不毛だ。あっというまに汚い悪罵の投げつけに変わる。 むろん、メールといえども、掲示板と同じ精神でやれば、なんら選ぶところはない。 「まちがっている」相手を「批判」し、その相手を打倒しようとする。 Aという議論にたいし、アンチAをつきつける。 ぼくが今ここで問題にしているのは、「対話ムードでやりましょう」ということではない。むろんそれは大事な議論のマナーであり精神的スキルであるのだが、ここでぼくがいいたいことは、「まちがっている」とはどういうことか、という問題であ
■無門関を読みました tak shonai's "Today's Crack" (今日の一撃)‐1人殺すも 10人殺すもを読んだのですが、その記事の中で無門関という書物の一節が紹介されていて、非常に興味を持ちました。それで急いで本屋に行って無門関を探して買って読みました。 無門関(Amazonのリンクです) 読み進むうちにどんどん引き込まれました。takさん、ありがとうございました。 ■無門関は多分DSトレーニングよりもずっとトレーニングになります 無門関がどういう本かというと、禅宗のお坊さんのための悟りトレーニングです。一言で言うと難解な本です。48の公案(悟りを得るための問題集のようなもの)と序文あとがきのようなものがくっついて無門関という本を形作っているのですが、一度読み通してみて、ほとんどの公案は理解できませんでした。より正確に言うと、本当に腹に落として読み込めたものがほとんどなか
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