■サブスク/クロスプラットフォームを実現した「Audirvana」の新たなる挑戦 10年の歴史を持つPCの再生ソフト「Audirvana」が先日アップデートにより「Audirvana Studio」として生まれ変わった。この記事ではAudirvanaの歴史を概観して、今日のファイル再生における立ち位置を再考しつつ、アップデートによる変更点や、実際の使用感・再生音について確認していく。 今回のアップデートにおける変更点はいろいろとあるが、最たるものといえばやはり提供形態が従来バージョンの「買い切り」から「サブスクリプション」となったことだ。日本の価格設定は月契約が890円、年間契約で8,990円。 買い切りからサブスクリプションへの転換は賛否両論あり、これをどう捉えるかはオーディオファンひとりひとりに任せたい。ただ、ソフトを「サービス」として捉え、長期にわたるアップデートとサポートを行うため