カリフォルニア沖、水深3300メートルの海底から、新種の肉食の海綿生物が発見された。その形状は複数にわかれた根のような部分から、放射状にハープの弦のような枝が生えており、この枝を使って罠をしかけ、先端についたフックを使って小さな甲殻類を捕食するという。
サメが強いのはその外面だけではないようだ。新しい研究から、サメの体内に存在する物質に、即座にウイルスの増殖を食い止める性質があることがわかった。 ツノザメ目のサメの組織から見つかったコレステロールに類似した物質が、デング出血熱や肝炎などの難治性の人間の疾患を起こす複数のウイルスと戦う性質を持つことが、新たな研究で判明した。 この化合物はスクアラミン(squalamine)と呼ばれ、癌や眼疾患などの病気に関しては既に人間を対象とした臨床試験も始まっている。数百人の被験者がこの物質を投与されているが、今のところ大きな副作用は出ていないという。 今回の研究では、スクアラミンがウイルスのライフサイクルを阻害し、組織培養、生体内の両方においてその増殖を食い止めることが明らかになった。 細菌感染の治療薬は数多く存在するが、ウイルスに対して効果を発揮する医薬品は非常に少ない。既存の抗ウイルス剤の
世界自然保護基金(World Wildlife Fund、WWF)は27日、南太平洋のニューギニア島(New Guinea)で1998~2008年に行われた調査で、新種の生物を1060種発見したとする報告書を発表した。この中には、牙を持つカエル、目までうろこに覆われているために見ることができないヘビ、頭部が丸いイルカ、川に生息するサメ、開長30センチもの世界最大のチョウ、全長1メートルにもなる巨大なネズミなどが含まれている。 ニューギニア島は、アマゾンとコンゴに次いで世界で3番目に大きい熱帯雨林を抱える。WWFによると、地表面積は地球全体の0.5%に過ぎないが、世界の生物種の最大8%がここに生息しているという。 写真はフォン半島(Huon Peninsula)の北側で発見された新種のカエル「Litoria dux」。大型で、樹上で生活する(2011年6月27日提供)。(c)AFP/WWF
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