政治理論分野では近年、代表概念の再検討が活発になされ、そのような趨勢はしばしば「代表制的転回」と呼ばれる。このトレンドは、自由民主主義の不調とセットで論じられることが多い。つまり、以前のように民主主義の巧く行かなさを代表制に押し付けて、古代アテナイを範とする直接民主主義の理想化に勤しむわけにいかないとすれば、私たちの代表の理解をアップデートすることで、議会と民意のズレを調律し、ゆっくりとチューニングしていくほかはない。そのようななか、ほとんどの文献において参照されつづけ、代表概念の問い直しをめぐる論争の第一線にあり続けたのが本書である。これは五十年前に刊行された政治理論系の著作としては、やはり珍しいことだ。 「代表representation」は、「文字通りには存在していないものが、文字通りではない意味で存在していると考えられることである」と定義される。しかしこれではまだ代表の正体は、遠目
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