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ブックマーク / delete-all.hatenablog.com (50)

  • 20年営業という仕事をやってきて近いうちにこの仕事はなくなると思った。 - Everything you've ever Dreamed

    仕事を断るのも営業の仕事」と常々言っているけれども、それが言えるのもノルマや目標を達成しているからこそだ。もし未達成ならただの言い訳になってしまうからだ。だが今期の見通しは、目標達成ギリギリといったところ。僕の力不足もおおいにあるけれども、営業という仕事が変わつつあるのではないかという言い訳めいた考察をしてみるのがこの文章の目的である。 20数年前、新卒で営業という仕事をはじめた当時、社内で「営業サン」と呼ばれるのがイヤで仕方なかった。「サン」には「作る側の思いも知らずに商品やサービスを売ってくるだけの存在」という意味がたっぷりと入れられているのがわかったからだ。同僚たちからなぜそんな扱いをされるのか当時はわからなかった。だから、サンと呼ばれないよう、売ってくるだけの営業にならないのが個人的な目標になっていた。社内でうまくやりたい、というよりは、そうしないと営業として生きていけない、と思

    20年営業という仕事をやってきて近いうちにこの仕事はなくなると思った。 - Everything you've ever Dreamed
    fnoithunder
    fnoithunder 2019/10/16
    確かに同じ社内でも「営業さん」はよく聞くけれど、「開発さん、設計さん、製造さん、検査さん、総務さん」とかは聞かないな。気付いてなかった
  • とあるブロガーたちへの鎮魂歌 - Everything you've ever Dreamed

    「最初は、小銭が稼げればいい、それくらいの軽い気持ちだった。だから、始めたきっかけも忘れてしまった。ある日、僕は自分の身の回りや会社での出来事をただ綴っているだけのブログに広告を貼った。思ったよりカネになった。そのことをブログやツイッターに書くと、スゴい羨ましいと言われた。嬉しかった。より目立つところに、より大きな広告を貼った。もっと大きなカネになった。会社で働くのがバカバカしくなった。ツイッターやブログで収益を発表すると、より多くの人がスゴいと褒めたたえてくれた。超嬉しかった。金額が多くなれば多くなるほど褒めてくれる人は増えた。スゴいスゴいスゴい。勉強やスポーツでもパッとしなかった青春。学校や会社での、うだつのあがらない人生。成功者たちを指を咥えて眺めているだけの時間。アイキャンフライ!そんな今までの僕に別れを告げるときが来たのだ。雑記ブログといういい加減な言葉を免罪符に、いかに広告を見

    とあるブロガーたちへの鎮魂歌 - Everything you've ever Dreamed
    fnoithunder
    fnoithunder 2018/11/26
    文章を書くのが好き。ブログ楽しい!
  • すべての言葉はクソリプ。または「アンチが湧いた」という自己防衛テクニックについて。 - Everything you've ever Dreamed

    ツイッターなんてもはや面白くも何ともないけれど、「アンチが湧いた」という呟きを見かけたときだけは、今でもちょっと面白い。自尊心、虚栄、弱さ、それらのミックスを見せつけられて、こちらが恥ずかしくなってしまうからだ。「アンチが湧いた」とは「ワタシは人気者。この絶大な人気にともない、アンチというマイナスの副産物が発生するのはしょうがないよね」などとアンチを嘆くポーズを決めつつの、人気アッピールである。 「人気者にはその人気相応のアンチがあらわれる」 なるほど、然り、と頷いてしまいそうだけれど、はたしてそうだろうか。僕のように自己評価がきわめて低い人間には特に顕著だが、自分に否定的な意見が大量に発生したときに「ワタシは嫌われているのではないか。もうダメだ…」という希死念慮にとららわれてしまう。否定的な意見は、肯定的な意見よりも言葉が強いものになりがちであるし、ヤクザがそうであるように、まともなトー

    すべての言葉はクソリプ。または「アンチが湧いた」という自己防衛テクニックについて。 - Everything you've ever Dreamed
    fnoithunder
    fnoithunder 2018/10/24
    「ザ・クソリプの本質」「もっとも無駄なのは、どうでもいいものごとに対応している時間と手間」
  • ある個人事業主の死 - Everything you've ever Dreamed

    現在事業展開していないエリアへの進出が決まり、出張が続いている。連日の新幹線移動で腰がきっつー。そこで羽根を伸ばすというか腰を伸ばしたくなり、息抜きも兼ねて、空いた時間を使って前職でお世話になった方に会いに行った。2年ぶり、完全なアポなしである。その方は個人で経営しているいわゆる個人事業主の「厨房屋」、厨房機器業者で僕の知るかぎりどの業者よりもサービスが良かったので重宝していたのだ。気がかりは、前の会社を辞める前年に取り引きを停止してから付き合いがなくなっていたので彼の現状を知らないことであった。店はシャッターが下りていた。隣の商店の人に聞いたら昨年彼は亡くなって、一緒に店をやっていた奥様は子供と暮らすために引っ越したらしい。結果的に彼に引導を渡したのは僕である。そのときすでに70才をこえていた彼を僕が追い詰めたのは間違いない。 十年ほど前のことだ。その時点で厨房屋の彼との取引は数年続いて

    ある個人事業主の死 - Everything you've ever Dreamed
  • 暇なオッサンが貴船神社を描いてみた! - Everything You’ve Ever Dreamed

    もうオッサン人生には飽き飽きしたので、勢いで水彩画を描いてしまった。で、第二弾。今回のテーマは陰影です。昔の写真を元にしているけど、あえてトーンをモノクロに近いようにしてみた。正月休みに何もしなかった悲しみと、明日から仕事というやりきれなさと、愛する人への切ない想いをぶつけてみた。この絵は僕のブルース。感じてくれ。 第二弾「京都 貴船神社東門」 感想ブクマ求ム。暗い絵だけどお手柔らかに。僕、プロじゃないからね。でも出来ばえには満足している。前のより自分のカラーが出せているとおもうけど、どうだろうか。愛というか、哀というか、そんなもの全部ひっくるめた想いが入ってる。松岡修造風にいうと、人も絵もラブから始まるんだ!

    暇なオッサンが貴船神社を描いてみた! - Everything You’ve Ever Dreamed
    fnoithunder
    fnoithunder 2018/09/03
    全然知らんかった絵めっちゃうまいですやん
  • ヒトにはオススメしないけれど40代で無職になって良かったと思っている。 - Everything you've ever Dreamed

    前の会社を勢いで辞めてから今の会社に入るまでの約8ヵ月間は(短期間バイトはしていたけれども)無職で、精神的に辛い時期ではあったけれども、40代前半で夢や目標もない「明日はどっちだ?」期間を経験しておいて良かったと今は思っている。感謝すらしている。あのハロワ通いをした時期はこれからの僕を突き動かす燃料になってくれるだろう。無職になる前の僕は、実力もないくせになぜか強者の立場から、仕事をしていない人間、いわゆる無職を一緒くたに見下していた。「いろいろ理由をつけて仕事をしたくないだけなんじゃね?」「努力不足の怠け者じゃね?」と。だが、自分が40代で無職になり、無職の彼らと同じ目線で世の中を眺めてみて、いや、かつての僕みたいな人間から、怠け者に見られてみて、初めて見えてくるものが多々あった。僕の認識は間違っていた。それも完全にだ。まず、当たり前だが、無職の人は必ずしも仕事をしたくない人、怠け者とい

    ヒトにはオススメしないけれど40代で無職になって良かったと思っている。 - Everything you've ever Dreamed
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    fnoithunder 2018/08/31
    常在戦場
  • あの夏、不完全な僕たちは殴り合うしかなかった。 - Everything you've ever Dreamed

    去年の夏、まだアルバイト生活をしているとき、母から「地元のお祭りの手伝いでもしたらどう?」といわれた。どーせ暇なんだから、人様の役に立ちなさい、もしかしたらそれで仕事が見つかるかもしれないよ、と。地元の祭りは中学時代の友人や顔見知りが仕切っている。母からみれば、僕らは、まだ家に集まってファミコンで遊んでいる中学生グループなのだろう。だが、僕は彼らとのあいだに距離を感じていた。 昭和最後の夏休み(1988年)、中学三年生の僕はテレビゲームばかりしていた。仲間で集まってファミコンの「カイの冒険」をプレイしながら、エロを眺めたりジュースを飲んだり馬鹿な話をしたり。そういうくだらない時間の流れに心地よさを感じながら、妙な違和感が沸き起こってきた瞬間、温くなったスプライトを喉に流し込んだ瞬間を今も鮮烈に覚えている。 こいつらとはもう一緒にいられない、という自分がエイリアンになってしまったような感覚

    あの夏、不完全な僕たちは殴り合うしかなかった。 - Everything you've ever Dreamed
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    fnoithunder 2018/07/26
    ↓ どさくさで町田が紛れ込んでいるのはともかく綾瀬や海老名や寒川も忘れないであげて下さい
  • 1ヵ月経った。 - Everything you've ever Dreamed

    事件から1ヵ月経った。事件については、被害者と距離が近いこともあって、まだ消化できてはいないけれども、距離の取り方、僕なりの付き合い方は何となくわかってきたので書いてみたい。いろいろな人が背景や原因について語ったり、分析している。だが、「加害者はこう考えて、あの行動を起こしたのではないか」とこちら側の考えた物語に安易に落とし込んでいいものなのだろうか? というのも、加害者はすでにこちら側の想定、物語を超えているからだ。《あれくらいで人を襲うのか》《会ったこともない人を…》そう考えるのが平均的な考え(「常識的」ではない)と思われるが、それを超えているところにいる者をこちらの尺度ではかることなど到底無理だと思うのだ。もちろん、事件の背景や原因について皆で考え、分析し、再発を防ぐことが必要なのはいうまでもない。だが、それは同時に、超えてしまっている者に対しては後手に回らざるをえないことの証明でも

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  • 僕のクソったれな人生に起きた小さな奇跡について話そう。 - Everything you've ever Dreamed

    いいことなのか、それとも、悪いことなのかはわからない。ただひとつ言えるのは、長年悩まされ続けた便秘がある日、突然、完全に治ったということだ。行楽にもコーラックが手放せなかったほど深刻な便秘だったので不可逆的であることを今は祈るばかりだ。治りすぎた感すらある。おかげで毎日、入浴後に襲ってくる猛烈な便意と闘っている。入浴後の清潔な身体を無効化する、恐るべき便意。便秘との戦争の果てに便意との戦争が待っているとは…人生は争いばかりで虚しくなる。突然だが、JR東海道線の横浜~戸塚間をご存じだろうか。通過するのに約10分間もかかる死の区間、デスゾーンである。先日、都内のクライアントとの打ち合わせに向かうために乗り合わせた朝の満員列車が戸塚を発車して、死の10分間区間に入るやいなや、猛烈な便意に襲われた。その時、後ろにいたギャルとの距離は数センチ。10分後、僕は彼女から逃げるように駆け出していた。尻から

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    fnoithunder 2018/06/22
    ちなみに東海道線は30年前だと戸塚には止まらず、横浜→大船でした。さらに朝は9時半頃までは川崎にも止まらなかった
  • さよならスリーエフ - Everything you've ever Dreamed

    「星より明るくスリーエフ」のフレーズで一部神奈川県民で有名なコンビニ、スリーエフがなくなった。正確にはローソンに吸収されている。スリーエフは神奈川県発祥のコンビニチェーンで、神奈川の外へ住民票を移したことがない僕には当たり前のようにいつもそこにある存在だった。 とうとう最後のツイートとなりました (;Д;) 公式アカウントを立ち上げて約一年半。多くのみなさまにフォローいただき、当にありがとうございました! ツイートは最後となりますが、「ローソン・スリーエフ」でお待ちしています(^O^)/#まるまるこころきらきら #最後のツイート pic.twitter.com/n4vmTOleOK — スリーエフ (@threef3f) 2018年1月30日 高校を卒業する時期くらいまでだと思うけど、かなりの数の店舗が近隣にあったので、てっきりセブンイレブンと肩を列べるような全国チェーンだと僕は感覚的に

    さよならスリーエフ - Everything you've ever Dreamed
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    fnoithunder 2018/03/09
    まるまる、こころ、きらきら……
  • 私が愛した八重樫(あるいは80年代プロ野球へのラブレター) - Everything you've ever Dreamed

    プロ野球が好きだ。特に僕が子供だった80年代から90年代初めのプロ野球には思い入れのある選手が多い。僕が好きなのは、タイトルを獲得したレジェンド選手や名選手よりも個性的な選手。インパクトのある見た目。破天荒な打撃・投球フォーム。それから人となり。そういった要素が30年以上経っても僕を魅了し続けている。もしかしたら彼らがいたから、僕の興味の対象はよりレベルの高いメジャーリーグではなく日のプロ野球で在り続けているのかもしれない。誤解を恐れずにいえば、僕は非科学的なトレーニングに裏打ちされているのかどうかわからない意味不明で豪快な選手が好きなのだ。時代時代でヒイキにしているチームはあったけれども(ロッテ・オリオンズ、ヤクルトスワローズ)、所属チームとは関係なく好きな選手もたくさんいた。キャンプイン直後の今、好きだった選手を何人か挙げてみることにする(敬称略)。なお、この文章は個人的な記憶と思い

    私が愛した八重樫(あるいは80年代プロ野球へのラブレター) - Everything you've ever Dreamed
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    fnoithunder 2018/02/14
    スワローズのサイドスローで印象深いのは梶間かな
  • 妻がインフルに感染したので休みたいと会社に言った結果が生き地獄だった。 - Everything you've ever Dreamed

    がインフルエンザに感染した。日曜の朝から体調を崩していたので、仕事は休ませ、炊事、洗濯、掃除、一切の家事を僕がやっていた。起床。洗濯をすませ、朝と昼の準備をしてから出勤。仕事。定時にあがってべ物や生活品を購入してから帰宅。夕をつくり片付け、風呂清掃を済ませてから就寝。そんな日、月、火の3日間であった。共働きという事情もあって、僕ら夫婦間には普段から最低限の会話と接触しか存在していないし、寝室も別、家事もかっちり分担しているから、との会話がゼロになりいくぶん家事の負担が増えてしまったところで、日常と大きくかけ離れた生活になっているわけではない。ラクショー。昨日、熱が下がらないので診察を受けさせたらインフルエンザと診断された。今週いっぱいは自宅で療養しなければならない。念のために僕も診察も受けたが、シーズン前のワクチン接種やマスクや手洗いなどの地道な予防対策、狭まることのないとの

    妻がインフルに感染したので休みたいと会社に言った結果が生き地獄だった。 - Everything you've ever Dreamed
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    fnoithunder 2018/01/25
    Like a bridge over troubled water, I will lay me down.
  • 20年間引きこもっていた友人の社会復帰の厳しさに泣きそうになった。 - Everything you've ever Dreamed

    これらの記事の続きです。 http://delete-all.hatenablog.com/entry/2017/05/22/200000 http://delete-all.hatenablog.com/entry/2017/09/07/203505 先日、新卒入社した会社で心身を壊し、以来20年間引きこもりをしていたFと地元スーパーの総菜コーナーで偶然会った。Fと顔をあわせるのは夏に同じスーパーで会って以来、話をするのは社会復帰を目指して動きはじめたと彼の母親から聞いて電話をかけて以来になる。20年前、Fが引きこもり状態に陥ったと知ってから、ずっと気になってはいた。ただ、自分がFに対して出来ることの少なさから、後ろめたさを覚えつつ、特別なアクションを起こさなかった。今はその時期に会わなくて良かったとさえ思っている。駆け出しの営業マンとして走り回っていた20代の僕は、引きこもり続けるFを

    20年間引きこもっていた友人の社会復帰の厳しさに泣きそうになった。 - Everything you've ever Dreamed
  • 働くのが怖くなった。 - Everything you've ever Dreamed

    おかげさまで年明けから営業の一部門の責任者になることが決まっている。今は一緒に働くスタッフを選定しているところだ。ウッド調のオフィスでスターバックスを飲みながら充実した仕事。素晴らしい時間を過ごしている…といいたいが、因果だろうか、そんな気分にはとてもなれない。怖いのだ。新しい職場でも順調に立身出世していく己の才覚、ではなく、まあそれもないこともないけれど、誰かと働くのが怖いのだ。責任者になるのは部下に対して責任とある種の権力を持つこと。立場は人を変える。革命に成功したリーダーが今度は専制君主のかわりに民衆を弾圧するのと同じである。率直にいって僕は自分がセクハラやパワハラをやってしまいそうで怖い。ハラスメントで全てを、ローンを除いた全てを失うのが恐ろしい。欲求不満で衝動的。ありあまる猜疑心。僕は自分の中にあるハラスメントをやっちまいそうな資質を誰よりもわかっているつもりだ。ハラスメント環境

    働くのが怖くなった。 - Everything you've ever Dreamed
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    fnoithunder 2017/12/23
    だけど分かるぜ
  • 「この町にイオンが出来るんだぜ!」とヤンキーは言った。 - Everything you've ever Dreamed

    海沿いにあるコンビニエンスストアの駐車場で懐かしい顔を見かけた。軽自動車から出てきたそいつは中学時代のクラスメイトで「不良」に分類されるタイプの人間だった。シンナーもタバコもやらなかったわりに僕はヤニそいつと仲が良く、アイアン・メイデン、モトリー・クルー、ブラック・サバス、メタリカ、そいつがセレクトしたヘビーメタルばかりを入れたソニー製のカセットテープ(通称「メタルカセット」)を貰ったりもした。決して友人ではなかった。そいつからはゲンコツやビンタや強烈なデコピンをらってヘコヘコしていたので、僕にはそいつの配下になった気はないが、そいつは僕のことを子分の1人と考えていたのは間違いない。心外だが仕方ない。僕と子分1号2号の違いに気づく人はいなかったのだから。 そいつは芸術的なまでに勉強が出来なかった。九九も出来たか怪しいものだ。中学時代の僕はお陰さまで勉強をしなくてもそこそこ優秀だった。受験

    「この町にイオンが出来るんだぜ!」とヤンキーは言った。 - Everything you've ever Dreamed
  • 元給食営業マンが話題の「マズい」学校給食を考察してみた。 - Everything you've ever Dreamed

    町導入の中学校給「まずい」べ残す生徒続々 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) 神奈川県大磯町の中学校給のマズさと異常な残率と異物混入件数がニュースになっているのを聞いてとても悲しい気分になった。なぜなら僕が長年品業界に勤めており、一時期数年間ほどだが給の営業を担当していたことがあるからだ。ましてや神奈川湘南西湘エリアは僕の地元。そのエリアで展開しているほとんどの給会社は(完璧ではないものの)全体的には良くやっているのを知っている。なので、一部の業者のテキトーな仕事のせいで、学校給はマズイ、委託最悪、デリバリーは不衛生みたいな風評が蔓延するのはちょっと我慢ならないというかいただけない。そんな義憤と、台風で外出できない状況から、なぜ大磯町の学校給がマズくなったのか考察してみたい。先ず、契約について。公立の学校給は通常、公募プロポーザル入札で決定される。大

    元給食営業マンが話題の「マズい」学校給食を考察してみた。 - Everything you've ever Dreamed
    fnoithunder
    fnoithunder 2017/09/17
    確かに、綾瀬から大磯まで毎日給食運ぶとか、常軌を逸しているような
  • 20年引きこもっていた友人の社会復帰への決意が悲壮すぎて言葉を失った。 - Everything you've ever Dreamed

    この記事の続きです。20年間引きこもりしている友人に会って思わず絶句した。 - Everything you've ever Dreamed 就職先で心身を壊して1997年の夏から20年間引きこもっている友人Fが社会復帰するらしい。僕は、たまたま美容室でFの母と一緒になった母からその話を聞いたのだが、嬉しさより不安の方が大きかった。なぜなら、数ヶ月前にスーパーで会ったFは20年前の世界からやってきた時間旅行者みたいに、僕がすっかり忘れていた中学高校時代の友人や出来事の話をしていたからだ。仕事。家族。病気。人にはそれぞれの戦いがある。生真面目なFにとってのそれは20年前のことを忘れないでいることだったのだろう。僕にはそう見えた。そんなFが社会に復帰するというのだ。不安を覚えないといったら嘘になってしまう。Fとはずっと同じ学校だったけど、一度もクラスメイトになったことはない。そんな僕ら二人の共

    20年引きこもっていた友人の社会復帰への決意が悲壮すぎて言葉を失った。 - Everything you've ever Dreamed
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    fnoithunder 2017/09/08
    僕たちの戦いはこれからだ。
  • パワハラ野郎と呼ばれて。 - Everything you've ever Dreamed

    かつて、一度だけど、パワハラで訴えられたことがある。数年前、僕がまだ会社員の頃の話だ。そのパワハラは意味不明だった。僕をパワハラで訴えた人は、当時ヘッドハンティングでやってきた管理職女性で、意味がわからない理由は、仕事でほとんど接点のない彼女、挨拶をのぞいたら会話らしい会話をしたことのない彼女が僕をパワハラで上層部に訴えたからだ。この問題は、彼女自身が、メンがヘラヘラを原因とした不可解な行動で失脚し会社からいなくなったこと、「あのさー。こういう訴えが出てくること自体がメンド―なんだよね。とりあえずパワハラって認めておいてよ」というボスの鶴の一声で、ペナルティこそ課されなかったが、僕がパワハラを認めたということにして一応解決ということにはなっていた。だが、あれからの数年間、僕のなかでは、意味不明の部分、つまり僕がなぜパワハラで訴えられたのかという疑問は、心の片隅にありつづけていた。その謎がつ

    パワハラ野郎と呼ばれて。 - Everything you've ever Dreamed
    fnoithunder
    fnoithunder 2017/07/21
    汚名挽回?
  • 世界でいちばん悪い夏が僕を救ってくれました。 - Everything you've ever Dreamed

    もし、大人になる瞬間というものがあるとしたら、それは進学や就職といった人生の節目を経過したときでも、異性とのホニャララを経験したときでもなく、「夏が長いやと感じたときではないか。その瞬間をいつの間にか越えていたことに、少しばかりの寂しさとともに、後で気付くのだ。先日、いつまでも夏が終わらないでほしいと祈っていた、あの頃の自分を思い出す出来事があった。梅雨明けを予感させる7月の午後の野球場。夏の高校野球県予選。グラウンド整備の合間、「そういえばホームランって打ったことないや」とスコアボードの上に広がる青い空を眺めていて、ふと、今はもういない一人の教師のことを僕は思い出していた。僕の通っていた高校は県立の進学校で、良くも悪くも勉強ファーストの世界だった。僕のような勉強の出来ない、愛想も良くない生徒が教師の皆さまから良く思われることはほとんどない。こんなことがあった。生物のテスト。どうしても埋め

    世界でいちばん悪い夏が僕を救ってくれました。 - Everything you've ever Dreamed
  • あの夏、いちばん静かな罪 - Everything you've ever Dreamed

    たぶん僕たちは、インターネットに魅せられ、引き裂かれた最初の世代で、Rちゃんはインターネットで僕の心を引き裂いた最初の女性だ。Rちゃんと初めて会ったのは18年前、1999年の夏。取引先主催の夏祭り(強制的に模擬店をやらされた)で少し話をしたのが初めての会話。「焼き鳥ください」「ウチの会社の新人さん?タレにする?塩にする?」「タレでお願いします」「ごめん塩しかないんだ」今だから言える。そのときの塩対応が僕の第一の罪だったのだと。当時、僕は新卒4年目の営業マンで20代半ば、Rちゃんは高卒で入ってきたばかりの経理ガール18歳。職場では交通費の精算で週に1回か2回、顔を合わせるくらいの関係でしかなかったけれど、僕は彼女の、長めの前髪をヘアピンでとめて露出したおでこが醸し出す妙な色気に、いつしかノックアウトされていた。お近づきになりたいというピュアな気持ちから、ナメクジのようにジリジリと接近をはかり

    あの夏、いちばん静かな罪 - Everything you've ever Dreamed