ウクライナの首都キーウの地下鉄駅で、軍への入隊を呼び掛けるポスターの前に立つ地元住民(2024年4月23日撮影)。(c)Sergei SUPINSKY / AFP 【5月1日 AFP】ポーランドのアンジェイ・シェイナ(Andrzej Szejna)外務次官は4月30日、自国に滞在している徴兵を逃れたウクライナ人を「保護」しない意向を表明した。ポーランドはこの問題について、欧州連合(EU)に対応を求めている。 ウクライナはロシアによる侵攻が2年以上に及ぶ中、兵員の補充に力を入れている。最近では、軍の動員対象年齢の下限を27歳から25歳に引き下げ、徴兵逃れを取り締まる法律を改正。 先週には、国外在住の18~60歳の男性を対象に、パスポートの発給を停止する法令を発布し、ポーランドなど国外に滞在する対象者の反発を招いた。 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、今年2月時点でポーランドでは