カラビナ カラビナ(ドイツ語: Karabiner ← Karabinerhaken)は、固定具の一種。開閉できる部品(ゲート)がついた金属リングである。 本来は、銃をベルトに下げるための器具であり、Karabinerhaken = Karabiner(カービン銃)+ Haken(フック)という語源にそれが残っている[1]。 現在は主に登山に使われる。ロープとハーネス、ハーケンやクライミングチョックなどの支点を素早く確実に繋ぐことができる。ジュラルミン製が主流である[2]。 歴史[編集] 初期の歴史[編集] 1616年の Kriegskunst zu Pferd(直訳:馬上武術)には、カラビナのような器具が登場する[3]。ただし、機構の説明は断片的で、詳細は不明である。 1785年の Oeconomischen Encyclopädie(直訳:経済百科事典)には、Karabiner-Hak