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ブックマーク / blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa (29)

  • 金融日記:これからもクリエイターやタレントはみんなタダで使い倒そう!

    ネットでは、デザイナーなどのクリエイター職の人たちに対する、自治体などの求人広告でたびたび炎上が起こる。その報酬が非常に安かったり、ときにボランティアでの制作を求めているからだ。クリエイターの仕事をタダと思うな。そんなんで生活できるんか、ボケ! こういうソフトな仕事を評価できないから日はダメなんだ…。こうしたクリエイター職が多いネット住民の怒りが爆発する。先日も、大阪市交通局の求人広告でそうした炎上事件が起きた。 大阪市交通局がIllustratorやPhotoshopを使えるプロのデザイナーを月額112,600円で募集しTwitter炎上大阪市交通局非常勤嘱託 職務内容 ・ポスター作製業務、WEBページ運営業務 ・ワード・エクセルを使用した文書作成、電話応対等の一般事務 応募要件 ・イラストレーターやフォトショップによる広告デザインの実務経験がある方 ・エクセルでの表計算、ワード

    金融日記:これからもクリエイターやタレントはみんなタダで使い倒そう!
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    gimonfu_usr 2014/06/14
    ( 猿にも理系にも創作衝動はあるんじゃないかな。http://anond.hatelabo.jp/20140613004358 )
  • 乙武洋匡イタリアン入店拒否事件―もうひとつのサイド・ストーリー : 金融日記

    ここ数日のネット界隈では、五体不満足などのベストセラーで知られる乙武洋匡氏が、車いすのため入店拒否されたとされるイタリア料理店の店名を、60万人ものフォロワーがいる自らのTwitterで晒した事件の話で持ちきりだった。全てのツイッタラーが、乙武を護派する者たちと、名指しで批判された店主を擁護する者たちに、真っ二つに別れてしまったようだった。鋭利な果物ナイフが、赤いリンゴを真っ二つに切り裂いたみたいに。 僕自身は、ハンディキャップの人たちを店が入店拒否する自由があるのかどうか、という議論に対しては、明確にそのような自由はない、という考えだ。一般論として。店には、ドレスコードやマナーなどを理由に客を拒否する権利はあるが、国籍、人種、セクシャリティ、ハンディキャップなどの理由で拒否することは許されない。日はもともと移民が少なかったこともあり、今でもなおこうした差別に対する法整備が遅れているが、

    乙武洋匡イタリアン入店拒否事件―もうひとつのサイド・ストーリー : 金融日記
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    gimonfu_usr 2013/05/22
    web創作活動
  • リーダーシップの時代が終わり、オタクの時代がはじまった : 金融日記

    最近よく思うのだが、当にインターネットがゲームのルールを変えてしまった。今までは、いい学校を出て、いい会社や官庁に入り、人望があり、優れたリーダーシップのある人が偉くなり、社会の中で報われたと思う。 しかし、最近では、こうしたリーダーの権威はどんどん落ちていると思う。民主党の鳩山元首相も、菅元首相も、マスコミで散々叩かれ、国民に馬鹿にされ、辞めて行った。今でも、まったく尊敬されていない。 2006年に小泉元首相が辞めてからというもの、日では首相が7回変わった。これは何も、日にはしっかりとしたリーダーがいないから、というわけではなく、世界的にリーダーなんていないのだ。世界の銀行の経営者は、マスコミに叩かれ、世間から嫌われ、全く尊敬されていない。世界の政治家も、企業の経営者も、ちょっとしたことでマスコミにボロ糞に叩かれて、すぐに辞めていく。 そこまで偉い人たちではなくても、身近なリーダー

    リーダーシップの時代が終わり、オタクの時代がはじまった : 金融日記
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    gimonfu_usr 2013/03/29
    シングルプレイヤーはそれでいいんだろうけど、一人で原発を維持できるか問題。
  • 欧州の二級国家のそれぞれの不幸・・・、マイケル・ルイス「ブーメラン」解説 : 金融日記

    明日発売される、マイケル・ルイスの新作『ブーメラン』の解説を書いたので紹介します。 ブーメラン 欧州から恐慌が返ってくる、マイケル・ルイス (著)、東江一紀 (翻訳)、藤沢数希 (解説) (Boomerang: Travels in the New Third World, Michael Lewis) 「幸福な家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸なものである」 ロシアの文豪トルストイのアンナ・カレーニナの一節である。マイケル・ルイスによるユーロ危機の真相を追った書『ブーメラン』を読み終えて、僕はトルストイのこの言葉を思い出さずにはいられなかった。 『ブーメラン』は、ルイス氏が2010年に出版した世界的なベストセラーである『世紀の空売り』の続編ともいうべき作品である。前作は、サブプライム住宅ローン市場の崩壊(要するにローンで家を買った多くのアメリカ人が次々と借金を

    欧州の二級国家のそれぞれの不幸・・・、マイケル・ルイス「ブーメラン」解説 : 金融日記
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    gimonfu_usr 2013/02/06
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130206/k10015324271000.html# "アメリカ司法省は(中略)「スタンダード・アンド・プアーズ」を提訴(中略)「サブプライムローン」を組み込んだ金融商品の格付けを意図的に引き上げて投資家に多額の
  • これだけは読みたい金融と経済、ビジネスの本20冊+3(八重洲ブックセンター藤沢数希フェア)

    先日まで、八重洲ブックセンターで、僕の推薦図書のフェアをやっていました。 訪ねてくれた皆様ありがとうございます。 今日は推薦したのリストをアップしたいと思います。 資主義と自由 、ミルトン・フリードマン (著)、村井 章子 (翻訳) ノーベル賞学者による自由主義のバイブル的な。はじめて出版されたのは50年も前だが今でもおどろくほど新しい。自由な市場経済こそ人類を豊かにできるのであり、政府による裁量的な介入はなるべく排さなければいけない。棚に一冊置いておきたい古典。 セイヴィング キャピタリズム、ラグラム・ラジャン (著)、ルイジ・ジンガレス (著)、堀内昭義 (翻訳)、有岡 律子 (翻訳)、アブレウ 聖子 (翻訳), 関村 正悟 (翻訳) 原著のタイトルは"Saving Capitalism From The Capitalists." 資主義は資家に脅かされているのだ。フェア

    これだけは読みたい金融と経済、ビジネスの本20冊+3(八重洲ブックセンター藤沢数希フェア)
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    gimonfu_usr 2013/01/04
    猿負本 ( 「猿が」でなくて「猿に」 )
  • 日銀は関係なかった!: デフレの真犯人 ―脱ROE〔株主資本利益率〕革命で甦る日本、北野一 : 金融日記

    デフレの真犯人 ―脱ROE〔株主資利益率〕革命で甦る日、北野一 久しぶりに、面白い経済のを読みました。 次期首相と目される自民党の安倍晋三総裁が踏み込んだインフレ政策を発表するなど、日銀の金融政策やデフレという経済現象に注目が集まっています。 僕もいろいろ記事を書いてきましたが、ゼロ金利の環境で日銀に何かができると期待するのは間違っています。 また、アメリカがデフレを避けるためにFRBのバランスシートを膨張させている、というのもひどく誤った見方です。 アメリカはリーマン・ショックで金融システムが崩壊寸前で、民間の金融機関同士のネットワークがお互いに寸断され、中央銀行が真ん中に来る「ハブ・アンド・スポーク型」の金融システムを緊急的に構築して乗り切るしかなかったからです。 FRBは金融システムの崩壊を防ぐために、バランスシートを使ったのであり、デフレとは関係ありません。 日ではそのよう

    日銀は関係なかった!: デフレの真犯人 ―脱ROE〔株主資本利益率〕革命で甦る日本、北野一 : 金融日記
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    gimonfu_usr 2012/12/13
    日銀 コメント欄 "FRBの政策目的はデュアルマインド(二重目的)で「それは雇用の拡大化と物価の安定」"
  • やっぱり外資系金融は終わらないかもしれない : 金融日記

    僕は『外資系金融の終わり』を当に出版していいのかどうかかなり悩んだ。 こんなにセンシティブなことを当に世間に公表していいのかどうか不安だったからだ。 そして僕も金融村で、ある意味、既得権から恩恵を得ている方だ。 悩んだ末に、やっぱり出版することにした。 下賎な話をすると、僕はサラリーマンをしなくても生活できる自信ができてきて、たとえ金融村から村八分になったとしても、の印税なんか考えたら、それほどまでにダメージはないという計算もあった。 かっこいいことを言えば、金融村の非常に分かりにくい悪の構造を世間に分かりやすく示すことにより、これから世界の金融システムが少しでも良い方向に変わって行けばいい、という思いがあったのだ。 だから出版した。 おかげさまで、かなり売れていて、リアル書店でもビジネス書のヒットチャートでは1位を独占した。 僕は腹をくくったのだ。 金融関係者から、多数の批判や中傷

    やっぱり外資系金融は終わらないかもしれない : 金融日記
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    gimonfu_usr 2012/11/29
    興味深すぎる / http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE8AR01L20121128  / 外資系金融
  • 金融日記:なぜちんこはああいう形をしているのか?

    2012年09月30日 なぜちんこはああいう形をしているのか? 今週は読者の方から以下のような質問を頂きました。 これは人生相談と言うよりも、多分に科学的な話で、恋愛工学をより深く理解するためにも重要なポイントをいくつか含んでいます。 よって、今週のテーマ論文として取り扱うことにしました。 =============================== 藤沢師匠、お久しぶりです。 週刊金融日記13号の大トリに採用していただいた、風俗大好き20代半ばの大手金融マンです。 お礼の返信が遅くなってしまい申し訳ありません。 「風俗」と「恋愛」。 金玉のように日々悶々と揺れ動いていた私の悩みが、藤沢師匠の大変丁寧で筋の通った手解きで、スッキリすることができました。 その後も、サラリーマンのつまらないルーチンワークをこなしながら、毎週送られてくる、師匠のメルマガに叱咤激励されておりま

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    gimonfu_usr 2012/09/30
    ゼロ除算
  • 「原発ゼロ」明記へ、そして民主党政権の終わり : 金融日記

    政府が14日にまとめる新エネルギー戦略に2030年代までに「原発ゼロ」にすることを明記することがわかった。いまさらではあるが、20年、30年先の日などどうなってもいい、無知な国民の感情に阿て目先の選挙で少しでも票がほしいだけ、という極めて無責任な民主党政権の質が浮き彫りになった。 これまでに書籍や寄稿などで、反原発の愚かしさを幾度となく主張してきたので、ここではその詳細を再び書かないが、簡単に、民主党の結論ありきの反原発政策がどのように国民に不利益になるのか書いておく。 1.国民は命を失う 日人の死因は癌が3割で、肺炎や心疾患などの呼吸器・循環器系の病気が3割弱で、合わせて6割程度になる。特に癌のなかでは肺癌がトップだ。これらの病気の多くが大気汚染が原因とされ、火力発電所の煤煙は、自動車の排ガスに次ぐ大気汚染源になっている。 我々の推計では、日で原発をゼロにすると、こうした病気の増

    「原発ゼロ」明記へ、そして民主党政権の終わり : 金融日記
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    gimonfu_usr 2012/09/13
    年間2兆円があれば、耐震補強が可能ということです。/スエーデンは撤回している。
  • 世界を俯瞰するための良書: 2050年の世界 英『エコノミスト』誌は予測する : 金融日記

    2050年の世界 英『エコノミスト』誌は予測する、英『エコノミスト』編集部 (Megachange: The World in 2050 (Economist)) 世界の経済ニュースを伝える週刊誌としては、おそらく世界で最も権威があり、そして発行部数(160万部)も多い英『エコノミスト』が、満を持して出版した未来予測である。エコノミスト所属の記者が、各分野の専門家への詳細な取材をもとに、科学、政治、人口、経済、女性などの20の分野で、2050年までの世界のメガトレンドを予測している。 エコノミストは1960年代に日の経済大国化を予測し、見事に的中させているのだが、今回は日の将来には悲観的だ。いや、客観的だ。 2050年、日は平均年齢が50歳を超え、世界が経験したことがない老齢国家となっている。そして、購買力平価で見た一人当たりのGDPは中国とほぼ同じで、イタリアよりちょっと下で、アメ

    世界を俯瞰するための良書: 2050年の世界 英『エコノミスト』誌は予測する : 金融日記
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    gimonfu_usr 2012/09/13
    未来予想 / とっとと円評価につながるといいですね。
  • なぜ原発を推進しないといけないのか? : 金融日記

    グルメとか恋愛とかのくだけた話題が多い週刊金融日記ですが、まじめな話題も扱っています。 今回、寄せられた質問のひとつは、公益の点で重要なので、ブログで回答したいと思います。 =============================== 藤沢さん いつもメールマガジン楽しく読ませて貰ってます。 今回の質問ですが、下記リンクにもある、GEイメルトCEOの 「原発の正当化は難しい」 との発言についてです。 この発言はやはり裏に風力発電で儲けようとかの企みが合っての事でしょうか? 私は藤沢さんの著作やブログ、ツイッターの影響で原発推進派ですが、あのGEのトップの発言に少しばかり、自分の考えが変わりそうですが、イメルトCEOはソロバン弾いた上での発言ですよね? 藤沢さんの意見を是非聞かせてください。 =============================== 市場での競争を考える上で、経済学

    なぜ原発を推進しないといけないのか? : 金融日記
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    gimonfu_usr 2012/08/04
    http://blogs.yahoo.co.jp/hose_solar/30852842.html 太陽光信仰も、補助金頼みの綱渡り
  • 年収1500万円以上の30代男子の妻帯率は9割超えてるよ : 金融日記

    今日のメルマガのために統計資料の分析をしていたのですが、面白いグラフができたので、参考に載せておきます。 出所: 金融日記恋愛工学研究所 総務省が5年おきに実施している「就業構造基調査」の2002年データに基づいて、独立行政法人「労働政策研究・研修機構」が分析した「若者就業支援の現状と課題」と題する研究論文に面白いデータが載っています。 それによると、年収が1500万円以上の場合、25歳〜29歳の男の74%がすでに結婚しており、30歳〜34歳の場合はなんと90%がすでに結婚しているというのです。 それとは対照的に、女子の場合は、年収が低い人の婚姻率は非常に高く、年収が高くなるほど結婚していないことが分かります。年収が500万円程度だと、婚姻率は若干上がり、700万円〜800万円程度で婚姻率が下がっているところも面白いです。 恋にお稽古事に時間のゆとりがある才女の年収の限界が500万円ぐら

    年収1500万円以上の30代男子の妻帯率は9割超えてるよ : 金融日記
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    gimonfu_usr 2012/05/27
    年収1500万円以上の女子が残っている。ここに曙光が
  • 孫正義の秘密のアービトラージ : 金融日記

    僕は、孫正義という人物が不気味だった。一体何をしようとしているのか皆目見当がつかなかったからだ。原発事故以来、100万人以上のフォロワーを持ち、メディアでの露出も多い、孫正義は、執拗に放射能の恐怖を煽る言動を繰り返していた。それは客観的なデータで見る限り、科学的なものには、とても見えなかった。そして何より、彼のような著名人が放射能の恐怖を煽ることによって、一番の被害を受けるのは福島県民なのだ。福島県の農産物は風評被害で売れなくなった。また、孫正義をはじめとする、放射線に無知な著名人による発言は、福島県民に対する差別にさえ結びついてしまう。 確かに放射線は危険だ。ある一定量の放射線を一度に浴びると、体中の細胞のDNA(複製子)がずたずたに切断され、細胞分裂を正常にできなくなった体は、時間をかけて朽ち果てていく。原爆で放射線を体中に受けた人たち、そして、世界の核施設での偶発的な事故で被曝した人

    孫正義の秘密のアービトラージ : 金融日記
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    gimonfu_usr 2012/04/26
    太陽光発電教祖
  • 原発やエネルギー政策の勉強のために絶対に読んでおくべき本6冊 : 金融日記

    3・11での福島第一原発の放射能漏れ事故以来、おびただしい数の原発が出版されました。しかし、その多くが「ブーム」に乗らんとばかりの、やっつけ仕事で、今では読むに耐えないものばかりです。一方で、あれからもうすぐ1年で、質の高い書籍がいくつか出てきました。今日はそれらを紹介したいと思います。 1.「反原発」の不都合な真実、藤沢数希 拙著ですが、原子力、火力、水力、自然エネルギーといった各発電方法それぞれの経済性、地球環境への影響、事故が起きた時の被害などを、豊富なデータから包括的に考察しています。そしてエネルギー政策全体を見渡せるようになっています。日のマクロ経済にも実に多大なインパクトがある、原子力政策を勉強するために、今、一番わかりやすいではないでしょうか。 2.原発「危険神話」の崩壊、池田信夫 僕のと、ほぼ同時発売で、なんと偶然にもページ数までいっしょという池田信夫氏の新刊です。

    原発やエネルギー政策の勉強のために絶対に読んでおくべき本6冊 : 金融日記
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    gimonfu_usr 2012/02/26
    三月十一日以降の顛末の記録をデフォーのような文筆家に書いてのこしてもらいたいと願うのは自分だけではないはず。それを日本の文系文化人は反原発祭りで浮かれ(以下略
  • 大停滞、タイラー・コーエン (著)、池村千秋 (翻訳) : 金融日記

    大停滞、タイラー・コーエン (著)、池村千秋 (翻訳) (The Great Stagnation: How America Ate All the Low-Hanging Fruit of Modern History, Got Sick, and Will(Eventually) Feel Better, Tyler Cowen) アメリカで昨年とても話題になったである。著者はアメリカのまっとうな経済学者で有名ブロガーである。とはいえ、このは従来の経済学のフレームワークに疑問を投げかけるものだ。このの主張を簡単にいうと次のような感じだ。 科学技術の進歩、あるいはイノベーションは、我々を驚くほど豊かにした。これは経済学的にはGDPの上昇として表現される。しかし、そろそろこういうイノベーションはもうお終いじゃないか。自動車、飛行機、洗濯機テレビ、コンピューターなどといったものは何十

    大停滞、タイラー・コーエン (著)、池村千秋 (翻訳) : 金融日記
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    gimonfu_usr 2012/01/07
    "インターネットの革新的技術を生み出す企業群はほとんど雇用を創出しない"
  • ユーロ・リスク、白井さゆり : 金融日記

    ユーロ・リスク、白井さゆり 最近、ユーロ危機のを4、5冊読んだのだけれど、このが一番わかりやすかったので紹介しておこう。 メディアではユーロ崩壊が騒がれているが、ユーロ崩壊とはそもそも何なのだろうか? それはおそらくユーロの価値が暴落、つまりユーロ圏でインフレが起こることか、ドイツなどの主要国がユーロを脱退することを意味するのだろう。しかし、わずか数年前の世界同時金融危機が起こる前は、ユーロこそが未来の基軸通貨で、スーパーモデルがギャラの支払いでドルを拒否してユーロを要求したとか、産油国がやはり支払いをユーロで要求したとかいうニュースを同じメディアが報じ、ユーロをさんざん持ち上げていたのだ。 確かにユーロ危機ではあるが、ユーロによる恩恵は多岐にわたり、それらをユーロ導入国が簡単に手放すとは思えない。ユーロが未来の基軸通貨というのもメディアの過剰反応なら、ユーロ崩壊というのも同じく過剰反

    ユーロ・リスク、白井さゆり : 金融日記
  • モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか、ダニエル・ピンク(著)、大前研一(翻訳) : 金融日記

    モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか、ダニエル・ピンク(著)、大前研一(翻訳) (Drive: The Surprising Truth About What Motivates Us, Daniel H. Pink) 前回紹介した「フリーエージェント社会の到来」が非常に面白かったので、さっそくダニエル・ピンクのもうひとつの世界的なベストセラーである「モチベーション3.0」を読んでみた。日でも話題になったで、あの大前研一が訳者ということもあり、僕もAmazonで買っておいたのだが、今まで読んでいなかった。なんとなく自己啓発の香りがしたからだ。しかし、読んでみてまた後悔することになる。なんで、もっとはやく読んでおかなかったんだろう、と。 著者によるアカデミックな心理学の研究成果のレビューは秀逸で非常に勉強になった。また、実際の会社経営から子どもの教育まで、さまざ

    モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか、ダニエル・ピンク(著)、大前研一(翻訳) : 金融日記
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    gimonfu_usr 2011/12/15
    金銭報酬の限界と可能性 /
  • もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら、池田信夫(原作)、 田代真人(構成)、 藤咲ユイ(画) : 金融日記

    もし小泉進次郎がフリードマンの『資主義と自由』を読んだら 池田信夫氏の新作である。タイトルは300万部を売り上げ大ヒットした「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」をモジッたものである。ちなみにもしドラの編集者の加藤氏は、僕の前作の担当でもある。 ストーリーは2015年に日がとうとう財政破綻し、その後に小泉進次郎が首相となり、自由主義のバイブルであるフリードマンの「資主義と自由」が掲げる政策を実行していき、日を焼け野原から立て直すというものである。財政破綻すると何が起こるのか、そして、既得権益を破壊するがゆえに政治的には実現することがない、永遠に新しい古典である「資主義と自由」の政策とはどういったものかを、漫画の中でわかりやすく解説している。 しかしこれだけ円高で、低金利が続いているのに、財政破綻といってもほとんどの人はあまりピンとこないだろう。

    もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら、池田信夫(原作)、 田代真人(構成)、 藤咲ユイ(画) : 金融日記
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    gimonfu_usr 2011/12/02
    アメリカは資源国で実力の裏打ちがある/ 日本のそれは虚構/それまでは円高がすすむとすれば「投機」でしょう/
  • そもそも株式会社とは、岩田規久男 : 金融日記

    そもそも株式会社とは、岩田規久男 オリンパス問題などで、最近また、企業統治とはどうあるべきか、という議論が盛んに行われるようになってきた。そこで、今日は株式会社や企業統治についてのわかりやすいを一冊紹介しよう。 このが書かれたのは、ライブドア・ショックや村上ファンド事件で、「会社は誰のものか?」という議論がにぎやかだった時だ。大学教授らしく、たんたんと株式会社の歴史や、企業統治の考え方に関しての日アメリカ、ヨーロッパ諸国でのちがいなどをわかりやすく解説している。 ファイナンス理論というのはそのほとんどがアメリカで作られたもので、そういったファイナンスの教科書に従えば、会社とは株主のものである。英米などではこれは極めて当たり前の考え方で、株主の利益を最大化することこそが経営者の仕事となる。株主というのは、会社の取り引き先、従業員、債権者(負債の利子)、政府(税金)、に利益を分配した後

    そもそも株式会社とは、岩田規久男 : 金融日記
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    gimonfu_usr 2011/11/27
    正社員/国と企業と個人と
  • 副島隆彦(そえじまたかひこ)さん、ごめんなさい : 金融日記

    今日、書評人というサイトに投稿された、次の記事をたまたま読んで、僕は自分が犯した罪を思い出してしまった。ひっそりと誰にも気づかれずにやったことだ。だから僕が黙っていたら、世間の人は、僕が何をしたのか、まったく知らないままだ。知らないままだった。 副島隆彦というイノベーション 僕が、どんな罪を犯したのか。そのことを今日は書きたいと思う。自分の心を整理するためにも。そして、この胸を突き刺すような罪悪感から少しでも逃れるためにも。 最近、僕が出版した「日人がグローバル資主義を生き抜くための経済学入門」の中で、バーナード・マドフ事件について書いた。ひとつのセクションを丸々使って、かなりくわしくこの人類史上最大の詐欺事件について、僕は書いた。 僕は、大学で研究者をやっていたことがあるので、参考資料として使わせていただいた文献はていねいに掲載することにしている。研究者にとって、自らの論文がどれだけ

    副島隆彦(そえじまたかひこ)さん、ごめんなさい : 金融日記
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    gimonfu_usr 2011/11/05
    富岡タマ