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ブックマーク / www.bookbang.jp (3)

  • 水木しげる「人を土くれにする時代だ」 出征直前の手記で語った戦争への思い | ニュース | Book Bang -ブックバン-

    《一切の自分ていふものを捨てるのだ。》 しかしその後に自分の言葉を否定する。 《吾は死に面するとも、理想を持ちつづけん。吾は如何なる事態となるとも吾であらん事を欲する。》 芸術を志しながらも救いを仏教や基督教に求め、また哲学が芸術を支える杖となるのかと悩む。 《吾を救ふものは道徳か、哲学か、芸術か、基督教か、仏教か、而してまよふた。道徳は死に対して強くなるまでは日月がかかり、哲学は広すぎる。芸術は死に無関心である。》 《俺は画家になる。美を基礎づけるために哲学をする。単に絵だけを書くのでは不安でたまらん。》 かと思えば 《前に哲学者になるやうな絵描きになるやうな事を書いたが、あれは自分で自分をあざむくつもりに違ひない。哲学者は世界を虚空だと言ふ。画家は、深遠で手ごたへがあると言ふ。(中略)之ぢや自分が二つにさけねば解決はつくまい。》 当時の水木さんは哲学書や宗教書を読みあさっていたようだ。

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    gimonfu_usr
    gimonfu_usr 2024/04/29
    "7月7日発売の文芸雑誌「新潮」8月号(新潮社刊)に全文掲載"
  • 「矢部さんにしか書けない」萩尾望都が絶賛 矢部太郎の新作漫画はまるで『星の王子さま』 | 対談・鼎談 | Book Bang -ブックバン-

    矢部太郎さん(撮影・新潮社) 矢部 お待たせしてしまってすみません! 自宅の最寄り駅からなぜか逆方向の地下鉄に乗ってしまって……。窓から見える景色に「あれ!?」となって、慌てて次の駅で降りました。 萩尾 いえいえ、時間ぴったりでしたよ。 矢部 憧れの萩尾先生と対談させて頂けるということで、緊張はもちろんですが、心が浮き立ってしまい……。今日はこれを持ってきました。 萩尾 わぁ、赤い表紙の『ポーの一族』ですね。 矢部 中学生の時に、所沢のプロペ通りにある芳林堂で買って、すぐに近くのマクドナルドで読みました。その頃、主人公のエドガーは自分より年上でしかも吸血鬼、舞台はヨーロッパで、エドガーもその仲間のアランも幸せそうなのにずっと寂しそうで……。それまで読んできたどの漫画とも違って、とにかく「すごいなぁ」と圧倒されたんです。 萩尾 かなり年の離れた矢部さんがそんなふうに読んで下さったとは、恥ずか

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  • タモリさん、隈研吾の案内で国立競技場を巡る! | 対談・鼎談 | Book Bang -ブックバン-

    全国津々浦々を歩き回っているタモリさん。それなら国立競技場をご案内しましょうと、設計に携わった隈研吾氏が一緒にぐるりと。「地獄組み」というすごい用語まで出てきて、詳しすぎる建築談義にもり上がるのでした。さて、JR千駄ヶ谷駅に集合です! タモリ どうも、お久しぶりです。 隈 トーク番組でご一緒して以来です。 タモリ 案内だなんて、よくお時間がありましたね。 隈 それはこちらのセリフです(笑)。国立競技場は、私も関わった共同設計の体工事の区切りがいったん付きまして。すでに公開されていますが、いまはオリンピックに向けて放送中継やセキュリティー関係の設備工事などの真っ最中です。 タモリ それでまだ工事中なんですね。 そういえばこの千駄ヶ谷一帯は明治に入って、徳川のお屋敷だったんですよね(以下、カッコ内は編注 江戸城を追われた徳川宗家が、界隈10万坪ほどの敷地に暮らした)。いまでも確か電柱に「徳川

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    gimonfu_usr
    gimonfu_usr 2020/04/13
    ( 東京 )
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