11月16日、イタリアのアパレル大手ベネトンは、「Unhate(反・嫌悪)」をスローガンに掲げ、米中首脳(右)らが友愛のキスを交わす合成写真を用いた広告キャンペーンを開始した。ローマで撮影(2011年 ロイター/Stefano Rellandini) [16日 ロイター] イタリアのアパレル大手ベネトンは16日、「Unhate(反・嫌悪)」をスローガンに掲げ、米中首脳らが友愛のキスを交わす合成写真を用いた広告キャンペーンを開始した。 キスを行う2人として登場するのは、オバマ米大統領と中国の胡錦濤国家主席のほか、ローマ法王ベネディクト16世とイスラム教指導者アフマド・アル・タイーブ師、イスラエルのネタニヤフ首相とパレスチナのアッバス自治政府議長、サルコジ仏大統領とメルケル独首相ら。 このキャンペーンに対し、ローマ法王庁は同日、許可なく法王の写真を加工して使用することは「断固として許されない」