3月23日夜に起きたJR山手線などのトラブル問題で、UQコミュニケーションズは24日、同社のWiMAXアンテナ用ケーブルの落下が原因だったことを認め、「皆様に大変なご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます」と謝罪した。 ケーブル落下はJR目白駅付近で発生。JR東日本は、落下したWiMAXアンテナの持ち主や用途についても「調査中」としていた。 UQは事故の再発防止に向け、JR東の駅構内と関連施設に設置している設備の総点検を実施、24日中に完了するとしている。
JR東日本は、3月23日午後7時過ぎにJR目白駅付近で発生した架線トラブルは、駅に設置されたWiMAXアンテナ用ケーブル落下が原因だったと発表した。なぜ落下したかなど詳細は「調査中」としている。 落下したアンテナ用ケーブルは直径約1.5センチ、長さ約50メートル。「パラボラアンテナ用ケーブルが落下した」という報道もあったが、落下したのはWiMAXアンテナ用ケーブルで、パラボラアンテナ用ではないという。 山手線ではUQコミュニケーションズがモバイルWiMAXサービス「UQ WiMAX」を提供しているが、JR東は、落下したWiMAXアンテナの持ち主や用途についても「調査中」としている。 トラブルの影響で、山手線、埼京線、湘南新宿ラインに運休や大幅な遅れが発生した。
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