親なら誰しも、眠っている赤ちゃんがちゃんと息をしているか確認したり、あるいは側にいないとき心配した経験があるだろう。ハイテク機器が溢れる今日、暗闇でも赤ちゃんの様子が確認できるモニターや、赤ちゃんの立てる物音や泣き声を教えてくれる機器はある。しかし、きちんと息をしているかどうかという点ではどうだろうか。 赤ちゃんの呼吸を監視するアプリ「Owlet Baby Monitor」を、米Brigham Young Universityの学生チームが開発した。専用装置を赤ちゃんの足に靴下のように巻き付け、心拍音と血中酸素レベルを測定できるというものだ。モニターを装着した赤ちゃんの呼吸が止まったり、あるいは心拍に変化があったりした場合、アプリを介して親のスマートフォンに警告が送られる仕組みになっている。 このアプリ、乳幼児突然死症候群(SIDS)を防ぐ目的で開発された。SIDSの発生そのものを防ぐこと