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大阪府の橋下徹知事が、大阪市此花区のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」に「公立の小中学校の全生徒を連れて行きたい」と希望、実現できるかどうか、府が内部検討を始めたことが9日、府関係者の話で分かった。知事は府幹部に対しメールで、USJを5日間ほど府内の小中学校だけで貸し切りにするイメージを披露。「芸術も重要だが単純に喜ぶことも大切」としたという。とはいえ、府は財政難に相当、苦しんでおり、実現性は不透明だ。 USJの子供料金は1日券で3900円。府内の公立の小中学校の総人数は約71万人で、全員を入場させると、単純計算では28億円近くの巨額な費用が必要になる。だが、学校団体割引を利用すれば、中高生は3250円、小学生は2540円で入場できるという。 橋下知事は「毎年1回が無理なら小中学校在学中に各1回ではどうか」としたうえで、マーケティングリサーチを指示。「客が少ないシー
10年連続で赤字予算を組んできた大阪府の一般会計当初予算案が、2009年度に黒字に転じる見通しとなった。 世界的な景気後退の影響による税収減などで450億円の歳入不足が懸念されていたが、橋下徹知事の08年度の財政再建で、年度末に数百億円の余剰金が生じる見込みとなり、就任2年目で、11年ぶりの赤字脱却を果たす見通しが立った。 府の一般会計当初予算案は、1999年度に169億円の収支不足に陥って以降赤字が続き、01年度からは借金返済のための減債基金から430億円~1145億円繰り入れてきたが赤字は解消できず、08年度も50億円の歳入不足だった。 橋下知事は、08年度の予算編成で、職員給与を都道府県最低水準まで引き下げたほか、私学助成や市町村補助金を削減、減債基金の繰り入れも中止し、1100億円の収支改善を達成。 こうした取り組みと経費節減などで、年度末に財源として回せる数百億円の余剰金を財源と
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