人間がまだネギを食べなかった頃の話です。 その頃はよく人間が人間を食べました。 それは、お互いが牛に見えるからでした。 うっかりすると、自分の親や兄弟を牛と間違えて食べてしまうことがありました。 本当の牛と人間の見境が無いのですから、こんな物騒な話はありません。 こんな書き出しで始まる朝鮮民話『ネギをうえた人』。北朝鮮の飢餓状態を考えると、とても笑えない話です。 「これではいけない」と思った主人公は、ネギを植えることで人間が人間を食べなくなると考えます。さて、その結末は… 紙芝居の部屋(ネギをうえた人) - まっち美術館 関連 via:日々のメモ アイルランドの貧民の子供たちが両親及び国の負担となることを防ぎ、国家社会の有益なる存在たらしめるための穏健なる提案 - Wikipedia カニバリズム - Wikipedia