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読み物とanondとdiyに関するguldeenのブックマーク (2)

  • 母は兄のことを「貧乏舌だからどこででも生きていけるね」と言う。昔から..

    母は兄のことを「貧乏舌だからどこででも生きていけるね」と言う。昔から兄は何をべてもなんの感想も言わない。「量が多い/少なすぎる」「グリンピースつがないで」ぐらい。たとえ母が兄だけのために手によりをかけて凝ったものを作ってもそれだけ。ひとこと美味しいといえばいいのに。そうすれば母も気持ちよく美味しいご飯を作ってくれる、とずっと不可解だったが、そもそも彼はに興味がないのだった。婚約一歩手前で同棲までした料理が得意な彼女に振られているのを見て、ああね、と思った。 この間帰省して知ったのだが、兄の自炊は米に生のままのベーコンを乗せただけのものと袋に入ったままのパック野菜に塩を振ったもの、というクオリティー。それをやはり眉ひとつ動かさずにつまらなそうに口に運ぶ。そういえば昔から、外もつまらなそうにべる人だった。今も行くとしても、誘われたチェーンの居酒屋かチェーンのファストフードぐらい。 どこ

    母は兄のことを「貧乏舌だからどこででも生きていけるね」と言う。昔から..
    guldeen
    guldeen 2019/09/29
    自炊の際も含め作る料理自体はそれなりに凝る俺だが、『料理の感想自体は、大声で述べる物でもない』という信念もある。その兄さんの『自炊』の貧弱さに笑ったが、生活の中で『食の感想の優先順位』が低いだけかと。
  • 夏の魚

    最近 健康に気を使うようになり、最低でも週1回、できれば3回は魚をべるようにしている。 だいたいは大ぶり3切れのチリ産サーモン550円を買ってすぐ冷凍し、週の間に焼いてったり、刺身用のアジを買ってなめろうにしたりする位なのだが。 それらを買う魚屋で、今週は鱧が入っていた。 鱧。 京都の料亭などで供されることで有名だが、関東では空想上の存在とされる霊魚(ウソ)。 身に小骨が多いので、べるには細かい包丁をミリ単位で入れる「骨切り」という工程を入れねばならず、その事で更にハードルが高くなるのだが、その鱧はしっかり骨切りもされている。 もちろんべたことはないんで興味はそそられるが、1尾1300円という破格なお値段。 「いやさすがに・・・」と思ったが、どうしても「鱧、美味しいよねー」と言ってみたい。それに骨切りもされてるし。 「えいや」で買い求めると、店員のオジさんはビニール袋に長い身を無造

    夏の魚
    guldeen
    guldeen 2019/08/14
    増田文学・調理編。ふだんは買い慣れない食材をうっかり手にした後の、あの軽い『途方に暮れた』感とそれを粛々と解決していくプロセスは、随筆とよくマッチする。
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